一言で中高年と言っても様々ですよね。
現在では、バリバリ現役で働く中高年の方も増えています。
そういう方々は賃貸のお部屋を借りる場合、収入的には問題ないかもしれませんが、問題は年齢の壁です。
目次
中高年の入居審査
連帯保証人
賃貸のお部屋を契約するには、連帯保証人を立てなければなりませんが、その資格は実収入がある親族が良いとされています。若いうちは親に保証人になってもらうのが一般的なのですが、ご自身の年齢が高い場合、まず親というのは不可能でしょう。
次に兄弟ということになりますが、自分は働いていても兄弟は現役でない場合があります。もし収入が無かったり、保証人になるには足りない場合は無理ということです。
一番いいのはご子息に保証人になってもらうことですが、大家さんによってはあまり年齢が高い人の入居を嫌がるケースも少なくありません。まして一人暮らしになるとその厳しさは増すでしょう。
無職及び年金生活者
入居者自身がもう働いてない場合は更に厳しいと言わざるを得ません。 先ほどの例にもありますが、ご子息に契約者になってもらうケースも良いと思います。
いずれのケースも選択の範囲は狭くなりますが、理解のある大家さんを根気よく探すしか手はないようですので、あらかじめ事情をお話してからのほうがいいでしょう。
保証人だけの問題であればこちらを参照してみてください。↓↓
保証人がいない(準備中)
高齢者のための住宅
これまでのように、一般賃貸で中高年の方のお部屋探しは簡単ではないことを説明しました。
次の手は行政の窓口に相談してみるのも良いでしょう。
各地方の行政窓口には「高齢者のための住宅相談」ができる部署がありますので遠慮なく相談してみましょう。
高齢者にもやさしいUR賃貸住宅
UR都市機構が管理する賃貸住宅には「高齢者向け賃貸住宅」というものがあり、各地に相談窓口があります。
しかも礼金・仲介手数料・更新料・保証人不要ときたら相談しない手はありませんね。
UR高齢者相談窓口
高齢者向け賃貸住宅
最後に、どうしても一般賃貸の方がいいという方は、是非住みたい場所の地元の比較的古い不動産屋さんを訪ねて相談してみてください。
地元一筋の老舗の不動産屋さんは大家さんとの付き合いも古く、融通を効かせてくれる場合が多々あります。その時は正直にご自身の現状を話して相談することが成功のカギとなります。