「生命保険の資料請求」をしたことがある人はどのくらいいるでしょうか?
以前、保険の加入・見直しをするなら、まずは「資料請求」そして「保険相談」と言う順番が理想。でも「資料請求のメリット」をお伝えしました。
しかし、実はこの資料請求には重要なポイントが3つあったんです。
今日は、この資料請求をする上で重要な3つのポイントを踏まえながら、プロのFPが教える本当に正しい生命保険の資料請求の仕方を、あなただけに「こっそり」レクチャーしたいと思います。
目次
ポイント1. キャンペーンやプレゼント
「タダ(無料)より高いものはない!」
昔からよく聞いたことがある、耳の痛い言葉ですね。そして、「タダ」のうえにキャンペーンやプレゼントまで、生命保険の資料請求をするだけでいただけてしまうんです。
どんなものがいただけるのか、簡単にまとめてみました。
- 500円相当の図書カード
- ハーゲンダッツミニカップ10個分のギフト券
- パナソニックの会員500コイン
- 「楽天」500ポイント
- マックカード500円分
これらのプレゼントが、生命保険の資料請求をするだけでもらえるんです。
プレゼントと引き換えになっている、あなたの個人情報
マイナンバー導入で話題にも上がっている「個人情報」ですが、このようにプレゼントをもらったりキャンペーンに応募することで、入力した個人情報を「500円」で提供したことになります。
そして、次の日からひっきりなしにかかってくる営業の電話、送られてくるメールの量にも驚くことになります。
もちろん、必要な電話やメールには対応しましょう。自分の興味のあった生命保険会社からの電話やメールであればいいかもしれません。
しかし、興味のないところからも、一度断ったにも関わらず、定期的に連絡が来ると言うことも覚えておきましょう。
個人情報の漏えいの問題
日本IBMの調査によると、2014年に世界で起こった情報漏えいの件数は10億件を突破したと伝えています。
この中には、うっかりや事故によって流出したものもあれば、ハッカーなどによって故意に情報が抜き出されたものもあります。
このように、何となく「プレゼントに釣られて」入力したあなたの名前や住所・電話番号・生年月日などの個人情報も流出する危険性もあることを覚えておきましょう。
資料請求をする会社を最低限に絞って、できるだけ個人情報の提供を少なくすることに努めましょう。
ポイント2. 一括請求
生命保険の資料請求を「一括で請求する」ことは、1社1社見積もりやパンフレットを請求する手間が省けると言う意味では効率的です。
そして、生命保険を比較検討すると言う意味でも、数多くの商品を実際に見て内容をじっくり検討すると言う意味でも理にかなっています。
しかし、覚えておいたほうがいいこともあります。
資料は一括請求できても取り扱う代理店は複数の場合がある
資料請求をする側は、自分の個人情報の入力を1回行えばすむので、なんとなく相手は「1つの会社」かと思いがちですが、実はそうではありません。
この一括資料請求は、いくつもの会社が中に入って運営しているんです。
- 「生命保険の一括資料請求」の広告を出している代表会社
- 資料を送付する保険代理店(取り扱う保険会社により送付する資料が異なる)
- そのため、10社の資料請求をした場合、少なくても2つ以上の保険代理店が資料を送付する
ここから言えることは、生命保険の一括資料請求をすれば、その後必ず2つ以上の保険代理店からのアプローチがあると言うことです。
保険代理店からのアプローチとはどんなものでしょうか?一般的には以下のようなアプローチを受けることになります。
- 登録した電話番号に、保険の検討をした結果どうだったかの確認がある
- さらにお勧めの保険があるなどの情報提供
- 保険相談を受けるかどうかの確認
- 数ヶ月ごとに、興味があるかどうかの確認
普通の人なら、資料請求しただけなのに、「こんなにアプローチされるのは嫌だ」と思うかもしれません。
ただ、無料で資料を送ってもらえるのには理由があります。このように「次に繋がる」可能性を保険代理店は探したいんです。
しかし、資料請求をしたからと言って必ず生命保険に加入しないといけないと言うことはりません。必要ないなら断ればいいんです。
「保険はもう加入し直しました」などと、明確にお断りすればしつこくアプローチされることもないでしょう。
故意に架空の個人情報を入力しない
「保険代理店からのアプローチは必要ないけど、資料は欲しい」と思っても、架空の個人情報を入力することはやめましょう。
