1日頑張って疲れきった身体と頭を休めるには、質の良い睡眠が欠かせません。しかし、疲れている時ほどなかなか寝付けなかったりするものです。
疲れていれば自然と眠れるでしょ?と思うかもしれませんが、そうではありません。
快適に眠るためには寝室の環境作りが大事なのです。
目次
快適に過ごせる寝室のインテリア&レイアウト
快適に眠るためには、ベッドの位置や照明がとても大事です。特に「光」は眠りの質を左右するので、よく眠れないなという人は見直してみるといいでしょう。
ベッドは窓から離れたところにおく
窓際にベッドがあると、夏など日の出が早い季節は早くに目が覚めてしまいます。
遮光カーテンで日光を遮るとともに、ベッドは窓から離れたところにおいて自分のタイミングで起きるまで目が覚めないようにした方がぐっすり眠れます。
寝る時は真っ暗にする
眠っている時は出来るだけ暗くした方がぐっすり眠れます。どうしても明るさがないと不安な人は、手の届くところにタッチライトを置いておくといいでしょう。
間接照明で柔らかい光に
寝室はあまり明るすぎないようにするのがポイント。電気は白熱灯ではなくて、電球色を選びます。
オレンジ色の柔らかい光は部屋全体の雰囲気も穏やかになり、これから眠りにつこうという態勢を整えやすくなります。
天井の電気は直接光源が目に入らないように、電球がシェードなどで覆われたものがいいでしょう。
また、間接照明を上手に取り入れて、柔らかい光でお部屋を包むようにします。明るすぎない照明にしておくと、寝室に入っただけで身体がお休みモードになりますよ。
インテリアは統一する
ベッドカバーやシーツなど、好きなもので揃えるのもいいのですが、色柄など寝室のインテリアと統一感があった方が、全体的にまとまりが出ます。
その方が部屋に入った時に気分が落ち着くので、布団に入るだけで気持ちがいい!となるでしょう。居心地のいい寝室になるはずです。
温度や湿度、寝具はどうすればいい?
一晩中目を醒まさずにぐっすり眠るためには、部屋の温度調節などにも気を配ってみましょう。
適切な温度は?
暑すぎても眠れませんし、寒くても眠れません。
- 夏は26〜28度
- 冬は18〜22度
くらいの温度が快適です。湿度は年間を通して50〜60%くらいがいいでしょう。冬は加湿気を使うといいですね。
寝る時と明け方は室温も体温も違ってきます。エアコンをつけっぱなしだと朝は寒くて目が覚めるかもしれません。
タイマー機能を上手に使って、温度が一定に保たれるようにするといいでしょう。
重すぎない&吸湿性のある布団を
今は綿の布団は少なくなりましたが、あまり重い布団を使うと寝ている間に身体が疲れてしまいます。
軽さと温かさでいうと、冬はやはり羽毛布団がいいですね。吸湿性もあり、適度な温度を保ってくれます。
夏はクール素材のタオルケットなど選ぶと、汗を吸い取ってくれてさらっとしているので一晩中快適に眠れます。
枕はフィッティングして選ぶ
枕は身長や体型によって適した高さが違ってきます。あわない枕を使っているとそれだけで疲れてしまい、起きた時に全く疲れが取れていない、ということにもなりかねません。
女性の場合は首のしわの原因にもなるので、自分にあった枕を使いたいですね。
最近では枕の専門店も増えてきました。やはり実際に試してみて、快適だと思う高さの枕を選ぶのが一番です。
アロマテラピーでリラックス
寝室でリラックスできる香りを使うと、眠りの質を高めることが出来ます。
リラックス効果のある精油(エッセンシャルオイル)をティッシュにたらして、枕元に置いてみてください。
- ラベンダー
- オレンジスイート
- マンダリン
- ローズウッド
- ゼラニウム
などがおすすめです。
タイマーつきのアロマディフューザーや精油が使える加湿器などもあるので、季節に応じて使い分けるといいですね。