1本100円もしないアルミホイルですが、とにかく便利。
普段はホイル焼きくらいにしか使わないかもしれませんが、今回は目からウロコの活用法をご紹介します。
キッチン以外でも使う方法があるので、是非普段の暮らしの中で役立ててみてください。
目次
アルミホイルの基本知識。正しい使い方って知ってる?
まずは、基本の正しい使い方についておさらいをしておきましょう。
アルミホイルには裏表があるのでしょうか。
ピカピカと光っている面とくすんでいる面があると思いますが、光っている方が表で、くすんでいる方が裏だと思っている人が多いようです。
しかしこのアルミホイル、実は裏表という区別はなかったのです。
アルミホイルというのはアルミニウムを薄くローラーで伸ばしたものなのですが、その時ローラーが当たる面が光沢面、当たっていない方がくすんだ面という違いなのです。
裏表はないということで、料理に使う時には特にどちらの面を使わないといけないということもなさそうです。
見た目を気にするなら、例えばホイル焼きを作る時とかおにぎりを包む時などは、光沢面を表(外側)にして包むといいかもしれないですね。
アルミホイルの便利な使い方
それでは便利なアルミホイルの使い方をご紹介します。
電子レンジでゆで卵を作る
普通、電子レンジに卵を入れて加熱したら爆発してしまいますが、アルミホイルに包んでしまえば大丈夫。
- 卵をアルミホイルで包んだ状態で、コップの中に入れます。
- 卵がかぶるくらいの水を入れてチンするとゆで卵の出来上がり。
時間がない時にやってみてください。
おろし金に貼る
生姜などを下ろすとき、そのままだと繊維がくっついて洗うのが面倒です。
おろし金にアルミホイルを貼ってから薬味をおろすと繊維が残らないので、洗い物が楽になります。
煮魚を作る時に使う
煮物をする時に落としぶたの代わりに使う、というのはよく知られている方法だと思います。
それにプラスして、煮魚を作る時には魚の下にもアルミホイルを敷いて下さい。
そうするとホイルごと魚を取り出せるので、身を崩さずに盛りつけができます。
魚の焦げ付きも防げて一石二鳥です。
ゴボウの皮むきに
アルミホイルをくしゃくしゃにして軽くこするだけで、ゴボウや山芋の皮をむくことができます。
生姜にも使える方法なので、是非試してみてください。
急速冷凍したい時
アルミホイルは熱伝導が良いので、肉などを包むか下に敷くかして冷凍すると、普段よりも急速に冷凍することができます。
冷凍品の解凍にも
実は解凍する時にもアルミホイルが使えるんです。
- フライパンの上にアルミホイルを敷いて、冷凍品をその上におきます。
- そのフライパンをガスコンロの上やオーブンのラックに置いておくだけ。火はつけません。
これで解凍できるなんて驚きですが、アルミホイルは熱伝導が良いので、自然解凍するよりも短時間で済むのです。
密封袋を作る
ポテトチップスを食べたけど、途中でしまっておきたい。だけどそのままだと湿気ってしまう。
そんな時は、袋の口の部分にアルミホイルをかぶせて、その上からアイロンをかけます。
プラスチックの袋が溶けてくっつくので、袋に再び蓋が出来るのです。
冷めたらアルミホイルを外しておけばOKです。
排水口のぬめり取り
排水口の掃除ってイヤですよね。
でも、アルミホイルを丸めて排水口に入れておくだけで、ぬめりを防いでくれるんです。
アルミホイルは金属なので水に触れると化学反応を起こし、金属イオンを発生させるのだとか。
それによって雑菌が繁殖するのを防ぐので、イヤなにおいが出にくくなるんです。
電気を明るく見せる
電気のカサの内側にアルミホイルを貼ります。
そうすると蛍光灯の光が反射するので、ワット数を下げても今までの明るさを維持できます。
刃物の切れ味が蘇る
切れ味の悪くなったハサミなどでアルミホイルを何度か切ってみてください。
包丁の場合はアルミホイルを2〜3枚重ねたものを数回切ってみてください。
それで切れ味が蘇ります。
釘やねじの錆び止め
釘やねじなど、しばらく使っていないと保存状態によっては錆びてしまうことがあります。
そんな時はつかった後にアルミホイルで包んでおくと湿気から守ってくれるので、サビを防ぐことができます。
ガーデニングのアブラムシよけ
アブラムシは強い光を嫌うので、植木鉢やプランターの土の上(植物の根元の当たり)にアルミホイルを敷いておくと、光が反射してアブラムシを防いでくれます。