年末の忙しい時期でもやはりやっておきたい、大掃除。
でも、いざ始めようとするとどこから手を付ければいいのか迷ってしまいませんか。
そこで今回は一人暮らしでも効率的にお部屋を掃除するポイントについて、場所別にお話しします。
目次
どこから手を付ける?掃除の順番は?
大掃除の順番はどこからやるのが効率的なのでしょうか。
数回に分けてやる
大掃除を大晦日の数日前だけで終わらせようと思うと、それは難しいです。時間もかかってしまうので、数回に分けましょう。
12月に入ったら第1週目の週末からスケジュールを組むか、もしくは年末の1週間を大掃除週間として今日はトイレ、今日はお風呂場など、1日1回だけやる!ときめればそれほど負担にもならないのではないでしょうか。
上から下、奥から手前
掃除をする時はやみくもにやらず、上から下、奥から手前の順でやります。
こうすることで、一度掃除した場所が汚れなくて済むからです。
大掃除に揃えておきたいアイテム
普段の掃除なら掃除機と雑巾くらいあれば十分でしょうが、大掃除となるともう少しお掃除アイテムを揃えておきたいもの。
- キッチン用除菌スプレー
- トイレ用塩素系洗浄剤
- クレンザーまたは重曹
- クエン酸
- ゴム手袋
- いらない歯ブラシ
などがあると便利です。
キッチンの大掃除
普段自炊をしている人は、目に見えないところに意外と汚れがたまっています。
レンジフードの掃除
油汚れがこびりついていると手が荒れてしまうのと、うっかり手を傷つけたりしないように手袋をして掃除を始めましょう。
シンクやレンジが汚れないように、新聞紙を敷いてください。
レンジフードは取り外せれば取り外します。
取り外せたら洗剤を吹きかけて、油汚れをブラシでこすって落とします。
水洗いをしてよく乾かしたら、元に戻してください。
レンジフードが取り外せない場合は、スポンジに洗剤をつけて汚れを落とし、雑巾で拭き取りましょう。
目よりも高い位置にスプレーを直接吹きかけると目に入る恐れがありますので注意してください。
冷蔵庫の中も掃除
冷蔵庫の中は普段あまり掃除をしないと思います。年に1回くらい、キレイにしたいですね。
まず、いらないものが眠ってませんか?買って数回使っただけでそのままになっている調味料とか、半年以上眠っている冷凍食品など、この際ですから思い切って捨てましょう。
そうしたら、中がずいぶん広くなりますよね。
それから、
- 棚
- 卵ケース
- 野菜室のケース
- 冷凍庫のケース
- ドアポケット
など、外せるパーツは全て外して水洗いしましょう。ただ雑巾で服よりもキレイになります。
外せないパーツや庫内はキッチン用のアルコール除菌スプレーを使用します。
乾いた布にスプレーをし、庫内をまんべんなく拭いてください。
最後に冷蔵庫の上を拭くのをお忘れなく!
料理中の油が空気とともに広がり、冷蔵庫の上まで飛んでいます。底にホコリがたまって汚れがこびりついていないでしょうか。
ホコリがたまっているときは、捨ててもいい古タオルなどを切ってキッチン用アルコール除菌スプレーを吹きかけて拭きます。そのまま捨てられるので便利です。
シンクにはクエン酸
シンクの水垢にはクエン酸スプレーがききます。
◆材料
- クエン酸 小さじ1
- 水 200ml
これをスプレー容器に入れてクエン酸スプレーを作ります。
スプレーを吹きかけてスポンジでこすってみてください。
キッチンのシンクはもちろん、浴室の鏡や洗面台にも使えますよ。
お風呂の大掃除
お風呂はカビが気になりますね。頑固な黒カビを落として、ピカピカな浴室で新年を迎えたいものです。
まずは石けんカスを落とす
石けんカスがたくさん残っていると新たなカビのエサになってしまいます。
まずは石けんカスなどをしっかり落としましょう。
浴室用洗剤で壁やパッキンをしっかりこすって汚れを落とします。
この時、黒カビをこすって落とす必要はありません。
黒カビはこするとパッキンの目地に菌糸が入ってしまうので、こすらないように。
頑固なカビにはキッチンペーパーを
カビにはカビ取りスプレーを直接かけますが、壁に水滴がついていると液が流れてしまうので、乾いた状態で吹きかけます。
石けんカスを流した後で濡れているなら、雑巾で軽く水滴をぬぐってからカビ取りスプレーをかけましょう。
黒ずみが濃くて1回スプレーしただけでは落ちそうにないなと思ったらキッチンペーパーを使います。
キッチンペーパーを貼り付けてパックをするようにスプレーを吹きかけておきましょう。
カビが生えない工夫も
せっかくカビを落としたなら、もう生えないようにしたいですよね。
カビが生えないようにするには、
- 温度を下げる
- 湿度を下げる
- 石けんカスなどをためない
ということが大事です。
掃除の後はお風呂の床や壁を水シャワーで流し、温度を下げます。そして、拭けるところは軽く雑巾で拭いて水滴をとりましょう。
最後はしっかり換気をして浴室を乾かします。
これでカビが生えにくくなりますよ。
トイレの大掃除
トイレの大掃除は、普段忘れがちなところを念入りに掃除します。
トイレの縁の内側
便器の中は日々お掃除していると思いますが、うっかり忘れがちなところが便器の縁の内側です。
ここに汚れがたまっているとにおいの元に。
酸性のトイレ洗浄剤を使って掃除しましょう。
縁の内側に洗浄剤が行き渡るようにしっかり塗布して、数分おきます。
それからトイレのブラシでよくこすってください。
リビングの大掃除
リビングは毎日過ごす場所なので、最後でもいいですね。
掃除の手順は上から下、奥から手前でしたね。掃き掃除もその手順でやってみてください。
まずは片付け
まずは床面積を増やすために、1年に1度の大片付け。いらないものは勇気を持って捨てましょう。
もしどうしても捨てられない、後で細かく選り分けたいと思うなら、一度袋に入れてまとめて、掃除をする場所を作ります。
高いところからホコリを落とす
ホコリを落とすときは、上から下です。
照明器具の上やエアコンの上などは意外とホコリがたまっています。
最後に床掃除
最後に床掃除です。フローリングならフローリングワイパーでもいいですし、掃除機で一気にホコリ後ととってしまってもいいですね。
雑巾などで拭き掃除をすれば大掃除終了です。
計画的に進めて気持ちのよいお正月を
大掃除って面倒ですよね。だからこそ、ちょっとずつ計画的に進めていくことをおすすめします。