部屋の中にいると気がつきにくいのですが、1日外出して帰ってきたら、玄関に入った瞬間に「臭い」と思ったことはありませんか?
臭いのする部屋に帰るのもイヤですし、こんなに臭いがしていたら友人を家に呼ぶことも出来ません。
部屋の臭いを消すにはどうすればいいか、一瞬で消してスッキリする方法をご紹介します。
目次
すぐに出来る部屋の臭いを消す方法10選
臭いがついている、と気がついたらすぐにでも対策を!染み付くと取れなくなってしまうこともあるので、早い対処が必要です。
1.窓を開けて換気をする
まず一番最初にしたいことは換気です。窓を開けて、空気が循環するようにします。
窓を開けている時間は10分程度でOKです。
窓は1つだけ開けるのではなく、部屋の反対側にある窓2カ所か、対角線上にある窓を開けると空気の通り道が出来ます。
開けた窓のところに扇風機を置いて空気を循環させるとさらに効果的です。
2.布製品には重曹スプレー
カーテンやソファ、子どものいるお家だとぬいぐるみなどの布製品にはとても臭いが染み付きやすいのです。
洗濯できるものならいいのですが、カーテンなどは大物なので、そうそう毎週洗濯するものでもありません。
そこで、重曹スプレーを作って臭いを消しましょう。
<材料>
- 重曹 小さじ1
- 水 100ml
これをスプレーボトルに入れてよく振り混ぜます。カーテンなどにスプレーしてみましょう。
重曹はアルカリ性なので、汗など酸性の臭いに対して有効です。ソファにも使ってみてください。
カーペットなどは重曹をそのまま振りかけてしまいましょう。
15分ほどおいてから掃除機で吸い取ってください。
3.玄関の臭いには重曹+アロマ
汗が染み込んだ靴がたくさんある玄関も、臭いがこもりがちです。
そんな時も重曹を使ってみましょう。
ガラスかプラスチックの容器に重曹を大さじ2~3入れて、そこにアロマオイルを5滴ほどたらします。
それを下駄箱の上や中に置いておきます。重曹が臭いを吸い取るとともに、アロマも楽しめます。
おすすめは、
- ペパーミント
- レモン
- ティーツリー
など、スッキリ系の香りがいいでしょう。
4.靴の中に10円玉を入れる
玄関を頑張って消臭しても、靴がものすごく臭かったらいつまでも臭っているまま。靴から出てくる臭いを、元から断ちましょう。
片方の足に2~3個10円玉を入れておきます。銅には殺菌効果があって臭いを消してくれるので、気になる靴には10円玉を入れておきましょう。
5.炭を置く
炭には消臭効果だけでなく除湿効果もあります。オシャレなかごなどに置いておくと、インテリアとしても楽しめます。
6.茶葉を煎る
お茶の葉には消臭効果があるので、いるだけでもお部屋全体がいい香りに包まれます。
やり方は簡単、フライパンでお茶の葉を煎るだけです。
安い茶葉でけっこうですので、フライパン一面に広がるくらいの茶葉を炒れて、中火で焦げないように乾煎りしてください。
お部屋の中にいい香りが広がればOKです。煎ったあとの茶葉はほうじ茶として飲むことが出来ます。
7.濡れたタオルを振り回す
そんな方法で臭いがとれるの?と思うかもしれませんが、実は定番の方法です。騙されたと思ってやってみてください。
タオルを濡らして水がたれない程度に絞り、臭いのするところで振り回すとタオルの水分が臭いを吸収してくれるのです。
8.タバコの臭いにはお酢かクエン酸
タバコの臭いはアルカリ性なので重曹は効きません。代わりに、酸性のお酢かクエン酸を使います。
やり方は簡単で、小さめのグラスにお酢またはクエン酸を入れておいていくだけです。
臭いを吸収してくれるので、いつの間にか気にならなくなるでしょう。
9.キッチンの排水口には重曹とクエン酸
キッチンの臭いもこもりがちですよね。一番臭う排水口を何とかしましょう。
まず排水口に重曹を振りかけてしばらくおきます。その上からクエン酸をかけて、最後にお湯をかけて流します。
クエン酸の代わりにお酢でもOKです。ぬめりも臭いもとれますよ。
10.アルコールスプレーを作る
洗濯物の生乾きの臭い、ペットの臭い、食べ物の臭いなどが部屋の中に充満している時は、アルコールスプレーが便利です。
消毒用エタノールを薄めるだけで簡単に出来るので、スプレー容器に作っておくといいでしょう。
洗濯物の生乾きの臭いについては、こちらの記事でも詳しくお話ししています。
臭いをためないように、毎日換気を徹底しましょう
いかがでしたか?特別なものを使わなくても、身の回りにあるもので部屋の匂いを消すことは十分できます。
でも臭いがたまらないように、換気をすることが一番大切です。換気と掃除が臭いをこもらせない基本対策だということをお忘れなく!