メリットだらけの米国株 日本人と相性がいいと言われる取引方法とは

日本から米国株を取引することは可能なのか?

結論から言ってしまえば、大いに可能です。私の感触では、日本の多くの方が、米国株を「どこか遠くの存在」、または「手の届かない何か」として認識しているようです。

たしかに、国外の株式という意味では、物理的に遠い存在です。しかし、これには多くのメリットがあり、さらに、日本人と相性がいいポイントがいくつもあります。これについて、今回の記事では、疑問にお答えしながらわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

本題に進む前に、米国株の簡単なおさらいからしておきましょう。

米国株取引きのメリット

1.配当が頻繁にある

まずは、配当についてです。日本の株式では、一般的に1年間で1回または2回配当がもらえます。これに対して、米国株では年4回配当がもらえる企業がたくさんあります。配当を重視して株式を保有していきたい人にとっては嬉しい特徴です。

尚、日本では株主優待制度が広く浸透していますが、アメリカでは一般的ではありません。これらの特徴を加味した上で米国株の取引をしてみるかどうかを検討してみてください。

配当は非常に重要な要素です。日本には配当のみを重視して株式の銘柄を選ぶ一定の層が存在しています。あなたは、どのようなアプローチを採用するでしょうか。

2.取引時間が夜〜朝

米国株と日本の株式では、取引時間が異なります。まずは、日本の株式市場についてです。複数の取引所がありますが、東京証券取引所を例に挙げるならば、取引時間は平日の9:00~11:30と12:30~15:00の2つとなっています。つまりは、取引時間が日中です。

一方で、米国株はアメリカ現地の取引所の取引時間に従って取引します。実際、アメリカにも複数の取引所があります。その中身は2つです。どちらも有名なので耳にしたことはあるかもしれませんが、ニューヨーク証券取引所とナスダックです。

どちらも取引時間は同じで、9:30〜16:00です。ここで注意点があります。アメリカの取引所ですので、先にお伝えした時間は、あくまでも現地でのものです。時差を計算すると、日本では、23:30〜翌実6:00ということになります。

つまり、日本の夜から朝にかけて米国株の取引が可能です。このように言うと「徹夜をして株の値動きを追わないといけないのか」とプレッシャーに感じる人がいるかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。取引を行うのは先の時間のいつでも大丈夫です。

むしろ、昼間は仕事をして、夜に米国株の取引をする、または、値動きをチェックするという習慣をつくることもできるので、非常に便利な時間帯と考えることもできます。

株式の最小単位

続いては、株式の最小単位です。株式には最小単位が設けられています。つまり「最低でもこの額を購入する必要がある」という条件です。

日本の株式からおさらいからしておきましょう。普通、100株からの購入が必要です。つまり、1株の値段が3000円だと仮定すると、100株では30万円になります。この額を最低でも購入することが必要ということです。(人にもよると思いますが)決して安い額ではありません。少し「とっつきづらさ」を感じる人も少なくないでしょう。

それでは、米国株ではどうでしょうか。なんと、非常に寛容な1株から購入できます。これは大きなメリットです。1株が3000円とすると、1株ですので3000円からの購入が可能です。株式を始めてみたいけど「いきなり大きな金額を投入するのは怖い」という場合には、このような特徴が、一歩を踏み出す決め手になるかもしれません。

通貨の違い

続いては、通貨の違いについてです。日本から米国株は簡単に買えます。証券会社を通して買うのが一般的です。実際にどの銘柄が欲しいのかを指定し、購入株数を選ぶ、という意味では日本の株式を購入するの何ら違いはありません。

日本の株式は皆さんご存じの通り、日本円で購入します。一方で、米国株の購入にはアメリカドルが必要になります。とは言え、アメリカドルを自分で用意する必要はありません。証券会社の方で、日本円→アメリカドル→米国株という交換を行ってくれます。

このような流れにより、購入の際には、「通貨が変わる」ことをあまり意識しないかもしれません。しかし、実際には、通貨間での両替が発生しているのです。これが何を意味するかというと、為替による損益です。意図していなくても、結果的に(日本円に「戻した」時に)得をしていたり、損をしていたりすることがあるのです。

FXという為替のみを利用した投資方法があるくらいですので、これが最終的な損益にもたらす影響は無視できません。ですので、米国株を扱う時には、必ず、最終的な計算に、為替によるプラスやマイナスを忘れずに組み込むようにしましょう。

 

さて、いかがでしたでしょうか。今回の基礎が皆さんの米国株取引ライフのお役に立てましたら幸いです。ここまで読み終えたことで、米国株を少し身近に感じてもらえたはずです。

ライター紹介

寄稿者

村上 英治

外資系証券会社で10年以上勤務し、外国の株式・通貨取引のエキスパートとして、世界経済や外国企業について考察を行ってきました。米国株投資を中心とした資産運用について、ポイントをおさえながら解説していきます。

記事投稿・監修

わが街プロジェクトおいでよわが街 情報館 管理人

投稿者プロフィール

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