一人暮らしの賃貸物件では、お風呂とトイレが一緒になった物件が多いですね。実家のお風呂と違うため、いざ使うとなるとどうやって使ったらいいのかわからないという人もいます。
たしかにものがごちゃごちゃになると狭く感じてしまいます。
今回は狭いユニットバスでも快適に使える方法をご紹介します。わずかな空間でも有効利用しましょう。
目次
3点ユニットバスはなぜ人気がない?
まず、ユニットバスというと、「お風呂にトイレがついている」ものだと思っている人が多いのですが、実は違います。
ユニットバスとは、壁と天井、床が一帯になっているお風呂という意味の言葉。
お風呂に洗面台がついているものを2点ユニットバス、トイレがつくと3点ユニットバスと呼びます。
ユニットバスはあまり人気がありませんが、それはやはり狭いからでしょう。
お風呂に入るとトイレが濡れてしまうとか、着替える場所がないとかですね。
でも、ユニットバスの物件は、バストイレ別の物件と比べると賃料が1〜2万円安いのも利点のひとつです。
工夫すれば狭いユニットバスでも快適に使うことは出来るので、デメリットばかりではありません。
狭いユニットバスを快適に使う方法
ちょっとした工夫で狭い空間も有効利用できる方法をご紹介します。
明るい色のシャワーカーテンで広く見せる
シャワーカーテンは白っぽい色や明るい色を使うのがおすすめ。狭いユニットバスでも圧迫感がなく、広く見せる効果があります。
いっそのことシャワーカーテンを使わない
浴室を広くしたいため、あえてシャワーカーテンを使っていない人もいます。
たしかに床は濡れてしまいますが、トイレの蓋は閉めておけばいいですし、ビニール製のサンダルなどをおいておけば多少濡れても気にならないでしょう。
シャンプーラックをシャワーにかける
狭いとシャンプーなどを置く場所もなかなか取れません。そこで、シャワーフックにかけるタイプのラックを使えば、少しでも空間を有効利用できます。
オシャレなディスペンサーを使う
ボディソープやシャンプーなどは、買ってきたボトルのまま使わないで、オシャレなディスペンサーに移し替えてみましょう。
それだけでも浴室の雰囲気ががらっと変わります。
床を工夫する
少しでも自分好みの快適な空間を作るために、床を工夫している人もいます。
床に玉砂利を引いたり、すのこを敷いてみると、湿気もたまりにくくなりますし、見た目おしゃれですね。
ただし砂利を引く場合は床を傷つけないように気をつけてください。
カビの予防対策
ユニットバスは湿気がこもりやすく、カビが生えやすいのが難点です。
そこで、お風呂を済ませたら軽くバスタブを洗い、冷たいシャワーをかけておきましょう。
その上で換気扇を1日中回しておけばカビを防ぐことが出来ます。
狭いユニットバスでも便利なグッズ
狭い空間を有効利用したり、見た目にも楽しくなるようなグッズを使って、ユニットバスを快適な場所にしましょう。
珪藻土マット
足拭きマットはタオル地のマットを使っている人が多いと思います。でもお風呂の後に使って浴室においたままにしておくとなかなか乾きません。
そんな時は珪藻土マットがおすすめ。いつでもさらっとした感触で使うことが出来るマットです。
フェイクグリーン
100均で売っているような小さなフェイクグリーンも、いくつかまとめて置いておくと可愛いものです。
本物のグリーンだとお世話が大変ですがフェイクなら飾るだけ。
洗面所の脇やと入れタンクの上などに飾っておくと浴室の中が明るくなります。
タオルバーシェルフ
タオルバーの上から差し込むだけのシェルフもあります。タオルバーの上がちょっとした収納スペースになるので便利です。
突っ張りコーナーラック
浴室の角の空間も有効利用しましょう。コーナーに設置できる突っ張りラックを使うと、天井までの空間が使えるので、たっぷり収納できます。
ユニットバスを快適な空間に作り替えよう
DIYが得意な人は、ワイヤーラックなどを工夫してものを置く場所を作ったり、バスルームでも貼れるステッカーなどで壁を飾るなど、色々と工夫が出来ると思います。
狭いと人気がないユニットバスですが、楽しみ方はその人次第。自分なりの空間作りを楽しんでみてください。