「幸せを呼ぶハーブ」という別名もある、ワイルドストロベリー。
初心者でも育てやすいハーブで、実を食べるだけでなく葉っぱをお茶として楽しむことが出来ます。
ワイルドストロベリーにはどのような効能が期待できるのか、飲み方などもあわせてご紹介します。
目次
ワイルドストロベリーのプルフィール
ワイルドストロベリーは実ももちろん食べられますし、葉っぱはお茶に利用できるとても便利なハーブです。
育てるのも簡単で、たくさん実がなればジャムにすることも出来ますね。
赤い実だけでなく、白や淡い黄色の実もあります。開花期間も長いので、1年を通して長く楽しめるハーブです。
ヨーロッパから日本に入ってきたのは明治頃で、北海道では野生化しました。エゾヘビイチゴと呼ばれています。
ちなみに関東でみられるヘビイチゴとは種類が違います。
幸運の象徴
ヨーロッパでは幸運を運んでくるハーブだといわれており、恋愛成就のために育てている人もいるのだとか。
以前日本でも、テレビで「幸運を呼ぶハーブ」と紹介されて、やたらと売れた時期がありますね。
大事に育てて実がつくと幸せになれるんだそうですが、あまり水をやりすぎると根が腐ってしまうので注意が必要です。
枯らしてしまったら幸せになれない・・・なんてことはないのでご安心ください。
ワイルドストロベリーの効能
可愛らしい見た目とは違い、ヨーロッパでは茎や根が薬として使われていたこともあるほど、薬効の高いハーブです。
ビタミンやミネラルが豊富
特に鉄分が豊富。鉄分はビタミンCと一緒に摂ると吸収がよくなるといわれていますが、ワイルドストロベリーはビタミンCも豊富なので、鉄分補給にはもってこいです。
女性は貧血ぎみの人が多いので、積極的に飲んで欲しいですね。低血圧の人は朝からワイルドストロベリーのお茶を飲んでみてはいかがでしょうか。
腎臓や肝臓の機能向上
腎臓の機能を高めて余分な水分を排出しやすくしたり、肝臓の機能を高め、デトックスにも役立ちます。
身体の巡りを良くすることにも役立つので、ダイエットにもいいかもしれないですね。
お腹の調子を整える
ワイルドストロベリーにはペクチン(水溶性食物繊維)が含まれているので、便秘ぎみの人はお腹の中からスッキリ出来ます。
葉だけでなく茎も含めて、昔から下痢止めとしても使われてきました。お腹がゆるめの人の調子を整えるのにも役に立つでしょう。
解熱効果
身体を冷やす効果があるので、熱が出ている時に飲むといいとされています。
美肌効果
ワイルドストロベリーはポリフェノールもたっぷり。ビタミンCとともに、肌の調子を整えるのにも役立ちます。
活性酸素を除去してくれるので、年齢を感じ始めたお肌のケアにもいいですよ。
ワイルドストロベリーの美味しい飲み方
ベリー系のハーブティーはクセもなく飲みやすいものが多いですが、ワイルドストロベリーもとても美味しいハーブティーです。
1人分はティースプーンにハーブを2杯ティーポットに入れて、お湯を150~180ml注いで作ります。
5分ほど蒸らしてからカップに注ぎます。
紅茶とブレンドしても美味しい
イチゴの香りはしませんが、くせのないお茶。それでもハーブティーが苦手という人は、紅茶とのブレンドがおすすめです。
特に風邪気味の時には、紅茶の殺菌作用とワイルドストロベリーの浄化作用で、身体の中からスッキリしますよ。
他の飲みにくいお茶とブレンドするのもおすすめ
薬効は高いんだけれど、香りがどうにも苦手というハーブがあれば、ワイルドストロベリーをブレンド要員として使うことで飲みやすくなります。
実も葉っぱも楽しもう!
ワイルドストロベリーは育てるのも簡単なハーブです。鉢植えでも地植えでもどちらでもOK。
自分で育てれば実もお茶も楽しめます。
健康にも美容にもいいお茶なので、毎日のティータイムに楽しんでみてください。