皆様、こんばんは!
関東地方は梅雨入りしました。
ほぼ平年並みですね。
これからの季節は雨降りの事も多く外へ出るのが億劫にもなりそうな時期です。
しかし、雨降りの時期にこそ「物件探し」には適している時だと思いますし、
雨が降っている時だからこそ下見や内見がお勧めできます。
その理由は…
1.雨の日だからこそわかる「周辺の水はけ」
ゲリラ豪雨など以外の通常の雨の日に道路に大きな水が溜まりやすい場所(通行に支障が出る場所)は避けたいものです。
通勤・通学の際に大きな水たまりがたくさんできるような場所で足元が濡れてしまっては気分も良くありません。
それだけではなく通行に支障が出るほどの水たまりが出来るという事は「排水能力が欠けている可能性がある」という事です。
2.雨の日だからわかる「交通状況」
雨の日に通勤・通学でご家族の方が駅や学校までマイカーで送っていく場合があります。
その際に交通渋滞が起きやすくなると通勤・通学時間が見えなくなってしまう場合があり、
焦りも出て事故に繋がる可能性も出てきます。
迂回道があるのかも事前確認ができ迂回道が混まないのかも確認できるのが「下見」です。
それ以外に「道路幅」も雨の日だからわかる点があります。
それは歩道と車道の関係です。
なるべく端を歩いていても排水が良くない場合は自動車の水はねの可能性もあるので自らの対応がどのようにしたらよいかわかります。
3.雨の日だからわかる「敷地内の水たまり」
上記1と同様水たまりは雨の日だからわかることで、
敷地内に水が溜まりやすくなるという事は配管にゴミが詰まっていたりする場合もあります。
それを事前に知っておくことで「こんなはずではなかった」が回避できる事もありますし、
あまりにも排水が良くない場合は虫が発生しやすい環境になりますので事前対策を考える手立てになります。
4.雨の日だからわかる「結露」「湿気」
湿気や結露はカビの原因となり健康にも建物にも支障をきたします。
雨の日に現場を見る事で引っ越した後にどのような対策を取ったらよいか事前に見えてくる事があります。
5.雨の日だからわかる「音」
雨の日とは限りませんが、低気圧が近づいている時は電車や自動車、鐘の音等外の「音」がよく聞こえるという現象があります。
その理由は上空の気温が地上付近より高くなっているからです。
音は気温が上昇するほど速く、また気温の低い方へ屈折して伝わる性質を持っています。
通常ならば空中で散ってしまう音も風が穏やかで上記のような原因がある場合は遠くまで音が聞こえる現象が発生します。
だからこそ雨の日は室内で音を確かめる良い機会になります。
「雨が降って良かった」と前向きに気持ちを切り替えて物件・周辺環境を見に行きませんか?