エイジングケア用のクリームにもよく使われているフランキンセンス。香りもいいですし、気持ちを深く落ち着けたいときにもおすすめのアロマです。
フラキンセンスの効果効能についてご紹介します。
目次
フランキンセンスの効果効能
新約聖書に出てくる、東方三賢人がイエス・キリストに捧げた供物の一つであるフランキンセンス。聖書には「乳香(フランキンセンス)、没薬(ミルラ)、黄金)」とあります。
古代には黄金と同じくらいの価値があったとされる香料で、神への捧げものと焚かれたり、痛み止めの薬として使われていました。
古代エジプト人は若返りのパックにフランキンセンスを使っていたそうですよ。
精油のプロフィール
- 科名:カンラン科
- 学名:Boswellia carterii
- 抽出部位:樹脂
- 抽出法:水蒸気蒸留法
主な作用
- 抗うつ作用
- 免疫刺激作用
- 抗カタル作用
- 去痰作用
- 瘢痕形成(はんこんけいせい)作用:傷や肌の凸凹を治す作用
適用例
- 精神高揚のための空気清浄
- 緩和ケア
- 免疫力低下
- 神経性うつ病
- 激しい不安
- 皮膚真菌症
- 創傷
- カタル性気管支炎
心への作用
不安やパニックに陥った時や、緊張で呼吸が早くなっている時などに心を和ませて落ち着かせてくれるアロマです。
また、産後のうつ状態の時には気持ちを明るくし、リフレッシュさせてくれる効果も。気持ちを穏やかにしながら心の平静を取り戻すのに役立ちます。
身体への作用
呼吸器系の不調に良いアロマです。特に、気管支炎や咽頭炎など、肺やのどの炎症の緩和に役立ちます。
肌への作用
もう、若返りといったらフランキンセンスですよ!エイジングケア化粧品にもよく使われいているフランキンセンス。しわやたるみが気になる人におすすめなんです。
年齢肌が気になりだしたらスキンケアにフランキンセンスを取り入れてみて欲しいです。
フランキンセンスの使い方・楽しみ方
フランキンセンスは女性にとても人気のある香りです。普通に芳香浴に使うのもいいですし、せっかくですからスキンケアにも使ってみましょう。
アンチエイジングクリームに
フランキンセンスでシワ・たるみ対策クリームを作りましょう。とはいっても、クリームを一から作るのは材料をそろえるのも面倒ですから、市販のクリームに混ぜるだけで十分です。
ニベアのようなプチプラクリームでもいいですし、普段お使いのクリームでもOK。精油は水には溶けませんが油にはよく溶けます。
クリームは油が主成分ですから精油を混ぜることが出来るんです。
1日の終わりに瞑想してみよう
フランキンセンスは古代から宗教儀式などに使われてきたこともあって、鎮静効果の高い精油です。それでいて気分を明るくさせてくれる働きもあるので、1日一生懸命使った頭をクリアにして、スッキリさせるためにフランキンセンスを使ってみましょう。
相性の良い香りはレモンの精油。この組み合わせはとても人気がありますね。ティッシュにフランキンセンスとレモンを1滴ずつたらして芳香浴をします。
ソファに座ってもいいですし、ベッドに入って横になるのでもかまいません。目を閉じてゆっくり深呼吸します。呼吸は腹式呼吸にします。
1日5分でいいんです。何も考えず、頭を空っぽにしてみましょう。ただ、「空っぽにしよう」と思うと余計に雑念が出てきますから、呼吸に意識を集中するといいですよ。
ゆっくりと吐く、吸うを繰り返す。お腹の膨らみに意識を集中する。これだけで立派な瞑想タイム。脳がリラックス&リフレッシュします。
特に疲れている時やストレスを強く感じている時は、脳を休ませるために瞑想をしてみましょう。