一人暮らしでお金がないときは、自炊をした方がいいということはわかっていても、料理が苦手だとかえって材料費などが高くつくことがあります。
そこで今回は、手抜きをしながらも料理を楽しみながら、食費を抑えながら自炊生活を続けていくコツをご紹介します。
目次
一人暮らしの自炊は手抜きをするに限る!
料理が大好き!という人以外は、毎日自炊するのはやっぱり苦痛ですよね。
その苦痛を取り除くために、手抜きをする方法をまとめました。
パスタ&パスタソース
パスタは一人ご飯の定番ですね。レトルトのパスタソースを買いだめしておけば、いつでも簡単にパスタが食べられます。
でも、パスタって茹で加減が難しい・・・。
そんなお悩みに答える、簡単な茹で方があるんです。
◆水漬けパスタ
パスタを水に浸けておくだけで、茹でる前に吸水してモチモチの食感になります。
- パスタが入るくらいの容器(100均にあります)にパスタ100gを入れ、水を300ml加えます。
- 2時間以上吸水させます。
- 食べる前に一度茹でます。沸騰させたお湯にパスタを入れ、再沸騰したら1分茹でて出来上がり。
水につける時間があるのですぐに食べるわけにはいきませんが、「今日の夜はパスタにしよう」と思ったら、朝水に浸けてから会社に行けばいいですね。
水に浸けて3日間は保存できます。
カット野菜を活用
キャベツやレタス、大根など大きな野菜を買ってしまうと、冷蔵庫も場所を取るし、何より使い切れませんよね。
たしかに、丸ごと買った方がコスト的には安く済むように見えるのですが、余るのはもったいない。使い切れずに捨ててしまうくらいなら、カット野菜を使った方が経済的です。
カット野菜は、スーパーはもちろん、最近はコンビニでも売っています。
フライパンで炒めて塩こしょうするだけで立派なおかずに。
栄養面を考えるなら、肉や卵などタンパク質をプラスするといいですよ。
麺つゆをフル活用
麺つゆは醤油より便利です。
刺身には醤油の方がいいですが、料理に使うには麺つゆの方が色々な調味料が入っているので、味が決まります。
炒め物も麺つゆをかけるだけ。野菜を電子レンジでチンして麺つゆをかけたら立派なおひたしに。
大量に作り置きして冷凍
1回1回料理をするのは面倒。だから、まとめて作って冷凍しておきましょう。
例えばカレーの材料。
- 玉ねぎ
- 人参
- じゃが芋
- 肉
これを煮て柔らかくし、カレールウを入れればカレーになりますよね。
先ほどの麺つゆを入れたら、肉じゃがになります。
トマト缶を入れて塩で味を整えたら、トマトシチューになるんです。便利でしょう?
ただし、じゃが芋と人参は、大きいと冷凍した時にぼそぼその食感になってしまいます。
小さめに刻むか、大きく切って柔らかく煮てから、フォークでざっくり潰しておくといいですよ。
その状態で冷凍しておけば、後は味付けをするだけで便利です。
業務用スーパーを活用する
冷凍といえば、業務用スーパーの食材はとても便利です。
業務用なんて、量が多いんじゃない?と思うかもしれませんが、最近では一般の買い物客も多いので、家庭用のサイズの冷凍食品も多くおいています。
肉でも野菜でも冷凍食品がたくさんあるので、それを買っておけばチンしてすぐに使えます。元々冷凍してあるから、腐る心配もありません。
野菜などはカットしてあるので、解凍するだけでサラダや炒め物が簡単に作れます。
出来ることからやっていこう
最初から気合いを入れて、「自炊をしないと!」と思ってしまうと辛くなります。
ですから、自分の食べたいものから作って見る、出来そうなことからやってみるなど、段階を追って上手になっていけばいいでしょう。
料理は何よりも楽しんでやることが続けるコツです。