アロマテラピーで風邪の諸症状に良い精油は色々あります。
でもその精油をどうやって使ったらいいのか、使い方がよく分からないというご質問もよく受けます。
そこで今回は、風邪の諸症状が辛いときのアロマの使い方についてお話しします。
目次
鼻や喉が楽になる、精油の使い方
それでは症状に合わせて、色々な使い方をご紹介します。
アロマディフューザーなどを使う
アロマディフューザーなどを使って精油を空気中に拡散することで、空気中のウィルスの増殖を抑え、空気をキレイにすることができます。
また、呼吸とともに精油の成分を取り入れることが出来るので、鼻や喉が少し楽になるでしょう。
空気清浄スプレーで風邪予防
ディフューザーがなくても、アロマスプレーを作って精油の成分をお部屋に広げることができます。
◆基本のアロマスプレーのレシピ
- 無水エタノール 5ml
- 精油 20滴
- 精製水 95ml
◆作り方
- スプレーボトルに無水エタノールを入れます。
- 精油を加えてよく振り混ぜます。
- 最後に精製水を加えて蓋をし、さらによく混ぜます。
肌につけないのであれば、精製水ではなくて水道水でも大丈夫です。
私は精製水をわざわざ買うのが面倒で、浄水器の水を使っています。
スプレーに使う精油は、
- ユーカリ・ラディアタ
- レモン
- サイプレス
- ラヴィンツァラ
などがおすすめです。
例えば、ユーカリ10滴、レモン10滴を入れて作ると、スッキリクリアな香りのスプレーが出来上がります。
上記の精油に、ご自分が好きな香りをプラスするのもいいでしょう。
カップとお湯で吸入法
鼻づまりや喉の痛みが辛い!という時には、精油の成分をもっと積極的に体にとり入れる方法がおすすめです。
それが、吸入法。
マグカップなどにお湯(70〜80度くらい)を入れて、そこに精油を2〜3滴たらします。
鼻や喉の症状であれば、ユーカリ・ラディアタかペパーミントがおすすめ。咳が出るときはサイプレスがいいでしょう。
精油をたらしたら、目を閉じてゆっくりと香りを吸い込みます。
精油の成分が鼻や喉の粘膜から吸収されるので、呼吸が少し楽になるでしょう。
マスクにたらす
お出掛けする時には、マスクにたらすのもおすすめです。
マスクの下に1滴、精油をたらします。
呼吸をするたびに精油の成分が鼻から入るので、少し楽になりますよ。
私はユーカリ・ラディアタを常備してあるので、喉や鼻がつらい時にはマスクにユーカリをたらしています。
アロマジェルを塗る
風邪の引き始めだったら、アロマジェルがとても役に立ちます。
私は、「風邪かな?」と思ったら、すぐにアロマジェルを作って塗ることにしています。
早めに対処することで、少しでも風邪が悪化するのを防ぐためです。
◆アロマジェルの作り方
- 水溶性ジェル 小さじ1
- 精油 2〜3滴
これを混ぜて、喉や胸に塗るんです。
疲れて免疫力が落ちていそうなときは、ユーカリ・ラディアタに加えてラヴィンツァラも使います。
- ユーカリ・ラディアタ 1滴
- ラヴィンツァラ 1滴
これを混ぜて、1日3〜4回、このジェルを塗って精油の成分を体に浸透させます。
お風呂でアロマ
リラックスタイムにも是非アロマを使ってください。
◆アロマバスソルトの作り方
- 天然塩 大さじ2〜3
- 精油3〜5滴
上記でご紹介しているような、風邪に良いアロマを使ってもいいですし、ゆっくり眠って疲れを取るために自分が好きな香りを選んでもOKです。
風邪を引いているということは免疫力が低下していますから、疲れを取ってぐっすり眠るだけでも風邪を早く治すことにつながります。
そんな時は精油の効能にこだわらず、好きな香りでリラックスするといいでしょう。
ひどくなる前に、アロマで風邪予防
アロマテラピーを楽しむようになると、自分の体調にも敏感になります。
ちょっと疲れてるかな?風邪を引きそうかな?など、体調の変化がわかりやすくなるので、そんな時に上手にアロマを取り入れて欲しいです。
本格的に寝込んでしまう前にアロマで元気を取り戻してしてください。