プチグレンはビターオレンジの葉や枝から採れるアロマです。葉っぱの少し青臭い香りとほんのりミカンの香りがする、さわやかなアロマで、リラックス作用に優れています。
ヨーロッパではビターオレンジ、日本ではダイダイと呼ばれてきました。主に心のケアとスキンケアに活躍するプチグレンの効果効能についてご紹介します。
目次
プチグレンの効果効能
あまりメジャーじゃないかもしれないのですが、心のバランスをとる作用に優れているので、忙しすぎて心が疲れている女性にもっと使って欲しいと思っています。
精油のプロフィール
- 科名:ミカン科
- 学名:Citrus aurantium
- 抽出部位:葉
- 抽出法:水蒸気蒸留法
主な作用
- 誘眠(ゆうみん)作用
- 鎮痙攣(ちんけいれん)作用:痛みによる筋肉の収縮を和らげる
- 神経バランス回復作用
- 自律神経調整作用
- リラックス作用
- 抗うつ作用
- 抗炎症作用
- 瘢痕形成(はんこんけいせい)作用:傷や肌の凸凹を治す作用
- 皮膚組織再生作用
- 抗菌作用
適用例
- 自律神経失調症
- 不眠
- ストレス
- 高血圧
- 不安症
- ニキビ
- 関節炎
- リウマチ
- うつ病
- 精神的疲労
- 発汗過多
- 創傷
- 湿疹
心への作用
気持ちを落ち着かせながらも元気を与えてくれるアロマ。グリーン調の香りとフローラル調の香りが混ざったような感じなので、さわやかでありながらもどこか落ち着く香りなんです。
疲れて元気が欲しい時に使ってみてください。
身体への作用
自律神経のバランスを取るので、自律神経が不安定なことから来る身体の不調に有効です。病気ではないのけどだるい、冷える、疲れるというような時におすすめのアロマです。
プチグレンの使い方・楽しみ方
1度嗅ぐと結構クセになるプチグレン。さわやかな香りではありますが、夜寝る前に使うのがおすすめです。
寝る前のリラックスタイムに
プチグレンは誘眠作用に優れているので、疲れすぎて眠れない、神経が高ぶっていて寝つきが悪いというような時に使ってみて欲しいアロマです。
ストレスがたまっているとあれこれと頭を巡ってしまって眠れませんよね。そんな時によ居眠りをサポートしてくれます。
ティッシュにたらして枕元に置きましょう。
オレンジの木から採れるアロマですから、オレンジスイートとも相性がいいですよ。プチグレンを2滴、オレンジスイートを1滴たらしてみてください。柔らかい香りのブレンドになります。
ニキビケア用化粧水
乾燥肌なのに皮脂が過剰に出てしまうインナードライの肌に向いています。皮脂が出過ぎてそれが大人ニキビの原因になってしまっている方に、化粧水として使ってみて欲しいです。
<材料>
- グリセリン 5ml
- プチグレン精油 10滴
- ゼラニウム精油 5滴
- ローズウッド精油 5滴
- 精製水 95ml
<作り方>
- ボトルにグリセリンを少々入れます。
- そこに精油を入れてよく振り混ぜます。
- 最後に精製水を入れてよく混ぜてください。
潤いが足りないなと思う時は、コットンパックをしてみてください。余分な皮脂をとってさっぱりさせながらも肌がしっとりすると思います。