ローズマリーの精油でたるんだ肌も蘇る!?ローズマリーはスキンケアに利用すると、素晴らしい引き締め効果を発揮してくれるアロマです。
その昔、70歳を超えた王妃がローズマリーを使った化粧水を使って美しい肌を取り戻し、隣国の王子からプロポーズされた、という逸話が残っているほど。
今回はそんなローズマリーの肌への効能をピックアップしてみたいと思います。
目次
ローズマリーの肌への効果
ローズマリーで一番期待したいのは収れん作用。収れん作用とはお肌を引き締める効果のことです。少し年齢を感じ始めたお肌やむくみがちな肌をを優しく引き締めて、エイジングケアが出来るんです。
また、余分な皮脂をコントロールしてくれるので、どちらかというとオイリー肌の方に向いています。
ハンガリー王妃の水
中世のヨーロッパ、ハンガリーの王妃エリザベートは、このローズマリーを使った化粧水を使って若々しさを取り戻し、70歳を超えてから隣国ポーランドの王子からプロポーズされたというエピソードがあるんです。
・・・素晴らしい!20代の王子が70代の王妃にプロポーズしたくなるのですから、どれほどの効果があったんだろう!と期待してしまいます。
この化粧水は「ハンガリー王妃の水(ハンガリアンウォーター)」と呼ばれているんですが、元々はリウマチの痛みに苦しむ王妃のために修道院から献上されたものだそうです。
ローズマリーには筋肉を和らげたり痛みを取る働きがあり、つらい思いをしている王妃のために作られたチンキだったそうですね。
チンキというのはハーブをアルコールに漬け込んでエキスを抽出し、それを薄めて飲んだり塗ったりするものです。
この当時、蒸留技術自体はありましたが、ハーブを精油という形で利用するのはまだ一般的ではなかったので、このような方法が取られていました。
ハンガリアンウォーターのレシピ
この王妃にあやかって、ローズマリーを使った化粧水を作ってみましょう。本来はローズマリーのハーブから作るものなのですが、今回は精油を使ったお手軽レシピです。
ハンガリアンウォーターのレシピはそれこそ山のようにあるのですが、基本はローズマリー+柑橘系精油で作ります。
◆材料
- 無水エタノール:5ml
- 精製水:90ml
- ローズマリー精油:5滴
- レモン精油:2滴
- オレンジスイート精油:2滴
- ローズウォーター:5ml
(好みの精油を1〜2滴プラスしてもOK)
◆作り方
- ボトルに無水エタノールを入れます。
- 精油を入れてよく混ぜます。
- 最後に精製水とローズウォーターを入れます。
ローズウォーターはなくてもかまいませんが、入れた方が香りが良くなるのと、引き締め効果も増します。
お風呂上がりにたっぷり使うと、ローズマリーのスッキリとした香りと柑橘系のさわやかな香りで、とっても気分がいいんです!
他にも肌質別に色々な化粧水を作れるので、こちらも参考にしてみてください。>>『美肌になれるアロマレシピ~香りの力で美肌を作ろう』
手作り化粧水の保存方法
手作りの化粧水は防腐剤や保存料が入っていませんから、長期保存には向いていません。とはいえ、精油自体に穏やかな抗菌作用がありますから、冷蔵庫に入れなくても大丈夫。
できれば2週間程度で使い切ってください。顔はもちろん、体全体に使えますし、コスパを考えると惜しみなくバシャバシャ使えると思いますよ!
私は乾燥肌&敏感肌ですが、これまで手作りの化粧水で特にトラブルが起きたことはありません。
ただし、心配な方は、天然成分からできた保存料がありますので、それを加えてもいいでしょう。