ただつき合っている時は楽しかったけど、もっと一緒にいたいからと同棲を始めてみたら喧嘩ばかり、なんてことになっていませんか?
一緒にいれば相手の嫌なところも見えてきます。でも、そんなことでいちいち文句を言っていたら、結婚なんて永遠にできません。
同棲が長続きするカップルには、仲良しの関係を続けられる秘訣があるんです。そのコツを、しっかりお伝えしていきます。
目次
同棲が長続きするカップルの8つの秘訣
一緒にいれば、喧嘩をすることもあるでしょうし、相手に不満を感じることもあるでしょう。
でもそれを乗り切って、仲良く同棲を楽しんでいるカップルはたくさんいます。
1.素の自分のままでいること
一緒にいる時間が増えて嬉しいと思うあまり、最初からあれこれ張り切ってしまったり、嫌われたくないという気持ちから、背伸びをして自分を取り繕ってしまうことがあります。
しかしそれではいつか無理が生じ、自分が疲れてしまいます。
同棲を始めたのだからとすぐにすべてをさらけ出す必要はありませんが、我慢しすぎるのはよくありません。
気負わずに、素の自分でいられるようになると、家が快適な場所になり、一緒にいるのが楽しくなりますよ。
2.価値観の違いを受け入れる
それまでまったく違う環境で育ってきた二人が共同生活を始めたら、些細なことで「?」と思うことが増えていきます。
- なんでバスタオルを毎日洗わないの?
- どうしてこまめに電気を消さないの?
- 洗面台をつかった後はキレイに拭くものじゃないの?
など、自分の生活習慣と違うことをされると腹を立ててしまいがちなのですが、そんなのは人それぞれ。
単なる価値観の違いであって、どちらがいいとか悪いということではありません。
だから、「私の方が正しい!」なんて相手を責めないことです。
もしどうしても我慢できないことがあるなら、どうして欲しいのかをきちんと言葉で伝え、やり方を変えてもらうようにお願いすることです。
また、趣味など感性の違いも出てくるでしょう。相手はすごく気に入っているようなものでも、自分としては受け入れがたいようなものです。
しかし、それを頭ごなしに否定するのはNG。誰だって、自分の好きな物を否定されると、自分自身を否定されたような気持ちになるからです。
それはお互い様なのですから、どうしても我慢できないことでなければ受け入れた方が賢明です。
3.家事はケースバケースで行う
例えば、料理は私、洗い物はあなた、などと家事の分担を決めたとしましょう。
でも、疲れていたり、帰ってくるのが遅くなったりすると、最初の取り決め通りに出来なくなることもありますよね。
それは私の仕事じゃない!なんて、かたくなな姿勢はNGです。
そんな時は思いやりを持って、自分がやるということも必要です。
また、自分の担当の家事をやってもらったなら、当然お礼を言いましょう。
4.分かってくれて、やってくれて当然だと思わないこと
女性は1日2万語を話すと言われますが、男性はおよそ1/3の7千語。とにかく口数が少ないわけです。
同棲なんて始めると、時間はたっぷりあるので無理して話す必要もないし、外で仕事して疲れて帰ってくるので、家ではさらに無口になってしまうという男性も少なくありません。
そんな男女の意思疎通は、やはり「言葉」でしっかりしていく必要があります。
- 私が食事を作ったんだから、相手が洗い物をするのは当然
- 遅くなるなら連絡を入れるのが当然
- 先に帰ってきた方が掃除をするのが当然
などなど、女性は「私がこうやってるんだから、相手もこうやってくれて当然」のように思い込みがち。
どうやったらお互いの負担を減らしつつ快適に過ごしていけるか、共同生活のルールは口頭で確認しないといけません。男性は察するということが苦手だからです。
勝手な思い込みは気持ちのすれ違いの原因になります。
こんな時はこうして欲しい、というようなことがあれば、きちんと確認すること。お互いが納得した上で「こうしていこうね」という取り決めが出来れば、「どうして分かってくれないの、やってくれないの」と一人で悶々と腹を立てることもありません。
5.お金の問題は最初に話し合っておく
お金の話をうやむやにすると、後々問題が生じることがありますから、どのようにお金を出し合うのかということを最初に話し合っておくことをおすすめします。
- 家賃はどうするか
- 光熱費、食費などの生活費はどうするか
など、折半なのか収入に応じた割合で出すのかなど、納得がいくまでちゃんと話し合って決めてください。
6.時々別々に過ごす時間を作る
ずーっと一緒にいても飽きない、というなら良いのですが、いくら好きでもそうはならないもの。
時々離れてリフレッシュすることも必要です。
そのためには、一人でぶらぶら買い物をしたり、友達と食事をしたり、パートナーと離れる時間を作ること。
一緒にいない時間があるからこそ、自分の世界も広げられるし、嫌なことがあっても外でストレスを解消して、楽しい気分で帰ってくることが出来るのです。
7.たまには二人で贅沢な時間を楽しむ
別々に暮らしていると不経済だから、と一緒に暮らし始めた人もいるでしょう。
例えば結婚資金をためたいなどの理由で、普段もなるべく節約した生活をしているのではないでしょうか。
でも、節約ばかりで家にこもっていたら、何となく二人の関係がマンネリ化してきて、同棲生活自体を楽しめなくなってしまいます。
月に1回でもいいし、数ヶ月に1回でもいいでしょう。
ちょっと美味しいレストランに行くとか、二人で贅沢を楽しむ時間を作るのもおすすめです。
8.挨拶、感謝を言葉にして伝える
朝起きたらおはよう、寝る時はおやすみなさい。何かしてもらったらありがとう。
人として当然のことなのですが、一緒に暮らし始めるとうっかり口に出さなくなってしまうことがあります。
同じ空間に他人が住んでいるということ自体、本来ものすごくストレスがたまることなので、それをなくすためには毎日気持ちよく過ごすことを心がけましょう。
そのために必要なのが、挨拶や感謝の言葉なのです。
仲の良いカップルは、お互い相手を思いやる感謝の気持ちを持って、それをちゃんと口に出して伝えています。
結婚を前提に同棲期間を決めておく
ただ一緒にいたいという理由で同棲をし始めると、何となくそのままずるずる、何年も同棲生活が続く、といったことになりかねません。
彼女は「いつプロポーズしてくれるんだろう・・・」と思っているのに、彼は「別にこのままでもいいじゃん」と思っている、なんてケースもあります。
適当な気持ちで同棲すると、些細なことで喧嘩して、適当などうでもいい理由で分かれてしまうカップルも多いのです。
だからこそ、同棲をするなら結婚を前提にしましょう。そうしないと、同棲した時間が無駄だった!ということになってしまうかもしれないからです。
特に女性の場合は無駄に何年も同棲し、結局別れて婚期も逃すという事態になりかねません。
だからこそ、同棲は結婚を前提に、半年とか1年、一緒に住んでみて大丈夫だったら結婚しようか、と決めておくことをおすすめします。
適度な距離感を保つことが長続きの秘訣
べったりしすぎて喧嘩のもとですし、かといってあまりにドライな関係も寂しい。せっかく同棲しているのだから、その幸福感に浸りたいですよね。
仲良く過ごすためには、「適度な距離感」、これが大事です。
お互い大人なので、あまり干渉しすぎず、でも思いやりを持ってパートナーに接していきましょう。