引っ越しの準備を効率的にこなすための準備と手順

転勤など引っ越しが決まると、急いで準備をしないといけません。

また、一人暮らしだと準備を自分一人でやらなくてはいけないので、忙しい中でも効率的にこなしていきたいものです。

引っ越しはスケジュールを立てて、手順を決めて準備をすることで、大きな失敗を防げます。

短い期間で手際よく準備を進めるためのコツをご紹介します。

引っ越し日を決めて見積依頼

まずは引っ越しする日を決めます。そこからスケジュールを立てていく必要があるからです。

また、春先など引っ越しが多い季節は、希望する業者の予約がいっぱいになってしまうこともあるので、早めに見積依頼もしておきましょう。

大家さん、管理会社への連絡

賃貸に住んでいる場合は、引っ越しが決まったらすぐにでも大家さんや管理会社に連絡をしておきましょう。

早めに連絡をしないと余分な家賃を払わなくてはいけなくなってしまう場合もあるからです。家賃の未払いがある場合はどのように精算するかなども確認しておきましょう。

いつからやればいい?様々な手続き

電話やガス、水道などの手続きも忘れずに行いましょう。どの手続きも早めに、2~3週間前には済ませておきたいところです。

役所に転出証明書をもらいにいく

住民票の手続きも必要になるので、役所の窓口で転出届を提出し、「転出証明書」をもらっておきます。

国民年金や国民健康保険に加入している人は、住所変更届や喪失届が必要になりますから同時に手続きをしてください。

他にも児童手当や介護保険など公的な手当を受給している人も手続きが必要になるので、役所で必要な手続きは2週間くらい前にまとめて行うといいでしょう。

ライフラインの手続き

  • ガス
  • 水道
  • 電気

も早めに引っ越し日を連絡しておきます。

特にガスは注意が必要です。引っ越し先で開栓する場合、係員の立ち会いが必要であるため、早めに予約を入れておかないと、引っ越しした当日にガスが使えないということも。

引っ越しシーズンは混み合うので、早めに連絡をした方がいいでしょう。

インターネット、ケーブルテレビ

料金がいつ締めになっているかにもよるのですが、期限を過ぎていると翌月分まで支払わなくてはいけなくなってしまうことがあるので、これも早めに連絡をした方が賢明です。

新居の準備に関すること

新居の掃除が出来るなら、荷物を運び込む前に徹底的に掃除をしておきましょう。

レイアウトを決める

ベッドやソファなどの大きなものは置き場所を決めやすいと思いますが、細々したものは何となく運び込んでしまうと後からレイアウトを変えるのが大変です。

あらかじめどこに何を置くか、細かく決めておくと荷解きが楽になります。

近所へのご挨拶

引っ越し当日は、搬入作業の騒音などで少なからず周りのお宅に迷惑をかけることになります。

事前に手土産を持ってひと言ご挨拶に伺っておくと、後々の近所付き合いもスムーズにいくでしょう。

荷造りを効率的に進める準備

荷造りは、数日前になっていきなりダンボール詰めをするのではなく、何から詰めていくか、その前の準備が大切です。

いらないものを捨てる

荷物の量を見積もるためにも、まずはいらないものを整理します。

そうしないと、必要のないものまで引っ越し先に持っていくはめになりますし、荷物が増えて余計な料金がかかることになります。

  • 服の整理
  • 靴の整理
  • 収納スペースの中身を仕分け

などをして、いらないものはこれを機にどんどん処分します。

荷物が多い人はダンボールを調達する

一人暮らしで荷物があまりない、という場合は良いかもしれませんが、荷物がそれなりにある人は、引っ越し業者からダンボールを調達することをおすすめします。

近所のスーパーなどでもダンボールをただでくれることがありますが、引っ越しに適した強度があるものばかりではなく、重いものを入れると歪んでしまったり、底が抜けるといったトラブルに見舞われることがあるからです。

荷造りに必要な道具を揃える

引っ越し作業を安全に、効率的に行うためにも以下のものを揃えておきましょう。

  • 軍手
  • ガムテープ
  • カッター
  • 荷造り紐
  • マジック

ダンボールはうっかり手を切ったりすることもあるので、軍手は必須です。

あまり使わないものは整理と同時に荷造り

例えばシーズンオフで着ていない服や、冬だったら扇風機などは使っていませんよね。

そのように、今使っていないものは整理するついでにダンボール詰めしてしまいましょう。

ダンボールに番号と品名を書く

そして、ダンボールに詰めたものは、後から何の箱か分かるように、中身をマジックで書いておきます。番号も書いておくと、業者さんに指示がしやすいです。

重ねても分かるように、上だけでなく横にも書いておくといいでしょう。

その番号ごとに、1~2は寝室、3はリビングなど、行き先が分かるようにしておくのです。

引っ越し先のどの部屋にどのダンボールを置いてもらうか、引っ越し業者の人に先に伝えておいた方が、後で自分で運ぶ手間が省けます。

毎日使うものは当日の朝荷造り

使わないものから荷造りをしていき、最低限必要なものを残して、数日前には荷造りが終わるように毎日少しずつ詰めていきましょう。

毎日使うようなものは、当日の朝荷造りします。

重いものは小さな箱に

重いものを大きな箱にたくさん詰めると、業者の人も大変ですが、引っ越し先で自分が苦労することになります。

軽いものは大きな箱に、重いものは小さな箱に詰めるようにしましょう。

効率的に食材を消費

冷蔵庫は、前日にはコンセントを抜いて水抜きをしておきたいので、1週間くらい前から冷蔵庫の中が空になるように、食材を効率的に消費していきましょう。

氷も忘れずに捨てておいてください。

間取り図を作って業者に渡す

荷造りがおおかた出来たところで、新居の間取り図を作って、どの部屋にどの荷物を置けばいいのかということを書き込みます。

荷造りしたダンボールだけでなく、ソファや冷蔵庫などの大きな家具の場所もです。

これを業者さんの人数分コピーしておき、当日渡して指示をします。そうすれば、引っ越し先から何度も「これはどこに置けばいいんですか」などと問い合わせが来ることも防げます。

まとめ

お部屋探しと引っ越しは切り離すことはできません。
引っ越し業者さんへの連絡や見積もり、スケジュールなどわからないことはお部屋を決めた不動産屋さんに聞くのが一番です。
また、不動産屋さんに行くと引っ越し業者さんのパンフレットが置いてありますが、これは引っ越し業者さんが不動産屋さんに出入りしているということです。そういった業者さんは常に不動産屋さんとコミュニケーションが取れていますので、不動産屋さん紹介の引っ越しやさんはサービスもそうですが、やり取りがスムーズに進みやすいのが特徴です。

お部屋が決まったらついでに引っ越しの相談もしてみて下さいね。

ライター紹介

わが街プロジェクトおいでよわが街 情報館 管理人

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