「朝からしっかり1日3食摂らないと1日もたない」
なんて思っていませんか?
実は、「1日3食は、明らかに食べ過ぎ」
なんです。
内臓調整療法療法師として、なぜ1日2食まで
をおススメするのか?解説していきます。
目次
1日3食は食べ過ぎ?! 1日2食までがおススメ
実は、1日3食にすると胃が休まらないんです。
空腹の時間は、カラダの修復タイム!!
胃が胃酸で溶けないのは、胃が空っぽになった時、
修復作業をしてくれているからなんです。
食べ物を胃で消化が終わり、胃が空っぽになるのには、
4~6時間、特に肉類は6~8時間くらいかかります。
胃酸でベタベタになった胃の壁を洗い流して、
胃の粘膜を整えるためには、約2時間ほどかかります。
つまり、通常の食事では、消化プラス2時間かかると
すれば、6~8時間、お肉を食べた後は、8~10時間
かかる計算になります。
つまり、1日3食以上食事をしている方は、
胃を休めたり、修復する時間がないということになるんです。
修復作業が終わり、「次の食事をしてもいいよ」
という合図が、お腹がグーっと教えてくれているんです。
つまり、「お腹がグーっとなるまで、食事は待っててね」
ということなんです。
お腹がグーっとなる前に、次の食事していませんか?
お腹の修復時間確保のため、1日2食までに抑えましょう。
頂いたお菓子など間食は、いいんでしょ?
もちろん、間食もダメですよ。
一口のお菓子を食べた瞬間、胃酸を出し始めて
修復作業を中断せざるを得なくなってしまうので・・・
空腹になるとイライラしたり気持ちが悪くなる人へ
ウソの空腹感
「お腹がすくとイライラしたり、気持ちが悪くなるので、
小腹が空いたとき用に食べ物持ち歩いている」
という方もいらっしゃいますよね。
そういう方は、糖質中毒に注意をしてください。
「ウソの空腹感」というのが
あるのをご存知ですか?
本当はお腹がすいていないのに、
脳が「お腹すいた」と判断してしまうこと
があるんです。
それは、脳が糖質を求めて、
お腹が空いていないのに、
「何だか無性に食べたくなってしまう」
ということもあるので、普段炭水化物ばかりの
食事になっていたり、甘い物が大好きな方は、
注意してくださいね。
すい臓の疲労
また、お腹がすくと胃のあたりがキリキリして
気持ちが悪くなる方はいませんか?
満腹で胃が持たれる方は、胃の疲れかもしれませんが、
お腹が空いている時に、胃がもたれた感じがする方は、
胃が疲れているよりも、すい臓の方が疲れている
かもしれません。
おヘソの左側を押すと痛かったり、違和感があったり、
右肩がこるなんてことはありませんか?
そういう方は、食べ過ぎや飲み過ぎ
もしくは、脂質の摂り過ぎに注意してください。
上手に糖質制限の食事を心がけ、
「食べないと力がでない」という思い込みを
解消すれば、1日2食でも充分足りるようになるでしょう。
完璧を目指さない
「絶対に1日2食までにする」「今後1日1食にする」
などと完璧を目指さないことがコツです。
カラダを使って、本当にお腹がすいたり、
社会生活を営む上で、食事に誘われたりも
することもありますよね。
そんな時は・・・
「今日はランチと夜の会合があるから、朝は抜くか」
といったように
ある程度柔軟な姿勢でいた方が、ストレスもたまらず、
長続きしやすいですよ。
3食から2食、または1食に
見直す際の注意点
くれぐれも、
「1食減らしたんだから、その分、いっぱい食べなくっちゃ」
なんて思わないでくださいね。
1食減らしたとしても、
1回の食事につき腹八分目がおススメです。
何を食べるかが、自分のカラダを作ると
日頃から意識して欲しい。
できれば、小麦粉を使った
らーめんやパスタ、パンなどは、趣味として
月に1回か2回程度に抑えてください。
小麦に含まれるグルテンは、思った以上に
腸の負担になりやすいものです。
どうしても食べたい時は、
小麦粉を米粉に代用するとよいでしょう。
朝食を抜くのがおススメ
特に朝食を抜くのがおススメです。
実は、カラダにとって朝は排せつするための
大事な時間帯なのです。大事な儀式があるんです。
朝食を摂って、消化にエネルギーを費やすと
排せつに全エネルギーを集中することができません。
便秘がちで腰がつらいという方は、朝食をしっかり
摂って、食べ過ぎの方が多いようです。
食べ過ぎは、便秘の元!!
「朝からしっかり食物繊維摂らなくっちゃ」と
カラダが起きていないのに、眠気眼で、
無理やり大盛りの野菜を食べたり、
スムージーなどで、カラダに流しこむことは、
あまりおススメできません。
朝食を抜いた分、しっかり真水で水分補給
してくださいね。
最後に・・・
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
1日3食お腹いっぱいになるまで食事をしてきた方には、
少しびっくりされる内容だったかもしれません。
大事なのは、食事の回数と糖質制限です。
一部、あえて摂って欲しい糖質もありますが、
そのお話は、別の記事で解説していきます。
1日3食摂りたくなってしまうのは、糖質や食品添加物に
慣れてしまっていたり、「人は1日3食、摂るものだ」
という思い込みによるものかもしれません。
食事の回数を減らした分、
何を食べるかが自分のカラダを作ると
自分の食べ物に責任を持ちましょう。
3食「安くてお腹がいっぱいになればいいや」
から
2~1食「栄養価が高く、カラダによいものを少量で」
少しでも、食事と向き合い、あなたの健康に少しでも
貢献できたら嬉しいです。
~免責事項~
検証を重ねながら、最新・正確な情報をお届けするため、常に表現方法など配慮し、バージョンアップしていきます。しかし、医学的証明が得られない情報もございますし、すべての方に効果があるものはこの世に存在しませんので、医師とよく相談した上で、最終的なご判断はご自身で行って下さい。万が一、あなた様に不利益な事がございましても、当方は責任を負いかねますので、予めご了承下さいませ。