ジュニパーベリーは針葉樹特有のスッキリした香りで、女性にはとても人気のある香りです。むくみにもいいですし、お肌をスッキリ引き締める効果も。
ジュニパーベリーの効果効能や使い方についてご紹介します。
目次
ジュニパーベリーの効果効能
ジュニパーベリー、またはジュニパーという名称で売られていますが、どちらも効能、香りともに大して変わりません。どちらを購入してもいいと思います。
精油のプロフィール
- 科名:ヒノキ科
- 学名:Juniperus communis
- 抽出部位:実つき小枝
- 抽出法:水蒸気蒸留法
主な作用
- 抗炎症作用
- 抗菌作用
- 抗炎症作用
- 利尿作用
- 発汗作用
- 浄化作用
- 鎮痛作用
- 鎮痙攣(ちんけいれん)作用:痛みによる筋肉の収縮を和らげる作用
- 自律神経調整作用
- 抗リウマチ作用
適用例
- 関節炎
- リウマチ
- むくみ
- 肌の浄化
- ニキビ
心への作用
ジュニパーベリーには浄化作用があるので、頭が煮詰まっている時や気持ちに滞りを感じる時など、神経を刺激して強化し、気持ちをスッキリクリアにする働きがあります。
身体への作用
ジュニパーベリーは利尿作用に優れていると思います。身体の体液のバランスを取るので、むくみの予防に効果的です。
肌への作用
肌を引き締めて、スッキリさっぱり整える効果があるので、脂性肌やニキビが出来やすい人におすすめです。
ジュニパーベリーの使い方・楽しみ方
ジュニパーベリーは香りを楽しむだけでなく、スキンケアなどにも使える便利なアロマです。
トーニングローションとして
ジュニパーベリーには保湿効果はあまり期待できないので、収れん化粧水として使うといいですよ。
<材料>
- グリセリンまたは無水エタノール 5ml
- ジュニパー精油 10滴
- ローズマリー精油 10滴
- 精製水 95ml
<作り方>
- ボトルにグリセリンを入れてから精油を入れてよく混ぜます。
- それから精製水を入れてさらによく混ぜてください。
通常の化粧水+乳液のお手入れの後に、ジュニパーベリーの収れん化粧水でパッティングをすると毛穴を引き締めてお肌をスッキリさせてくれますよ。
リフレクソロジーに
むくみを予防するなら、ふくらはぎのマッサージなどにもおすすめなのですが、私は足の裏をマッサージした時にすごくトイレが近くなると感じているので、たまには足裏のマッサージ(リフレクソロジー)はいかがでしょうか。
<材料>
- ホホバオイル 小さじ1
- ジュニパー精油 1滴
- レモングラス精油 1滴
これをよく混ぜて足の裏に塗り、丁寧にマッサージしてみてください。余ったオイルは足首やふくらはぎにも伸ばして、膝裏に向かってマッサージしましょう。
余分な水分が排出されるのでむくみがスッキリします。
空気の浄化スプレー
このクリアな香りは、本当に気分をスッキリさせてくれるので、リフレッシュしたい時におすすめです。柑橘系だけでもさわやかな香りですが、ジュニパーベリーを加えるとさらにクリアな香りに。
集中力を高めたい時にもいいですし、空気を浄化したい時にはとてもおすすめのスプレーです。
<材料>
- 無水エタノール 5ml
- ジュニパーベリー精油 10滴
- レモン精油 5滴
- 精製水 95ml
<作り方>
- スプレーボトルに無水エタノールを入れて精油を加えます。
- よく混ぜたら精製水を加えます。
精油は水には溶けないので順序を間違えないように!
気の流れをなめらかにするレモンと合わせてみました。レモンは精油にほんのり黄色い色がついていることもあるので、お部屋でスプレーする時は白いカーテンなどに直接スプレーしないように気をつけてくださいね。
アロマのスプレーは他にもたくさんあります。詳しいことはこちらの記事も是非参考に!
>「簡単手作りアロマスプレー13選!効果別アロマスプレーの作り方」