ビタミンやミネラルなど栄養豊富な植物オイル。毎日のスキンケアに質の良い植物オイルを使うことで、肌はどんどん健康になります。
乾燥が気になり始めるアラサーのお肌にもおすすめ。良質なオイルで肌をふっくらさせて欲しいんです。
私ももう10年以上オイル美容を実践していますが、オイルのおかげで冬でもファンデーションが粉を吹かなくなりました。
こちらの記事ではアロママッサージのキャリアオイルとして使う方法やスキンケア効果などをご紹介しました。
>>『キャリアオイルの種類と効能~マッサージやスキンケアに大活躍!』
今回は、スキンケアに使う時はどのようにして使うのか、その具体的な方法についてご紹介します。
目次
クレンジングとして使う方法
30代になると肌の乾燥が以前よりひどくなったなと感じることはありませんか?
20代と比べると肌の水分量はどんどん低下してきますから、何よりも保湿が大事ですが、クレンジングと洗顔の時に、大事な皮脂まで落としすぎてしまうと乾燥がひどくなります。
オイルタイプのクレンジングは力を入れなくてもメイクがスルッと落ちるので人気ですが、皮脂を取りすぎてしまうというデメリットが。
肌が乾燥し始める30代以降のクレンジングにはあまり向いていないのです。
乾燥肌にこそ、汚れは落としながらも必要な皮脂は落とさない植物オイルがおススメなんですよ!
クレンジングのやり方
- 手の平に100円玉大くらいのオイルを取ります。
- 手の平でしっかり温めてから顔全体に伸ばします。
- メイクとなじませるようにしてクルクルとマッサージします。
- ティッシュでオイルを吸い取らせるようにして拭き取ります。
- 最後は普通に洗顔して終了です。
ウォータープルーフタイプのアイメイクは落ちにくい場合があるので、専用のリムーバーで先に落としておくと良いでしょう。
ティッシュオフする時はごしごしこすらないように気をつけてください。肌を傷めてしまいます。
メイクとの馴染みを良くするには、手の平でオイルを温めるのがポイントです。
冷たいまま塗るよりも、肌への負担も少なくなりますよ。
乳液やクリームの代わりに使う方法
洗顔をしたら化粧水で肌を整えて、今度は乳液やクリームの代わりにオイルを使います。
オイルの塗り方
- 化粧水をたっぷり肌につけたら、肌が湿っているうちにオイルを塗ります。
- 手に数滴オイルを取り、これも手でしっかり温めてから顔全体になじませます。
- こすらずにハンドプレスしながらなじませていきましょう。
必ず化粧水など、水分を与えてからオイルを塗ってください。
お肌の潤いの70%以上は水分。油分ではありません。
水分なしでオイルを塗っても保湿はできませんから、セラミドなど保湿効果の高い成分が入った化粧水の後にオイルを使うのが効果的です。
パックとして使う方法
週に1度、スペシャルケアとしてパックにオイルを使ってみましょう。
- メイクを落とした肌に、蒸しタオルを5分くらいのせて毛穴を開きます。
- その後にオイルを少したっぷり目になじませます。
- 5〜10分おいてティッシュで拭き取り、洗顔します。
油汚れには油。毛穴に詰まった角栓や汚れをきれいにしてくれるので、毛穴の黒ずみが気になる方におすすめのパックです。
また、乾燥がひどい時は肌が硬く、ゴワゴワになっています。
そんな時にオイルパックをすると、肌が柔らかくなって、化粧水などの浸透が良くなりますよ。
ただし、ニキビ肌の人は注意してください。炎症が起きているニキビはさわると悪化してしまうことがあるので、炎症が落ち着いてからにした方がいいでしょう。
肌本来の潤いを取り戻せます
スキンケアの基本は保湿。水分と油分のバランスがとれていれば乾燥しないのですが、防腐剤や香料など添加物だらけの化粧品ばかり使っていると、肌のバリア機能がどんどん低下して乾燥がひどくなります。
私も以前は、海外ブランドの化粧品をたくさん使っていましたが、乾燥はひどくなるばかりで、夏でも粉が吹いている状態でした。
でも、オイルでクレンジングする、石鹸で洗う、アロマの化粧水で潤す、オイルで蓋をする、というシンプルなスキンケアにしたことで、今では本当に肌が健康になりました。
20代の頃より40代の今の方が、肌のトラブルはありません。肌本来の潤う力がついてきたからだと思います。化粧品代もかからないし、ニキビも出来ないし、乾燥もしない。いいことづくめです。
肌トラブルが多い人は一度スキンケアを見直して、自分の肌にあったいいものだけを厳選して使うと肌自体が健康になってくると思いますよ。