フルーツ酢の作り方と使い道〜美味しくきれいになるコツ

お酢が疲労回復など身体にいいことは結構知られていると思いますが、あのツンとした香りが苦手で・・・という方も少なくないですね。

フルーツ酢ならもっと美味しく飲むことが出来ますよ!自分の好きな果物を使って作れば、毎日美味しく続けられるので、ダイエットにも美容にも役立てられます。

美味しいフルーツ酢の作り方や飲み方などをご紹介しますね!

フルーツ酢の作り方

フルーツ酢 果実酢 フルーツビネガー

フルーツ酢(フルーツビネガー、果実酢とも)は、果物とお酢、砂糖を漬け込んだだけの簡単ドリンクです。

【用意するもの】

  • 保存瓶
  • 好きなフルーツ
  • お酢
  • 砂糖

保存瓶は煮沸消毒してしっかり乾燥させてください。

【基本の作り方】

  1. 材料をすべて瓶に入れます。
  2. 冷暗所で保存して1日1回瓶を揺すります。

簡単なフルーツ酢のレシピもご紹介します。分量は目安ですから、ご自分の好きな割合で色々アレンジしてみてください。お酢もお好きな種類のものを使ってくださいね。

梅酢

梅酢

梅の季節にぜひ作って欲しい梅酢。漬け込んだ梅がトロトロになって、これがまた美味しいんです。ちなみに写真の梅酢は3年ものです。きび砂糖を使っているので、お酢が茶色になっています。

【材料】
梅 1kg
お酢 900ml〜1L
きび砂糖 500g

これは毎年我が家で漬け込んでいる梅酢です。砂糖は通常の半分しか入れていないので、甘めがいい人は増やしてみてください。梅は青梅でもいいですし、完熟の南高梅を使うとフルーティーな香りの良いお酢になりますよ。

夏の暑い日などは炭酸水で割って飲むとさっぱりして美味しいです。3ヶ月ほどすると飲み頃になります。

キウイ酢

キウイをまとめて安売りしている時に。

【材料】
キウイ 10個
氷砂糖 250〜300g
お酢 300〜400ml

キウイは皮をむいて1センチほどのスライスにします。グリーンのものを使えばさわやかな味わいに、黄色のものを甘味のあるお酢になります。多すぎる場合は半量で作ってみてください。

2週間ほどで出来上がりです。キウイは取り出してヨーグルトなどと一緒に食べましょう。

いちご酢

色もキレイで香りがいいお酢が出来ます。

【材料】
いちご 300g
グラニュー糖 300g
お酢 300ml

イチゴはヘタをとっておきます。3日〜1週間ほど漬けてイチゴは取り出します。ピューレにして砂糖を加えて煮ればジャムになります。

炭酸割やヨーグルトにかけるのがおすすめです。

りんご酢

ふじなど甘いリンゴを使うとフルーティーに、紅玉を使うと色もほんのり赤いきれいなお酢になります。

【材料】
リンゴ 3個
氷砂糖 400g
お酢 400ml

リンゴは芯をとって一口大に切ります。氷砂糖とリンゴを交互に瓶に詰めてお酢を注ぎます。2週間〜1ヶ月くらいで飲み頃です。

取り出したリンゴは煮リンゴにしても美味しいです。

砂糖の違い

お砂糖は、白砂糖よりも氷砂糖の方が雑味のないお酢に仕上がります。我が家はきび砂糖で作りますが、はちみつに変えたり、砂糖の種類を替えることで違った味わいを楽しめます。

