南国ハワイのイメージがあるハイビスカスですが、園芸用の花としても人気がありますよね。
ハーブティーとして飲むハイビスカス園芸用のものとは違い、「ローゼル種」と呼ばれる品種です。
とっても酸っぱいハーブティーですが、お肌にも身体にもとってもいいお茶なので是非試してみて欲しいです。
今回はハイビスカスティーの効果についてご紹介します。
目次
ハイビスカスのプロフィール
ハイビスカスはアフリカ原産の植物です。ですから、熱帯や亜熱帯地域を中心に生息しています。
日本でも温かいところなら育てられますが、寒さにはとても弱いので、九州南部や沖縄などの地方でないと育てづらいでしょう。
ハーブティーに使われるのはローゼル種
ハイビスカスはとてもカラフルな花をつけるので、ガーデニングを楽しむ人にも人気の植物。品種改良が重ねられ、今では5000種類を超える品種があるそうですよ。
ただし、ハーブティーとして使われるのは赤い顎を持つローゼル種です。
花の後に大きくなった顎の部分を使ってお茶にするんです。
ハイビスカスの効能
ハイビスカスには女性に嬉しい成分がたっぷり含まれています。
- ビタミンC
- クエン酸、リンゴ酸
- カリウム
- アントシアニン
- ポリフェノール
- アミノ酸
美容に詳しい方なら、この成分をみただけで「お肌に良さそう!」と思うのではないでしょうか。
クエン酸、リンゴ酸などの有機酸
ハイビスカスティーの酸っぱさの元はこの有機酸です。
クエン酸はレモンや梅干しにも含まれていますね。リンゴ酸はその名の通り、リンゴの酸味の元です。
これらの有機酸は疲労回復や食欲増進に効果があるとされています。
ビタミンCもたっぷり
お肌にはやっぱりビタミンCですよね。
毎日定期的に補充していかないといけないので、手軽に飲めるハーブティーでビタミンCを補っていきましょう。
胃腸の調子を整える
さっぱりした酸味は胃腸の調子を整えてくれる働きがあります。
疲れて何となく食欲がないなという時に飲んでみてください。胃腸がスッキリして食欲出てくると思います。
便秘の解消にも
ハイビスカスティーには穏やかな緩下作用があるとされています。便秘の解消にも役立ちます。
むくみの解消
ハイビスカスティーにはカリウムというミネラルが含まれているので、身体の余分な水分、塩分を排出してくれます。
- 足がむくみやすい人
- 塩辛いものが好きな人
におすすめです。
目の疲れを取る
ハイビスカスティーの真っ赤な色はアントシアニンという色素です。ブルーベリーなどに含まれているポリフェノールとしてよく知られていますね。
アントシアニンは疲れ目などに良いとされている栄養素です。
- パソコン仕事で目が疲れている
- スマホをみている時間が長い
このような人は、目の疲れを取るのにハイビスカスティーを飲んでみるといいでしょう。
ハイビスカスの美味しい飲み方
ハイビスカスティーのキレイな色を出すためには、少し長めに抽出するのがコツです。
1人分はティースプーンにハーブを2杯ティーポットに入れて、お湯を150〜180ml注いで作ります。
5分ほど蒸らしてからカップに注ぎます。
はちみつをプラスしても
ハイビスカスは真っ赤でキレイなお茶なのですが、とても酸っぱい・・・
ですから、飲みにくい場合ははちみつを加えてくださいね。
お肌にはローズヒップとのブレンドがおすすめ!
もっとビタミンCをプラスして、お肌にいいハーブティーを作ってしまいましょう。
ローズヒップとハイビスカス、ティースプーンに1杯ずついれてお茶を作ります。
これもけっこう酸っぱいので、蜂蜜を入れると美味しくなります。
夏に美味しい、濃いアイスティー
以前、アロマトリートメントサロンで出して頂いたお茶で、とても美味しかったので作り方を教わったものです。
<材料>
- ハイビスカス スプーン3杯
- ローズヒップ スプーン3杯
※お湯の量は1人分でハーブを3倍にします。
<作り方>
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- ティーポットにハーブを入れ、お湯を180ml注ぎます。
- 10分くらい蒸らしたら、カップに注ぎます。
- お茶が熱いうちにはちみつを好みの量加えます。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
※常温が良い方は冷やさなくてもOK
冷蔵庫で冷やしますので飲むまで時間がかかるのですが、とっても濃いハーブティーはまるでジュースのようなんです。
氷を入れていないので薄まっていなくて、とても美味しいですよ。
私は夏になると、朝のうちにこれをたっぷり作っておいて、常温でジュースのようにして飲んでいます。
ぜひお試しあれ。
真っ赤なハイビスカスティーで毎日元気に
このすっぱさ、最初は「う〜〜〜」と思うかもしれませんが、慣れるとクセになります。
お酢とかレモンのような尖った酸っぱさではないので、1度試してみてくださいね。
気分もスッキリするし、身体も軽くなるような気がします。