昔ほどではないですが、ご挨拶をする程度の近所付き合いはやはり大事ですよね。
しかし小さな子供がいると何かと気を使うことも多いです。
今回は小さな子供がいてもうまく近所付き合いをしていく方法をご紹介します。
目次
ありがちな近所付き合いのトラブル
大人だけでもご近所トラブルというのは起きますが、子供がいればなおさら気がかりなことがたくさんありますね。
子供の声がうるさい
子供の声は高くてよく通るので、思いのほか響いてしまうんです。
ですから家の中で騒いでいる声や喧嘩をする声なども、以外と周りのお家に迷惑をかけているかもしれません。
休日の日中ならお出掛けしていてお留守の家もあると思いますが、休日の朝早くから騒がれたら、せっかくのお休みが台無しです。
また、最近は夜更かししている子供も多いですね。夜遅い時間に騒ぐ声などが聞こえてきたらちょっとげんなりしてしまいます。
子供の虐待も問題になっていますから、あまりに泣き叫んでいると通報されてしまうかもしれません。
ものを壊してしまう
公園に行く時間がなくて、家の前などで遊んでいる時に、ボールが鉢植えに当たって壊してしまうなど、よそのお宅のものを壊してしまう可能性もあります。
弁償できるようなものならいいのですが、車を傷つけてしまったりすると大変ですね。
ママ友との付き合いが面倒
年齢の近い子供がいる家庭同士は、ママ友とのおつきあいという面倒な問題も出てくるかもしれません。
運良く気の合う人で、仲よくできればいいのですが、そうでない場合が面倒です。
苦手な人とのおつきあいはストレスになるだけですが、ご近所さんだと無視するわけにもいきません。
また、引っ越したばかりなど知り合いがいない環境では、ママ友がいなくて孤立してしまうという悩みを抱える人もいます。
お互いに気持ちよく近所付き合いをするコツ
ご近所さんの中には子供好きではない人も少なからずいるでしょう。そんな中でもお互いに気持ちよく過ごせるように配慮したいものです。
小さな子供がいる以上、多少の迷惑をかけてしまうことは仕方が無いかもしれませんが、だからこそ、「気をつけています」という姿勢を見せることが大事なのです。
挨拶は欠かさずする
まず、顔を合わせた時に、自分から笑顔で挨拶をしましょう。
挨拶は人間関係の基本ですが、いつも気持ちよく挨拶をする人にネガティブな感情を持つ人は少ないです。
普段から人間関係を良くしておくことで、万が一子供が迷惑をかけてしまった時に謝りやすくなるでしょう。
うるさくしてしまった時は謝る
子供はまだ感情のコントロールが上手にできないので、兄弟喧嘩をして騒いだり、泣きわめいたりすることがあるかもしれません。
また、赤ちゃんの泣き声が近所迷惑だと感じる人もいるでしょう。
自分から謝ることで、相手の気持ちもおさまると思います。
遊ぶ時には周りに気をつけて
家の前で子供が遊ぶときなどは、周りに壊れやすいものはないか、人のお宅にボールなどを投げ込んでしまわないか、親が見ている必要があるでしょう。
目を離すなら、「ここで遊ぶこと」と場所を限定して、周りに迷惑をかけないようにする配慮が必要です。
時々お裾分けを
わざわざ何かを買って配る必要はないですが、もしも頂き物などがあった場合は、少しでもお裾分けをする、というのもいいかもしれません。
親が迷惑をかけないようにする
迷惑をかけないように気をつけるのは、子供だけでなく親も同様です。
例えば、ゴミの日じゃないのにゴミを出すなど、ご近所のルールを守らないようなことをしてしまうとひんしゅくを買ってしまいます。
親自身がご近所のルールをしっかり守るように気をつけたいものです。
ママ友とは適度な距離感が大事
ご近所なのでおつきあいをしないわけにもいかないかもしれませんが、ママ友とは適度な距離感が大事です。
挨拶は当然するとして、それ以上は無理をしないこと。ランチなどに誘われても気が進まないのなら、何か理由をつけて断っても大丈夫です。
ママ友は「友」という字がついていますが、友達ではありません。
もしも孤立してしまって寂しいというときは、児童館などに子供と遊びに行くという方法もあります。
小さい子をつれて来ているママがいっぱいいますから、公園などに行くよりも友達が作りやすいかもしれないですよ。
こんな世の中だからこそ大切な近所付き合い
ご近所付き合いは面倒だと思うかもしれないですが、こんな時代だからこそ大事なんです。
実際、空き巣などはご近所付き合いがしっかりしている地区では「仕事」がしづらいといっていますし、不審者から子供を守るためにもご近所の目は大切です。
災害が起きた時にも助け合う仲になるのですから、日頃から礼儀を忘れず、気持ちよくお付き合いしたいものです。