【アラサー女子必見!】独身女性に保険は必要?

さて、今回のテーマは「独身女性に保険は必要か?」です。

私の元職場にも独身女性が多くいましたが、仕事もバリバリ出来て素敵な女性たちばかりです。

彼女たちは仕事とプライベートのメリハリを上手くつけていて、休日には好きなミュージシャンのライブに出かけたり美味しい物を食べにレストランへ行ったりと、独身の今を公私ともに楽しんでいます。

それでは、独身女性に保険は必要かどうかを決める前に、どのようなリスクがあるのかを確認してみたいと思います。

仕事が充実するアラサー世代のリスク

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30歳前後(いわゆるアラサー世代)になると、重要な仕事を任せられたり、後輩の指導にあたったりと仕事に充実感が出てきます。収入も増えてきて自分の好きな事に使えるお金も増えるのがこの頃です。

そして、それと同時に心や身体のメンテナンスも必要となるのがこの頃です。

仕事や対人関係から来るストレスの影響でホルモンバランスを崩したり、体調を崩したりする人もいるのではないでしょうか。

また、厚生労働省が発表している『平成23年患者調査』によると、20代と30代では子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣のう腫や乳がんのリスクが高まるとされています。

子宮筋腫や子宮内膜症は発症すると不妊や出産時のトラブルの原因に繋がりやすいため注意が必要です。

40代では子宮体がんや卵巣がんの発症リスクが高まります。また、乳がんの発症リスクが更に高くなりますので、出来れば毎年乳がん検診などを受診される事をお勧めします。

突然の病気やケガにどう備える?

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まずは治療費はどれくらいかかるのかをイメージしよう

「突然病気になったら・・・」なんて急に言われても、どのくらいのお金があればいいのかなんてわからないですよね?

「乳がんは恐い」「子宮がんは治療が大変だ」と保険屋さんに言われて恐くなったとしても、すぐにその言葉を鵜呑みにして保険に加入しようなんて考えないでくださいね。

まずは具体的にイメージするところから始めてみましょう。

以前の記事、【女性疾病にかかる治療費っていくら?】医療保険とがん保険の考え方でもお伝えしていますが、かかる病気によって治療にかかる金額や治療法(入院、通院)が異なります。

例えば、子宮内膜症でホルモン治療を月1回6ヶ月行った場合、60,000円の治療費がかかります。また初期の乳がんの場合、治療費は約80万円~130万円となっています。

治療費は公的医療保険制度でカバーする事が出来る

病気やケガ、特に女性特有の病気と聞くと必要以上に心配する人もいるかもしれませんが、治療費の全てを準備する必要があるかと言えばそうではありません。

例えば1ヶ月で治療費が100万円かかったとしても、それが健康保険の適用の治療法であれば3割負担で済みますし、高額療養費制度も利用出来ますから、実質自己負担額は約9万円ほどです。

食費や差額ベッド代などがかかったとしても金額は小さなものでしょうから、必要以上に心配する事はありません。

また、あなたが会社員の場合は更に健康保険組合からの補助もありますから(傷病手当金など)、入院などで仕事を長期間休むなどする場合でも不安は少なくなるはずです。

保険会社の言う事を鵜呑みにしない!

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保険会社は不安を煽ってくる!

元保険営業の私が言うのもなんですが、保険会社の言う事を鵜呑みにしてはいけませんよ!

保険会社の営業マンは病気のリスクや、女性特有のがんのリスクなど、こちらの不安をこれでもかと言うくらい煽ってきます。

「日本人の2人に1人が「がん」になる」とか「治療費はこれだけかかる」とか、キリがありません。

しかし、彼ら(彼女たち)は前述でもお伝えしているような公的医療保険制度の事などにはほとんど触れません。「かかる費用」ばかり強調して、「利用出来る公的補償」の説明をしない営業マンもいます。

「女性疾病」「ボーナス」と言う言葉に騙されない!

『本日限り!』『レディースデー』『10名様無料ご招待!』『限定5個!』など、私たちの周りにはなんとも甘い誘い文句が溢れています。

みなさん“限定”と言う言葉に弱いですよね。

ついつい「あ、今日逃すともう買えないかも!」「限定だから美味しいはず!」と、その言葉に乗っかってしまいます。。。

実はこの「限定」と言うものは保険にもあるんです。

それが「女性疾病」の保険です。

あなたは「女性疾病保険」「女性疾病特約」と言う言葉を聞いた事はありませんか?

