いよいよ引っ越し当日!何の準備もしていないと、朝からバタバタしてしまいがちです。
当日何をしたらいいのか、流れを知っておくことで作業もスムーズに進みます。
思わぬことで慌てないためにも、引っ越し当日は何をすればいいのか、スケジュールなどを把握しておきましょう。
目次
引っ越し当日に必要となるものをリスト化
当日慌てないために、引っ越し作業で何が必要になるか、紙に書き出しておきます。前日までにしっかり準備すれば大丈夫です。
作業に必要な道具や箱詰めしないで持っていくべきものは、漏れがないか書き出した方が安心です。
- 軍手
- はさみ
- ガムテープ
- 筆記用具(ボールペン、マジックなど)
- ゴミ袋
- 掃除道具
- 貴重品(財布、通帳、印鑑など)
- 携帯電話、スマホ
- 転居先での挨拶回りで持っていく粗品
貴重品は引っ越しのどさくさに紛れて紛失しないように、常に身に付けておく方が安心です。
当日の朝にすべきこと
当日は朝から大忙し。引っ越し業者が到着するまでにやっておきたいことがあります。
近所へのご挨拶
今日は1日引っ越し作業でご迷惑をおかけします、とひと言断っておけば、うるさいなと苦情が出ることもないでしょう。
朝バタバタしたくない、という人は、前日までにご挨拶しておけば安心ですね。
当日の朝に箱詰めするもの
直前まで使っていたものや、新居についてすぐに使う必要のあるものは一つにまとめ、「洗面用具、着替え」など分かりやすく品名を書いておくといいでしょう。
- 歯磨きなどの洗面用具
- 着替え
- トイレットペーパー
- 携帯、スマホの充電器
食器などは朝から洗いたくないので、当日の朝はコンビニで買ったパンやおにぎり、パックの飲み物などで済ませると楽です。
どうしても何かに移し替えて食べたい時は、紙皿や紙コップなどを用意しておくといいでしょう。
当然ですが、それ以外の荷物は前日までにしっかり荷造りしておいてください。
搬出後の掃除
荷物をすべて運び出したら、掃除をします。退出後の部屋は出来るだけキレイにしおいた方が、敷金が多く戻ってくるかもしれません。
この時、ゴミが大量に出る可能性がありますが、ゴミの収集日は決まっていますから、ゴミを出して退居できない、ということになりますね。
その場合のゴミの処分のしかたですが、
- ゴミ処理センターに持ち込む
- 新居に持っていく
- 近所の人にお願いする
という方法があります。
日頃ご近所と良い関係が作れていれば、少しくらいのゴミは預かってもらえるかもしれません。
当日、生ゴミが出ると面倒ですから、ゴミは出来るだけ少なくなるような工夫が必要でしょう。
積み残しがないかチェック
ベランダや押し入れなど、うっかり積み残しがないか、業者も当然チェックはしますが、自分も一緒にチェックしましょう。
ガス栓の閉栓立ち会い
電気や水道は事前に連絡しておくだけで良いのですが、ガスのは閉栓に立ち会いが必要な場合があります。
費用はかかりませんが、10分程度の作業に立ち会うことになります。引っ越しシーズンは予約が立て込むので、希望時間に出来ないと面倒です。
ガスはとにかく早めに手続きしておいた方が良いでしょう。
鍵の返却など
大家さん、もしくは管理会社に引っ越し当日のスケジュールなども事前に話しておき、引っ越し作業が終わる頃に来てもらって退居の手続きをします。
部屋の汚れなどは一緒に確認し、鍵を返却します。
引っ越し業者とのやり取り
引っ越し業者の人が来たら、スムーズに作業が出来るようにしておきましょう。
トラックを停める場所
業者が到着したら、どこにトラックを止めるのかということが重要な問題です。
近隣に迷惑をかけず、なおかつ作業がしやすい道幅がある場所です。車の大きさにもよりますが、いくつか候補を考えておいて、業者が来た時に「ここでどうでしょうか」と話してみてください。
引っ越し料金の支払
業者によって前払いか、作業が終わってからかの違いはありますが、基本的には作業を始める前です。現金払いなので、お金は封筒などに入れて用意しておきます。
料金は前もって分かっているはずなので、おつりのないように準備しましょう。
荷物を一緒にチェック
持っていくもの、処分するもの、割れ物など取り扱いに注意が必要なものなど、荷物についてのチェックを一緒にしていきます。
搬入先のリストを渡す
どの部屋にどのダンボールを運んで欲しいのか、業者が分かりやすいようにリスト化しておきます。
そして、できれば新居の間取り図をつくり、具体的にどこに何をおいて欲しいのかを書いておきます。新居でどこに何を置くかによって搬出する順番が変わってくることもあるからです。
ソファや大型家電など、意図したところと違う場所に置かれてしまった場合、あとから自分で動かすのは大変です。
置く場所が分からないと、何度も確認されて面倒ですし、業者の人も困ります。出来るだけ相手が分かりやすいようにリストや間取り図を作ってください。
心付けは必要?
日本にはチップという制度はあまり根付いていないので、料金以外の報酬を渡す義務はありません。
ただ、重いものが多かった、真夏の引っ越しで大変だっただろうなど、業者の人をねぎらいたいという気持ちで、飲み物などを差し入れる人はおよそ半数くらいいるそうです。
あくまで気持ちの問題ですので、何か渡したいと思ったら、お茶やコーヒーの差し入れなどが無難でしょう。
新居での当日の作業
さて、荷物を運び出したらいよいよ移動です。新居ではどのようなことをする必要があるでしょうか。
新居への移動
新居への移動は自分でします。荷物を運ぶトラックに乗せてもらうことは出来ません。
トラックよりも公共の交通機関で移動した方が早く着くことが多いようですが、業者と落ち合う時間も決めておくといいでしょう。
鍵を受け取る
新居に向かう前に、不動産屋に寄って新しい鍵を受け取りましょう。
ご近所への挨拶
引っ越し作業が始まる前に、「今日は引っ越しでご迷惑をかけます」とひと言挨拶しておけば角も立ちません。
もし作業の前にできなかったら、なるべく当日中に「今日はご迷惑をおかけしました」と挨拶しておけば大丈夫でしょう。
ただし、夕食時など忙しい時間に訪問するのはかえって迷惑になることもあります。できれば日中に済ませてください。
新居での荷物の搬入
事前に荷物を置く場所についてはだいたい話をしてあるので、渡したリストを持っておいて、間違いなくおかれているかどうか確認をしてください。
壁や家具をチェック
業者は引っ越しのプロなので、運ぶ際に荷物を破損させてしまうことはないと思いますが、万が一家具や壁に傷や破損があった場合は困ってしまいます。
搬入後に、そのような破損がなかったかどうかを一緒にチェックしておくと良いでしょう。
ガス栓の開栓立ち会い
これも、水道や電気は着いた時から使えるようになっている場合がほとんどですが、ガスは開ける時も立ち会いが必要です。
事前にしっかり準備しておけば大丈夫!
引っ越しはいったん始まるとバタバタして、その時にあれこれ考えて動こうとしてもうまくいきません。
ですから、前日までの準備がとても大切です。
当日流れをイメージしながら、何をすべきかというスケジュールをしっかり立てておきましょう!