疲れた心と体を癒してくれるアロマキャンドル。揺れる炎を見ながらいい香りを嗅いでいると、心からリラックスできますよね。
でも途中で芯が曲がってしまったり、ロウの溶け方のバランスが悪かったり、何となく最後まで使い切れないなとお悩みではありませんか。
そんな方に、アロマキャンドルを最後までキレイに使うコツをご紹介します。
目次
アロマキャンドルの種類
一口にキャンドルといっても色々な形があります。自分の好みに合わせて選びましょう。
ベーシックキャンドル
円柱形や棒状など、蝋を溶かして型に流し込んで作られたものです。
自立するタイプはお皿に乗せたりキャンドルホルダーに入れて使います。棒状のものはキャンドルスタンドなどにさして火をつけます。
フローティングキャンドル
水に浮かべて使うキャンドルです。広めのガラス容器などに入れて使います。香りだけでなく、浮かんでいる様子も楽しむことが出来ます。
カップキャンドル(ティーライト)
プラスチック、ガラス、アルミなどのカップに入ったキャンドルです。最初からホルダーがついているので、初めての人でも使いやすいキャンドルです。
合成香料か天然精油か
香りは自分が好きなら何でもいいのですが、アロマキャンドルにアロマテラピー効果を期待するなら、天然精油が使われているものをえらびましょう。
アロマキャンドルを最後までキレイに使うコツ
最初の数回は良かったんだけど、使っているうちに真ん中だけが減ってしまったなど、キレイに使えなくて困っている人もいると思います。
そんな時はどうすればいいのでしょうか。
アロマキャンドルの基本的な使い方
ライターなどで火をつけて、香りを楽しみます。火を消す時は、ピンセットでつまんで消し、芯を倒してロウをつけます。
ロウをつけたらすぐに元に戻して立てておきます。
こうすること煙の焦げ臭さを消すとともに、次に使う時に着火しやすくなりますよ。
また、火を使いますから
- キャンドルの周りにはものを置かない。
- 何時間も使い続けない。適度に換気をする。
ということにも注意してください。
1時間くらいつけておく
アロマキャンドルは短時間で消してしまうと芯の周りしか溶けません。
その結果、周りが溶け残って、芯のところだけどんどん陥没していくような形になるので、平なままキレイに使えないのです。
蝋をまんべんなく溶けさせるためには、少なくとも1時間くらいはキャンドルをつけておきましょう。
芯の長さを5〜6mmにキープする
使っているうちに芯が長くなってくると思います。芯が長すぎると炎が大きくなりすぎて使うのに怖いので、5〜6mmに切ってから使いましょう。
逆に、キャンドルを使っていくうちに、ロウはまだ残っているのに芯が短くなってしまったということがあるかもしれません。
こんな時は一度容器ごと湯煎にかけて、ロウを柔らかくします。
ロウが溶けたら真ん中に太めのタコ糸など芯の代わりになるようなものを差し込みましょう。
そしてロウから上が5〜6mm出るようにしておけば、最後までキレイに使えます。
高温多湿な場所は避けて冷暗所で保管
最後まで良い香りを楽しむなら、冷暗所で保管します。直接風や日光が当たらない場所に置いてください。
お風呂やキッチンなど高温多湿な場所、窓辺など日光が直接当たる場所は避けてください。せっかくの天然の香りが飛んでしまいます。
使い切れなかったロウは燃えるゴミとして捨てる
キレイに使ってきても、最後にどうしても使い切れないロウが残ると思います。目安としては、
- スタンドに立てたキャンドルは底から5cmくらい
- ホルダーに入っている場合は底から1〜1.5cmくらい
これがキャンドルの交換時期の目安です。
その時は、湯せんでロウを溶かし、古い布や新聞紙などで拭き取って、それごと燃えるゴミとして捨ててください。
まちがっても、排水口などに捨てないように気をつけてください。
安全に香りを楽しみながら素敵な癒しタイムを
炎の揺らぎは1/fゆらぎといって、ストレスを和らげ気持ちをほぐす効果があります。
加えて天然精油のアロマテラピー効果もあり、心身ともにリラックスできますね。
今回ご紹介した方法で使ってもらえれば、最後までキレイにキャンドルを使い切ることが出来ますから、1日頑張ったご褒美に、キャンドルで自分だけの癒しタイムで楽しんでくださいね。