女性疾病保険(特約)は、女性特有の病気になった場合に保険金や給付金が受け取れる保険です。

女性特有ですから「女性しか」加入出来ません。文字通り女性限定の保険なんです。

また、嬉しい事に(?)5年ごとにボーナスがもらえたり、祝い金がもらえたりするお得なプランもあるんです。

女性なら少しでもお得なほうがいいですよね。

しかも保険なら尚更「無駄なお金は使いたくないし、ボーナスがもらえて女性特有の病気もフォローしてくれる」なんて甘い言葉を言われたら、お得が好きな女性なら気持ちが傾いてしまうのではないでしょうか。

しかし、ここはちょっと冷静に考えてみましょう。

実はボーナスや祝い金は保険会社からもらえるお得なお金ではありません。通常の保険料に予めそのボーナス分の金額が上乗せされていますので、「自分で支払った金額が戻ってくる」だけなんです。

だったら最初からボーナスはいらないから、その分保険料を安くして!」ってなりませんか?

「女性疾病保険」はあって「男性疾病保険」はない?

女性疾病と言う言葉についてもそうです。

前の項目で、女性疾病にかかる費用についてお伝えしましたが、それと一緒に公的医療保障についても説明しました。

そこにもある通り、女性特有の病気にかかったとしても健康保険の適用の治療であれば高額療養費制度が利用出来ますので自己負担は少なく済みます。

もし既にあなたが医療保険に加入しているなら、女性疾病保険に追加で加入する必要はありません。

女性疾病保険に加入していないと、女性疾病が保障されないと言う訳ではありません

また、女性疾病保険はあっても「男性疾病保険」がないのはどうしてでしょうか?

答えは簡単です。「売れない」からです

男性特有の病気には前立腺がんや前立腺肥大などがありますが、高齢になってからかかる可能性が高く、特に若い男性には「男性特有の病気」と言っても心に響きません。

また、お金の事や自分の健康の事にしっかりと注意を払い、比較的前向きに保険を検討する女性に対して、男性は「保険なんて面倒臭い」「保険料支払うなら飲み会に使ったほうが有意義」など“いい加減”です(←ちょっと偏見入ってますかね)。

保険会社は当然、少しでも保険が売れる女性にアプローチしますよね。

これは保険だけに限った事じゃないかもしれません。世の中で流行るもののほとんどが「女性をターゲット」にしています。あなたも保険会社の言葉を鵜呑みにしてはいけませんよ。

 参考:元FPが教える、保険の見直し相談で騙されないための5つのポイント

独身女性に保険は必要か?~結論

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独身女性に保険は必要か?その結論を言いたいと思います。

預貯金がなければ医療保険は必要

病気やケガの治療をしても健康保険が使えれば自己負担額は少なく済みますが、それでも少なからずお金はかかります。

「自分は預貯金が少ないから病気になったら大変だ」と思うのであれば医療保険に加入しておく事をお勧めします。

プランにもよりますが、30代前後であれば5,000円前後で加入出来る医療保険が目安ではないでしょうか。

死亡保険よりも年金タイプを

独身女性に多額の死亡保険は必要ありません。自分の葬式代(300~500万円)くらいはあっても良いですが、それ以上の保障は借金でもしていない限り必要ありません。

それなら、自分の将来のために個人年金や積立保険のようにお金の貯まる保険を利用しましょう。

ただし、女性の場合は結婚や出産で仕事を辞める時の事も考えて、辞めてからでも支払いが可能な金額で始めましょう。

保険と同時に貯金グセをつけよう!

毎月決まった金額の貯金をしていない女性はこの際、貯金グセをつけましょう。

貯金グセをつけるためには「余ったら貯金」ではなく「貯金をして余った分を生活費」と、発想を逆にしてみましょう。

「余ったら貯金」では私もそうでしたが絶対にお金は余りません!!

預貯金の額が増えれば生活にも余裕が出てきますし、何よりお金の使い方がわかってきます。

緊急予備資金として、生活に必要のない金額で200万円ほど貯める事が出来たら医療保険の保障を減らしてもいいかもしれないですね。

貯金ぐせがつけば、結婚費用や住宅購入費など、将来自分が使えるお金の選択肢が拡がります。

万が一病気になっても貯金があれば安心して治療に臨めますし、完治後の生活の不安も少なくなるはずです。

いかがでしょうか、あなたが独身の女性でバリバリ働いて預貯金が少ないのであれば、最低限の医療保険には加入していたほうがいいかもしれませんね。

でも、保険会社のいいなりになって必要のない保険まで契約しないように気をつけてくださいね。

そして、あなたが本気で生命保険を選びたいなら、あなたが信頼できるFPを選ぶことができる『FPのチカラ』がお勧めです。

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もっと詳しく『FPのチカラ』について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

【参考記事】➡ 保険相談のクチコミランキングに変動!?これからは「FP完全指名型」の保険相談です!


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ライター紹介

takuya元ファイナンシャルプランナー

投稿者プロフィール

独立系のFPとして保険業界に15年以上、保険をはじめ資産運用や相続対策などのコンサルティングをしていました。
生命保険・損害保険どちらにも通ずる経験と情報で、わかりやすく解説します。
【専門分野】保険全般、防災・リスク管理

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