お風呂のカビ対策にアロマスプレー!簡単な作り方とおすすめアロマ

日本は湿気が多いので、掃除を少しさぼるとすぐにお風呂にカビが出てきてしまいますね。でも市販のカビ取り剤って、ものすごく臭いがきつくて、吸い込んだら身体に悪そうな気がしませんか?

確かにカビ取り効果は強力なんですが、「混ぜるな危険!」などと書かれているとちょっと怖くなってしまいます。

そこでおすすめしたいのが天然のアロマオイルを使ったスプレーです。簡単に手作りできるので、いい香りでカビを予防しませんか。

アロマオイルの抗菌作用、殺菌作用

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天然のアロマオイルには細菌やウィルス、真菌(カビ)の増殖を抑える「抗菌作用」と、菌そのものを殺す「殺菌作用」があります。

これらの作用は、古くは古代エジプトのミイラ作りに使われたり、中世ではペストなどの伝染病を抑えるためにも利用されてきました。

ということで、アロマの持っている菌を抑える力で、お風呂のカビを予防していきたいと思います。

お風呂のカビ予防に適したアロマ

カビにはたくさんの種類がありますが、おおまかにいうとお風呂やキッチンなどの水回りに出来るのが黒カビ、食べ物などに発生するのが青カビです。

それでは、「アロマテラピー学雑誌(2012年)」に掲載されている、「20種の精油の微生物に対する制菌効果」という論文から、実際に「黒カビ」を抑える働きのあるアロマをピックアップしてみたいと思います。

ティーツリー

ティーツリーはオーストラリアに生息する大木で、「Tea tree」と書かれますが、お茶として飲むことはあまりありません(原住民の方は飲むこともあるそうです)。

クリアな樹木系の香りで、抗菌作用に優れ、洗濯物の部屋干しの臭いなども解消してくれる優れものです。

アロマオイルの中でも価格が手頃なので、家事にも惜しみなく使えるアロマです。

ユーカリラディアタ

たくさんあるユーカリの種類の中でも、抗菌作用に優れ、風邪予防や鼻水、鼻づまりなどの辛い症状を和らげるのにも使えます。

鼻や喉が辛い時にはマスクに1滴たらしておくと、呼吸器を楽にしてくれます。

スッキリとした香りで、風邪予防も兼ねてルームコロンなどにもおすすめのアロマです。

ラベンダー

ラベンダーといえば、アロマテラピーの代名詞のようなアロマオイルで、甘くやさしい香りがストレスを和らげて、リラックスさせてくれます。

この香りにカビを抑える働きがあるの?と驚くかもしれないですが、ラベンダーは万能選手。本当に用途の広いアロマなのです。

ラベンダーの香りでカビが抑えられるなら、市販のカビ取り剤のような嫌な香りを我慢する必要もないですね。

フェンネル

フェンネルは茴香(ういきょう)とも呼ばれ、漢方にも使われているハーブです。女性の不調などにもよく使われ、胃腸の調子を整える働きもある、かなり役立つアロマです。

ほんのり甘さのあるハーブ調の香りです。

シナモン

シナモンはいわゆるニッキの香りですね。オレンジとの組み合わせは、ヨーロッパではクリスマスの香りとして人気があります。

シナモンには強力な抗菌・殺菌作用があり、皮膚刺激も強いアロマオイルなので、皮膚に原液がつかないように注意してください。

タイム(チモール)

タイムもハーブの一種で、たくさんの種類があります。中でも抗菌・殺菌作用が強いのがタイムチモールという種類です。

皮膚刺激も強いので、アロマのマッサージなどに使われることはあまりありません。タイムは黒カビにも青カビも抑える、パワーの強いアロマです。

お風呂のカビをアロマで予防する方法

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アロマオイルは原液を使うのではなく、薄めて使います。ただし、水には溶けないので、アルコールなどに溶かしてから薄めるようにします。

さっそく、アロマスプレーの作り方をご紹介しますね。

アロマスプレーを作ろう

基本の材料は薬局やドラッグストアで手に入ります。

<材料>

  • 無水エタノール 5ml
  • アロマオイル 20〜30滴
  • 精製水 95ml

<作り方>

  1. スプレーボトルに無水エタノールを入れます。
  2. アロマオイルを加えてよく混ぜます。
  3. 最後に精製水を加えて、蓋をしてさらによく混ぜてください。

ポイントは、先に水を入れないことです。アロマオイルは水に溶けないので、エタノールに先に溶かしてください。

精製水がなければ水道水でもOKです。私は浄水器の水を使っていますが、特に問題ありません。スプレーボトルは100均で買えるもので十分です。

アロマオイルは上記でご紹介したものを1〜3種類混ぜて使います。

例えば、ラベンダー20滴でも構いませんし、ラベンダー10滴+ティーツリー10滴というように、ブレンドして使うことも可能です。

お風呂上がりにスプレーを吹きかけておく

使い方ですが、まずお風呂が終わったら、ザッと壁などの汚れを洗い流してから、水シャワーをかけて温度を下げます。

雑巾などで軽く水滴をとって、カビが生えやすいところにアロマスプレーを吹きかけておきましょう。

  • タイルの目地
  • 天井
  • 排水口周り
    など、気になるところは重点的に。

スプレーした後は浴室全体が天然の香りに包まれて、掃除をしながらリラックス&リフレッシュできるのではないでしょうか。

浴室に香りが残らない?

アロマオイルを毎日使って、浴室の中に香りが残ってしまわないかと心配される方もいるのですが、その心配はありません。

天然のアロマオイルは香水と違って、いつまでも香りが残ることがありません。たいていは数時間で香りが消えてしまいますので、毎日使っても大丈夫です。

アロマスプレーが1本あると便利!

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アロマスプレーは基本の材料があればすぐに作ることが出来るので、1本作っておけば1年中重宝します。

時々アロマオイルの組み合わせを変えることで様々な香りのスプレーを作り出すことが出来るので、自分好みのスプレーを作ってみてくださいね。

ライター紹介

奈南有花アロマテラピーインストラクター&フリーライター

投稿者プロフィール

アロマセラピストスクールメディカルアロマ講師兼副学長
2012年まで社会保険庁(日本年金機構)にて年金関連業務に携わり、「消えた年金問題」などで大変忙しい時期を過ごす。その時の経験も活かし、年金・社会保険については「真実」の情報発信をしている。
また肌の弱かった長女のために様々な自然療法を試すうちにアロマテラピーにたどり着き、独学で勉強を始め、2010年にはアロマ環境協会のアロマテラピーインストラクターの資格を取得する。 現在、多方面の経験を生かした記事を書く「webライター」としても活躍中。
【専門分野】社会保険・年金の仕組み、手続等。アロマテラピー全般。美容・健康・食について

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