最近不調かも・・・と思う方は、もしかしたら、生活のリズムが乱れているかもしれません。
生活のリズムと言えば、概日リズムという言葉をご存知ですか?
人間も含めて生物は、地球の自転による24時間周期に、体温やホルモン分泌などを合わせて生活しています。
この24時間の周期のことを概日リズム(サーカディアンリズム)と言い・・・
健康的に生きるためには、概日リズムに合わせた生活が基本中の基本なんです。
「具体的にどんな生活か?」と言うと「日の出と共に起き、日の入りと共に寝床に入る」という生活リズムが、とても大切なんです。
しかし、現代社会において、夜でも明るく、深夜まで起きていたりするなど、なかなか地球の周期に合わせて、生活することは、難しいですよね。
そんな現代社会でも、効率よく概日リズムに合わせた人間本来の生活に合わせていくコツがあるんです。
体内時計をリセットして、不調を解消しましょう。
目次
不調の解消法!現代社会でも概日リズムに合わせた生活をするコツ
仕事も忙しく、つい夜遅くまで仕事をしていたりすると、概日リズムも乱れてきますよね。
地球の自転のリズムに合わせた生活するためには、食事と睡眠のタイミングがとても大切。
コツその1:消化の時間帯を有効に使う。
まずは、人間のカラダのリズムとして、重要なのは、消費の時間帯というのがあります。
消費の時間帯は、いつかと言うと、日の出からお昼の12時まで。
この消費の時間帯をいかに有効に使うかが大事なんです。
日の出から正午までの時間帯は、カラダに蓄積した食べ物や脂肪などを燃焼し、行動するのに最も効率がいい時間帯でもあるんです。
正午までの時間帯は、昨日まで食べたエネルギーを仕事や家事に使いましょう。食べ物の消化にエネルギーを使うよりも、消費の時間帯に活動する方が、カラダにもいいのです。
だからこそ、朝食抜きがおススメ!
「よ~し、今日も頑張るぞ」と張り切って、食べ過ぎてしまうと全エネルギーを消化に集中し、カラダの負担になりやすいので、一日3食から2食以下にしている方は、朝を抜くのがいいと思います。
そして、昼食または夕食は・・・
小食で、よく噛むことが大切なんです。
余談かもしれませんが・・・
消費の時間は、食べ物だけでなく、実は、仕事にとってもいいので、日の出の少し前に起きて、午前中のうちに仕事の大半を終わらせてしまうというのは、集中力もあり、生産性も高くなります。
そして、
日の出を眺めるって、とってもカラダにもココロにもいいんですよ!!
消費の時間帯である午前中を有効に使いたいものですね。
コツその2:起床時間は、日の出の時間がおススメ。
朝は、何時ごろ起きていますか?
睡眠時間については、色々説がありますが、朝起きる時間を統一するのがおススメです。そして、起きる時間を日の出の時間に合わせるとよいでしょう。
睡眠時間は、「必ず〇〇時間は確保する」とか「何時まで寝る」いうことも大切ですが、色々あり過ぎると悩んだり、挫折して習慣になりにくいですよね。
日の出の時間に合わせて、毎朝起きる習慣を通して、概日リズムを整えましょう。
太陽と共に生きよう。
コツその3:夜10時までにお腹を空っぽにして寝る
その反対に、夜の10時から真夜中の2時までは、代謝の時間帯なので、この時間帯は、食べ物の消化にエネルギーを使うとカラダの疲労を作りやすいので、深夜のらーめんなどは、よくないですよね。
この夜10時からの4時間は、食べ物などの消化を終わらせて、胃の中を空っぽにしておく必要があるんです。
食べ物の消化には、2~3時間、特に肉類は4~5時間かかるので、逆算すると、夕方6時、遅くても7時には食事を終わらせて、それ以降は固形物を胃に入れないという食生活が大切なんです。
食べものの消化にかかる時間
<胃>
胃の中に入った食べものは、胃液とまざって粥状になる。
食べものが胃に滞在する時間は、平均2~3時間。お肉や天ぷらなど脂肪分の多い食べものは4~5時間かかる。
<小腸>
小腸は、体の中で一番長い臓器で、のばすと全長6~7メートル。
内側の粘膜を広げるとテニスコート1面くらいになるといわれている。
胃から送られてきた消化物を、5~8時間かけて、さらに細かく分解し、水分と栄養分の80%を吸収する。<大腸>
大腸の長さは1.5メートルほど。15~20時間かけて、小腸で吸収されなかった水分を吸収。
繊維質などの残りカスは、徐々に固形化されて便となる。
特に美容を気になさる方は、夜の10時から2時までの4時間は、お腹を空っぽの状態にして、ぐっすり眠るということは、お肌にも大切な習慣ですよ。
深夜、寝る間際まで食事をする・・・という方は、ご注意くださいね。
オキテ破りの裏技
そうは言っても、仕事の都合や生活のスタイルによって、日の出の時間に起きられない人もいますよね。
むしろ日の出の時間に家に帰ってくるなど、諸事情がある人もいると思います。
その方は、裏技として、日の出の時間に真水を飲むというのがおススメです。
真水を飲むことで、体がリセットされやすくなります。
真水を飲んだ後に、二度寝をしても、オッケー。
理想は、そのまま起きて活動するのがいいですが、毎朝同じ時間帯に真水を飲むことで、地球の自転に一致されやすくなるんです。時間が不規則で、お通じの時間もばらばらという方には、特におススメです。
日の出の時間を調べて、その時間、目覚ましをセット
真水を飲んだら、二度寝の時間に、お腹がぐるぐる活性化してくるのが分かるでしょう。
寝ている間、1リットルくらいは汗をかいたり、水分が蒸発しています。
二度寝する方も、そのまま起きて行動する方も、日の出の時間帯に、500ミリくらいは水分補給してください。
最後に・・・
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
夜の10時から深夜2時までの間、胃の中を空っぽにして寝る。
そして、太陽と共に起きて水を飲むことで、リズムが整えってくるでしょう。
他にも色々ありますが、今回は、特に大切なことをまとめてみました。よかったら今日から早速、実践してみてください。概日リズムに生活を合わせて、心身ともに充実した日となりますように。
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