そろそろ我が家でも子供たちをどこの小学校に通わせようかと、夫と具体的に相談をする時期に来ています。
近くの公立にするか、ちょっと遠いけど施設や先生たちの環境が充実している私立にするか(決して公立が悪いわけじゃないですよ)悩みどころです。
公立と私立ではかかるお金が違います。正直ココが一番の悩みどころですよね。私自身の確認の意味も込めて(苦笑)、子供の教育費についてまとめてみたいと思います。
目次
幼稚園から高校までにかかる教育費の目安はどれくらい?
幼稚園から異なる公立と私立での教育費
幼稚園から高校までにかかる教育費は一体どれくらいでしょうか。
文部科学省「子どもの学習費調査(平成20年度)」によれば、幼稚園から高校まで「オール公立」の場合で約500万円、「オール私立」の場合で約1660万円と、私立が公立と比べて3倍以上もかかる事がわかります。
※学校教育費、学校給食費、学校外活動費を含めた金額となっています
この金額を見てもらいますと、「オール私立」の場合、高校までですでに約1500万円以上かかる事がわかります。『子供1人当たり1000万円』なんて簡単に超えていく事がわかります。
教育費用の世帯年収に対する割合
日本政策金融公庫の発表している「教育費負担の実態調査結果(国の教育ローン利用勤務者世帯)平成22年度」によると、教育費用の世帯年収に占める割合が40%以上の世帯が32.5%と最も高く、世帯年収を階層別に見てみると、年収が低い世帯ほど教育費の負担が重くなっている事もわかっています。
どうやって教育費を捻出する?
結婚をして子供が生まれると、それまでは自分のために使っていたお金が自然と子供中心のお金の使い方にシフトしていきます。教育費はその最たるものですよね。
日本政策金融公庫の発表している先のデータによると、教育費の捻出方法の第1位は「教育費以外の支出を削っている」いわゆる節約で62.4%でした。次いで53.3%で「奨学金を受け取っている」、「子供がアルバイトをしている」40.3%、「預貯金や保険を切り崩す」27.2%、「残業やパートを増やす」19.5%でした。
その中でも、1位の節約に関しては旅行やレジャー費、外食費や小遣いを減らすと言うものが多く、子供のために親が我慢すると言う構図が見えてきます。まあ、当然と言っちゃあ当然なんですかね。出来れば「夫の給料が増えて欲しい」が一番の願望ですが(笑)。
学習塾の費用もばかにならない
学校の費用だけでは終わらないのがツライところです。
学習塾に対する支出の年間平均額を見てみると、公立幼稚園で約5.4万円、私立は約10.8万円。公立小学校で約13.2万円、私立で約31.0万円。公立中学校で約25.7万円、私立で約23.7万円。公立高校で約21.7万円、私立で約23.6万円となっています。
※文部科学省「子どもの学習費調査」平成20年度より
これを見ると、公立と私立の差があるのは小学校までで、中学校からはそこまで変わらない事もわかります。不思議なものですね。
大学にかかるお金はどれくらい?
大学にかかる教育費の総額
さて、高校までで結構な金額が出て行ってしまいました(あくまで頭の中でのシミュレーションですが)。もう汗ダクダクです。オール私立なら我が家も火の車状態です。では、大学では更にどれくらいかかるのでしょうか?
それぞれの内訳を記載してみました。
私立医歯科系はダントツの金額ですね。我が家ではひっくり返っても出せない金額です(泣)
教育費をサポートする貸付制度
教育ローンは公的機関や金融機関で取り扱っていて、内容は様々です。
利用出来るものがあるかどうか確認してみるのも教育費を捻出するためのひとつの手段ですね。
日本学生支援機構の奨学金
第一種奨学金と第二種奨学金に分かれていて、学力の基準や世帯年収によって無利息かどうかや、貸付限度額が決まっています。
日本政策金融公庫の「国の教育ローン」
融資対象となる学校に入学・在学する生徒の保護者で、子供の人数に応じた年間収入額が上限を超えない場合に利用出来ます。
※上記内容は変更されている場合があります。実際に利用する場合は各機関に確認してください
いかがでしたか?子供ってお金かかりますよね。
でも可愛い我が子のためですから、頑張らないといけませんよね!パパ頑張れ!
結局、我が家ではパパに頑張ってもらう事になりそうです(笑)