梅雨の時期になるとむくみが出て困るという方はいませんか。私は梅雨の時期が大の苦手です。湿度が高くなるとだるいし、身体は重いし、やる気も出ないという三重苦です。
東洋医学でいうところの「湿邪(しつじゃ)」という体質のようで、身体に水分を溜め込みやすくなってしまうんです。
でもこんな時こそアロマが活躍してくれます!梅雨の時期のむくみに良いアロマをご紹介しますね。
目次
むくみにオススメのアロマはこれ!
身体の巡りを良くしてくれるアロマは色々ありますが、中でも特にむくみに良いアロマを3つご紹介します。
シダー
シダーというと名前にはあまり馴染みがないかも知れませんが、ヒノキというと分かると思います。シダーはヒノキ科の大きな樹なのですが、まるでヒノキのような香り。お風呂に入れるとヒノキ風呂のようになってリラックス効果も高い精油です。
シダーはリンパの流れを良くする働きがあるので、むくみには最適なアロマ。特にふくらはぎがむくみやすい方におすすめです。
シダーの他の効能についてはこちらの記事もご覧ください。
ジュニパーベリー
ジュニパーベリーはお酒のジンの香りづけにも使われています。お酒を飲む人は、嗅いで見ると「あ〜」とわかるかもしれません。針葉樹特有のクリアなスッキリとした香りです。
ジュニパーは体液のバランスを取ってくれるアロマです。余分な水分を溜め込みやすい体質の方におすすめで、全身のデトックスにも良い効果を発揮してくれます。
ジュニパーの他の効能についてはこちらの記事もご覧ください。
サイプレス
サイプレスは「イトスギ」とも呼ばれる高木で、森林浴をしているような、フレッシュな香りです。これもリンパの滞りをスッキリさせるアロマなので、むくみにおすすめなのです。
サイプレスの他の効能についてはこちらの記事もご覧ください。
むくみを取るアロマの使い方
マッサージは身体が温まっている時に行うと効果的なので、お風呂上がりにやるといいですよ。
もしくは寝る前にマッサージをすると、翌朝むくみもすっきり!むくみが気になる人は是非試してみてくださいね。
基本のマッサージオイルの作り方
アロマは原液のままでは使えませんので、必ず薄めて使います。マッサージに使うには、植物オイルで薄めて使ってみましょう。
<基本の材料>
- ホホバオイルなど 小さじ1
- 好みの精油 2滴
オイルは美容に良いといわれるアルガンオイル、保湿効果も高いオリーブオイルやマカダミアナッツオイルもおすすめです。
マッサージに使うオイルをキャリアオイルといいますが、どのオイルにどのような効果があるのかはこちらの記事を参考にしてみてください。
ふくらはぎのマッサージ
オイルを手に取って、ふくらはぎ全体に塗ります。足首の方から膝に向かって、下から上にさするようにしてマッサージします。
最後に膝の後ろのリンパ節をクルクルマッサージして終了です。
足裏のマッサージ
足の裏にマッサージオイルを塗り、全体を揉むようにしてマッサージしましょう。足の裏は身体の部位と対応しています。
おおまかにいうと足の指の方が頭、土踏まずの辺りが胃腸、かかとの当たりが腰回り。痛みがあるところやグリグリしたところがあると、そこに老廃物がたまっていますから、丁寧にマッサージしてください。
足裏をマッサージすると全身の巡りが良くなるので、身体もスッキリするし、疲れも取れますよ。
水分や塩分の摂り過ぎにも注意しましょう
ダイエットのためにも美容のためにも水分を摂ることはとても大切なのですが、水分を溜め込みやすい時期に「摂り過ぎ」は良くありません。
特に暑いからといって冷たいものばかり摂っていると胃腸を冷やしますから、余計に身体の巡りが悪くなってむくみやすくなります。
水分を摂る時は常温、もしくは温かいものの方がおすすめ!できれば体温より温かいものを摂ってください。
また、塩分の摂り過ぎもむくみのもと。味の濃いものやしょっぱいものが好きな人は注意が必要ですよ。
体内の塩分濃度が上がると、それを薄めるために水分を溜め込もうとするんです。それがむくみの原因になります。
食生活にも気を配るとともに、むくんでるかな?と思ったらアロマを使ってマッサージをしてみてください!