ハーブティーはちょっと癖があって美味しくない、と思っている人にこそ試して欲しい、ラズベリーリーフのハーブティー。
ベリー系のハーブティーは初めてでも飲みやすいものが多いんですが、ラズベリーリーフもその一つ。
もうすぐ出産のママにも役に立つお茶なんです。
目次
ラズベリーリーフのプロフィール
ラズベリーリーフティーは、その名の通りラズベリーの葉っぱを乾燥させたお茶です。
日本ではまり馴染みがないですが、ヨーロッパでは古くから愛されてきたお茶。
特に、子宮への働きが知られていました。
木いちごの一種
ラズベリーは木いちごの一種で、「ヨーロッパキイチゴ」とも呼ばれます。
夏には赤い実をたくさんつけます。そのまま食べても甘酸っぱくて美味しいですし、たくさん採れたらジャムにするのもいいですね。
ハーブといっても1〜1.5メートルくらいまで大きくなります。
鉢植えにしても育てられますし、初心者でも比較的育てやすいハーブの一つです。
ラズベリーの学名は「Rubus idaeus(ルブス・イダエウス)」といいますが、ラズベリーはイダ山というところでたくさん採れたので、このような名前がついたといわれています。
赤い色がお菓子に最適
実の色はとてもきれいなので、今でもお菓子やジャムによく使われますね。
ワインの香り付けなどに使われることもあります。
ラズベリーリーフの効能
ラズベリーリーフといえば安産!というくらい、出産をサポートするお茶としてよく知られています。
私も臨月に入ってからよく飲んでいました。そのおかげなのかはわかりませんが、超安産でした。
出産を軽くする
ラズベリーリーフティーは、陣痛を和らげて出産の負担を軽くするといわれます。
私がこのお茶のことを知ったのは、長女を出産した後でした。
それで、2人目、3人目のときは臨月に入ってから飲んでみたのですが、2人目の出産は陣痛がきてから3時間半くらいでしたし、3人目も陣痛が強くなったと思ったら、あっという間に出てきてびっくりしました。
母乳の分泌を促し母体の回復を早める
産後にも役立つのが嬉しいですね。
ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富なので、母乳の栄養価も高まります。
女性の不調に
女性の不調全般に有効だとされています。
- 生理痛
- PMS(月経前症候群)
- 更年期障害
など、女性ホルモンの乱れから来る症状に良いハーブです。
風邪の諸症状に
喉の痛みなど、風邪の諸症状にもいいのが嬉しい。
風邪を引きそうかな?と思ったら飲んでみるとか、
妊娠初期には飲んじゃダメ!
出産をサポートし、女性の不調を和らげるお茶ですから、逆に妊娠初期には飲んではいけないお茶です。
子宮を刺激することがあるので、気をつけてください。
ラズベリーリーフティーの美味しい飲み方
ティーバッグでもいいですし、ドライハーブを使ってティーポットでまとめていれてもいいですね。
ティーポットでの淹れ方
1人分の淹れ方です。
- ドライハーブ スプーン1杯
- お湯 150〜180ml
お湯はわかしたてのものを使いましょう。その方が美味しいです。
- ティーポットに茶葉とお湯を入れます。
- 3〜5分ほど蒸らします。
- 茶こしを使ってカップに注ぎます。
茶葉の量はお好みで調整してください。
おすすめのブレンド
ラズベリーリーフはくせがないお茶なので、他のハーブとブレンドしても美味しいです。
鉄分を補給したい時はネトル、風邪の季節にはエルダーフラワーもいいですね。
ビタミンCをたっぷり摂りたい時にはローズヒップとブレンドしてみてください。
自分好みのブレンドがあれば、事前に茶葉を混ぜておくと使いやすいです。
飲み過ぎないこと!
とても飲みやすいお茶ですが、出産を楽にしよう!とがぶがぶ飲むのはおすすめできません。
ハーブティーは薬ではないですし、どんなに身体にいいものであっても「適量」があります。
飲むなら、1日にコップ2〜3杯程度にしておくことをおすすめします。
全ての世代の女性をサポートするラズベリーリーフ
出産を控えたママはもちろん、そうでない女性もサポートしてくれるラズベリーリーフ。
くせがなくて美味しいお茶ですし、ほんのりいい香りがするので寝る前のリラックスタイムにもおすすめですよ。