レモングラスのお茶は、レモンよりも少し甘味のあるさわやかな香りでとても飲みやすいハーブティーです。
ハーブティーってあんまり美味しくない・・・と思っている人にこそ飲んでみて欲しいお茶ですね。
私もコーヒーが好きで、美容や健康のためにハーブティーを飲むことはあっても、それほど「美味しい!」と思うことは少ないのですが、レモングラスは美味しいですよ。
そんなレモングラスティーの効果効能についてご紹介します。
レモングラスのアロマオイルについてはこちらの記事をご覧ください>「レモングラスの効能〜虫除け&肩こりに使える便利なアロマ」
目次
レモングラスは熱帯のハーブ
レモングラスは東南アジアなど熱帯地方で採れるハーブで、イネのような細長い葉っぱです。トムヤムクンなどによく使われているので、見たことのある方も多いでしょう。
お茶以外にも、料理の香り付けによく使われます。
レモングラスティーの効果効能
レモンの香りやさわやかですが、レモンと違って酸味がないのでとても飲みやすいお茶です。
消化促進作用
レモングラスは食事中や食後に飲むお茶としてもとてもおすすめです。
- 消化不良
- 胃もたれ
- 胸やけ
などに有効です。
食べ過ぎてしまった時とかお腹が張っている時にもいいですね。お腹の中からスッキリします。
抗菌作用
身体に害のある菌を抑えてくれるので、衛生環境の良くない東南アジアでは特に重宝されていますね。日本人が刺身などの生ものを食べる時にわさびを使うのと同じ感覚だと思います。
コレステロール値を下げる作用
レモングラスにはコレステロールを下げる作用があるので、脂っこいものがお好きな方は、食事中のお茶としてもおすすめです。
見た目は太っていなくても、健康診断でコレステロール値が高めといわれている人はぜひ飲んでみてください。
抗ウィルス作用
風邪予防にもレモングラス!風邪やインフルエンザまでお茶で防げるなんて素晴らしいと思いませんか。発熱や頭痛、のどの痛みなど風邪の引き始めにとてもいいですよ。
ビタミンCも含まれているので、風邪の引き始めには特におすすめ。免疫力を高めて風邪の悪化を防いでくれます。
緑茶なども抗菌作用があって風邪には良いといわれていますが、カフェインが入っているでしょう?その点レモングラスティーはノンカフェインです。寝る前に飲んだって大丈夫です。
風邪気味で寒気がする時などは、ジンジャーとのブレンドがおすすめ。身体の中から温まって風邪のウィルスを撃退します。
リラックス効果
このさわやかな香りは心が安らぎます。ちょっと気分が落ち込んでいる時やうつっぽい気持ちの時など、心を和らげてリラックスさせてくれます。
血行促進作用
レモングラスには血管を広げて血行を促進する作用があります。冷え性にはもちろんのこと、肩こりなどにもいいでしょう。
美味しいレモングラスティーの淹れ方
ホットでもアイスでも美味しいですが、アイスは飲みやすいのでおすすめです。ミントとの相性も抜群なので、夏の暑い時期にはビタミン補給としてもいいでしょう。朝たっぷり作っておいて、1日水代わりに飲むのもおすすめです。
ドライハーブで淹れる
<淹れ方>
- ティーポットにドライハーブを入れます。1人分ティースプーン2杯程度です。
- 1人分当たり300ccのお湯を入れます。
- 3分蒸らしたら出来上がり。
ホットでもアイスでも美味しいですが、アイスにする時は少しお湯を少なめにして淹れます。グラスに氷をたっぷり入れて、そこに良く蒸らしたレモングラスティーを加えてアイスティーを作ります。
フレッシュレモングラスを使うなら
もしフレッシュなレモングラスが手に入ったら、ぜひそれでお茶を入れてみてください。ドライとはまた違った香りが楽しめます。
量は1人分で軽くひとつまみです。淹れ方はドライと同じです。
おすすめのブレンドは?
レモングラスだけでも十分美味しいのですが、他のハーブとブレンドしてもおいしいですよ。
- リラックスしたい時はカモミール
- 食後に口をさっぱりさせたい時やペパーミント
- 美肌効果を期待するならローズ
などがおすすめです。
ハーブティーの風味がどうしても苦手という人は紅茶に入れても美味しいですよ。
デトックスウォーターも作れる
お茶をいちいち入れるのは面倒、という人はお水に浸けておくだけのデトックスウォーターを作ってみてください。
<材料>
- レモングラス 8〜10本
- ペパーミント 小さじ1〜大さじ1(ドライ)
- ミネラルウォーター 1リットル
ハーブの量は目安です。ミントのスースー感が苦手な方は少なめでもかまいません。
これをガラスポットなどに入れて24時間冷蔵庫で寝かすだけ!お好みでフルーツなどを入れてもいいでしょう。
身体の中からキレイになれるお水です。