女性は1年中からだが冷えている人が多いと思うのですが、冬は特に辛いですね。指先や足の先まで冷えて、なかなか眠れないという人も多いと思います。
そんな方に、是非アロマを役立てて欲しいのです。
冷え症改善におすすめのアロマの種類と、その使い方をあわせてご紹介します。香りを楽しみながら冷え症も改善していきましょう。
目次
冷え症改善におすすめのアロマ
アロマオイルには、血管を拡張したり、血液やリンパの流れを良くする働きがあるものがいくつかあります。
ジンジャー
ジンジャーは、生姜の香りそのものです。スパイシーな、身体の芯から温まるような香りです。
血液の循環を良くしてくれるので、冷え症さんにはピッタリ。消化を促進する働きもあり、冷えから来るお腹の不調にもいいですよ。
ペッパー
ペッパーはまさに黒こしょうの香り。ピリッとした香りで冷えた身体を温めます。お腹の冷えにもいいですし、血行不良が原因の肩こりや腰痛などにもいいでしょう。
シダー
シダーは色々種類があるのですが、ここでおすすめするのはヒノキ科のシダーウッドバージニアです。
シダーウッドアトラスやヒマラヤシダーウッドとは違うので注意してください。
シダーウッドバージニアはヒノキの香りがします。リンパの流れを良くして身体の巡りを良くする働きがあります。
レモングラス
レモンのさわやかな香りがするレモングラスは、血管を拡張する働きがあります。風邪の諸症状にもいいので、身体が冷えて風邪を引きそうな時におすすめのアロマです。
ローズマリー・カンファー
ローズマリーはケモタイプ精油といって、同じ植物でありながら育った環境によって成分の比率が変わってくる、面白い精油です。
ローズマリー・カンファーには強心作用があるので、心拍を増やして血流をアップさせる働きが期待できます。
冷え症はもちろん、低血圧や肩こり、筋肉痛などにも有効です。
冷え症改善のためのアロマの使い方
冷え症を改善するなら、香りを嗅いで楽しむ芳香浴ではなくて、身体に塗ったりお風呂に入れたりする方法がおすすめです。
セルフマッサージ
<材料>
- 水溶性ジェルまたは植物オイル 小さじ1
- 好みのアロマオイル 2滴
これをよく混ぜて、足の先からふくらはぎなど、冷えが気になるところに塗ってマッサージします。
お腹が冷える人はお腹に塗ってマッサージするのもおすすめです。ジンジャーやペッパーは、胃腸の調子を整える働きもあるので、便秘の解消にも役立つでしょう。
便秘に良いアロマについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。
簡単!手浴・足浴
今すぐこの冷えた手足を何とかしたい!そんな時におすすめなのが、手浴と足浴です。
手浴は、洗面台のシンクにお湯を溜めて手をつけるだけ。アロマオイルを1〜2滴たらしてよくかき混ぜて、そこに手をつけます。
外から帰ってきて手が冷たい時など、手を洗うのと同時に手浴をすると、冷えた心まで温まるようで、ほっこりしますよ。
足浴は、じっくり入浴する時間のない時でも、下半身から温める方法です。
洗面器にお湯をいれ、そこにアロマオイルを1〜2滴かき混ぜてよく混ぜます。足首くらいまで付けて、よく温めてください。
アロマバスソルトを作る
アロマバスソルトを自分で作って、優雅なバスタイムを楽しみませんか。身体も芯から温まりますから、1日の疲れを取るのにも最適ですよ。
<作り方>
- 天然塩 大さじ2〜3
- 好みの精油 3〜5滴
<ブレンド例>
- ジンジャー2滴、オレンジスイート3滴
- シダー2滴、ラベンダー3滴
- ペッパー2滴、グレープフルーツ3滴
など、血行を良くするものだけでなく、リラックス&リフレッシュする効果のあるアロマオイルをブレンドすると、さらに香りが良くなります。
つらい冷え症、香りのパワーで吹き飛ばそう!
冷え症はただ身体が冷えるだけでなく、健康にも美容にも良くありません。「私は冷え症だから〜」なんて放置してくことは絶対に良くない!と思います。
生まれつき冷え症の赤ちゃんはいないのです。ということは、頑固な冷え症だって改善できるはず。
そのために、今回ご紹介したアロマを是非役立てて欲しいと思います。