フルーツ酢の美味しい飲み方、使い方

フルーツ酢 果実酢 フルーツビネガー

自分で作ったお酢を楽しむ方法あれこれ!ドリンクに料理に大活躍です。

炭酸で割って飲む

これが一番美味しい方法かなと思います。特に疲れている時はお酢のクエン酸効果で疲労も回復!お酢と炭酸は1:4か1:5くらいに薄めて飲むといいですよ。

牛乳で割って飲む

牛乳とお酢を混ぜると、牛乳のカゼインというたんぱく質が固まってくるので、ちょっととろっとした、飲むヨーグルトみたいになるので、これはこれでまた美味しいのです。

カルシウムも同時に摂れますから、足りない栄養補給にもいい飲み方だと思います。

ドレッシングに使う

オリーブオイルや塩と混ぜてドレッシングにしてみましょう。レタスなど葉もの野菜のサラダとよく合います。

酢の物に使う

きゅうりや大根などを塩揉みして柔らかくし、一度塩を洗い流してよく絞り、フルーツ酢をかけておくと簡単酢の物の出来上がり。

我が家はおせちのなますもフルーツ酢を使って作っています。

空腹時には飲まないで!

フルーツ酢を飲む時は、食事と一緒に飲むか、食後にしましょう。お酢は刺激が強いので、空腹時に飲むと胃を荒らしてしまう可能性があります。

フルーツ酢が健康や美容にいい理由

お酢はクエン酸などの有機酸がたっぷり含まれていますから、健康にいいことはみんな知っていると思いますが、そこにフルーツを加えることによってダイエットにも美容にも効果がある飲み物になります。

ちなみに、お酢そのものにも美容効果があるんです。それについてはこちらの記事>>『乾燥肌にはお酢がいい!かゆみを抑えて肌を柔らかくするお酢のパワー』

疲労回復効果

お酢のクエン酸は「クエン酸回路」というエネルギー生産システムを活性化させるのに役立ちます。クエン酸を摂ることによって、ATP(アデノシン三燐酸)を効率よく作り出せるので、疲労回復に役立つのです。

抗酸化作用

お酢やフルーツが持っている抗酸化作用によって活性酸素を除去し、身体が錆び付くのを防ぎます。細胞の酸化や老化を防ぐので、エイジングケアにも効果的です。

血行促進効果

お酢には血行を良くする働きもあるので、冷え性さんにもおすすめです。寒い時期には胃腸を冷やさないように、お湯で割って飲んでもいいですね。

肌の弾力アップ効果

お酢にはコラーゲンの元となるアミノ酸が豊富に含まれています。そこにフルーツのビタミンCが加わることで、相乗効果を発揮します。

ビタミンCはコラーゲン生成に関わるビタミンですし、ビタミンCの吸収を良くする働きもあるからです。

ダイエット効果

脂肪の分解を促すリパーゼという酵素の働きを良くすることで、ダイエットにも役立つんです。しかもアミノ酸も豊富ですから、アルギニンなどのアミノ酸が脂肪燃焼効果を発揮し、体脂肪を落としやすくしてくれます。

簡単フルーツ酢でスリムできれいに!

 

今回ご紹介しているフルーツ酢のレシピは果物の種類が一つだけですが、もちろん色々組み合わせて漬け込んでもOKです。

レシピは迷ったら、果物の重さ:砂糖:お酢を1:1:1で作ってみてください。 何度か漬けると自分の好みの割合も分かってくると思います。

ライター紹介

奈南有花アロマテラピーインストラクター&フリーライター

投稿者プロフィール

アロマセラピストスクールメディカルアロマ講師兼副学長
2012年まで社会保険庁(日本年金機構)にて年金関連業務に携わり、「消えた年金問題」などで大変忙しい時期を過ごす。その時の経験も活かし、年金・社会保険については「真実」の情報発信をしている。
また肌の弱かった長女のために様々な自然療法を試すうちにアロマテラピーにたどり着き、独学で勉強を始め、2010年にはアロマ環境協会のアロマテラピーインストラクターの資格を取得する。 現在、多方面の経験を生かした記事を書く「webライター」としても活躍中。
【専門分野】社会保険・年金の仕組み、手続等。アロマテラピー全般。美容・健康・食について

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