もちろん、架空の住所や名前でしたら資料はあなたの手元に届きませんし、架空の生年月日を入力したら正確な保険料の試算もできません。
さらに注意しないといけないのは、個人情報を入力して最後の「確認して資料請求する」ボタンを押す前に必ずある利用規約です。
この利用規約には、「架空の個人情報の入力を禁止」している文言があります。にも関わらず、架空の個人情報を入力して資料を取り寄せようとする行為は詐欺行為として犯罪となります。
ポイント3. アフィリエイト
アフィリエイトとは、文章の中やサイトの脇に広告を出して、その広告からその商品を購入されると、サイト運営者が購入代金の一部や広告主から謝礼金を受け取ることができるビジネスモデルです。
当サイトでは、保険相談の紹介や資料請求の紹介をこのアフィリエイトで行っています。
このアフィリエイトで注意するポイントは、商品を紹介しているサイト運営者が信用できるかどうかです。
そのサイト運営者が信用できるかどうか、これは難しい選択かもしれませんが、しかしこれを見誤ると必要のない物にまで手を出してしまったり、大切なお金や時間を浪費してしまうことになります。
信用できるかどうかの基準は、実はどの種類のサイトにも共通していることです。これは生命保険じゃなくても美容のサイトでもFXのサイトでもどんなサイトにも共通していることです。
その大事なポイントは、たったの2つです。
- サイト内の情報量が豊富かどうか
→ その記事以外にも、専門的な内容や周辺知識などの特化した記事が最低でも50記事以上あると、サイト運営者の本気度が見えます。
- サイト運営者の「顔」が見えるかどうか
→ 「顔」と言っても、本当に顔を出しているかどうかではなく(もちろん出しているにこしたことはありませんが)、サイト運営者の情報が詳しく記載されているかです。その情報を発信する理由、もっと言えばそのサイトを作った意図など、あなたにそれをお勧めする動機がしっかりと見えると、ただ単に「アフィリエイトの報酬が高いから」と言う理由だけで広告を掲載しているのではないなと判断できるはずです。
この2つだけを覚えておけば、怪しい誘導サイトに引っ掛かることもなくなるでしょう。
今は検索エンジンで「生命保険 資料請求」と検索しても、上位に来るサイトが100%信用できるかと言ったら、必ずしもそうではありません。
しっかりと自分で見極める「目」を持つことが必要です。
当サイトがお勧めする資料請求とは?
当サイト(プロのFPが監修しています)が責任をもってお勧めする資料請求サイトのポイントは大きく2つです。
- 国内、外資系、損保系、ネット系、共済と幅広く資料請求ができること。
- 10社以上の保険会社の資料が請求できること。
以上の2つです。それでは、個別に解説していきます。
1. なぜ幅広く資料請求することが必要なのか?
国内、外資系、損保系、ネット系、共済と幅広く資料請求できることは重要なポイントです。
なぜなら、各分野それぞれチカラを入れているポイントが違うからです。
外資系なら掛け捨てタイプで最先端の保険、ネット系なら保険料を抑えたプランが、共済なら割戻金があるなど、それぞれに特長があります。
あなたの性別・年齢で、各分野でまったく違うプランが提示されるでしょう。その全く違ったプランを各分野ごとに2社、合計で10社あれば総合的に比較ができると言う訳です。
2. なぜ10社以上の資料請求が必要なのか?
これは、今お伝えしたものと重複するので簡単にお伝えしますが、特定の保険会社の資料しか検討材料がないと一番大切な比較ができません。
比較検討するには、同じ分野の中でも2つ以上、そして違う分野でも比較して合計で10社は必要になります。
当サイトがお勧めする資料請求はこちらです。
お待たせいたしました。
長く解説してきましたが、以上のような観点から、当サイト(監修しているのはプロのFPです)が絶対的にお勧めする、生命保険の資料請求サイトはこちらです。
請求した資料に目を通し、しっかりと比較検討をしてあなたにぴったりな生命保険を選んでください。
もし、比較検討した結果、どれを選べばいいか決めかねるような場合は、無理をして自分だけで結論を焦らずに、プロのFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみるのもいいでしょう。
信頼できるFPをあなた自身が選ぶことができるサービス『FPのチカラ』についてまとめた記事もありますので、詳しくはそちらをご覧ください。