ほのかに甘い香りがして、とても飲みやすいリンデンフラワーのハーブティー。花を使ったハーブティーって、本当に美味しいです。
ハーブティーを初めて試す人にも是非おすすめしたいお茶のひとつです。
今回は、ストレスを和らげてリラックスさせてくれるリンデンフラワーについてご紹介します。
目次
リンデンフラワーのプロフィール
リンデンフラワーはボダイジュの花。
しかし、和名でわざわざ「西洋ボダイジュ」というだけあって、仏教でお釈迦様が悟りを開いたという「菩提樹」とはまったく別のものです。
リンデンという名はドイツ語から来ていますが、花や葉をお茶として使う「リンデンフラワー」と、木部を使う「リンデンウッド」があり、それぞれ全く効能が違ってきます。
花言葉は「夫婦愛」
リンデンフラワーの花言葉は「夫婦愛」。なんか素敵ですね。
ギリシャ神話から来ているそうですが、ヨーロッパでは古くから愛されてきた木で、「千の用途をもつ木」といわれています。
リンデンフラワーの効能
カモミールとかエルダーフラワーとか、お花の部分を使ったハーブティーって、香りがいいものが多いんですよ。
だから、普段はコーヒー派の私でも、疲れた時には飲みたくなります。
ストレスを和らげる
リンデンフラワーの効能はやっぱり「癒し」ですね。
リラックス効果が高いので、ストレスを和らげて、ストレスからくる胃痛や頭痛にも良いとされています。
ストレスがたまると食欲がなくなってしまう人や胃の調子が悪くなる人にこそ飲んで欲しいお茶です。
生理前のイライラにも
女性の不調を改善するお茶も色々ありますが、リンデンフラワーはどちらかというとPMS(月経前症候群)でイライラして仕方がない!という人におススメ。
メンタル面のサポート力に優れたお茶なので、怒りっぽくなっている時にはリンデンフラワーで気持ちを鎮めましょう。
睡眠の質を高めるために
ほんのり甘い香りは、昂った神経を鎮めてくれるので、寝つきが悪いとか、眠りが浅いという睡眠のトラブルがある人にもおススメ。
睡眠は時間ではなくて質が大事です。
忙しくてなかなか長い睡眠時間を確保できないと思うので、短い時間でもぐっすり眠れるように、リンデンフラワーで寝つきを良くしていきましょう。
リンデンフラワーの美味しい飲み方
リンデンフラワーは花、葉、蕾などが使われています。
1人分はティースプーンに2杯、お湯を150ml〜180mlほど注いで3~5分蒸らします。
ミルクティーもおすすめ!
そのままでも十分美味しいのですが、ミルクティーで飲むのがオススメです!
ハーブティーを煮出した後にミルクを入れるのもいいですが、ここはちょっと手間をかけてみませんか。
- ハーブティーを淹れるお湯の半分を牛乳にします。
- 水と牛乳をお鍋に入れて沸騰直前までわかします。
- そこにリンデンフラワーを入れて蓋をして3分蒸らします。
電子レンジでチンするよりも、お鍋で作った方が断然美味しいですよ。是非試してみてください。
はちみつを加えても美味しいです。
寝る前のリラックスタイムに
リンデンフラワーはカフェインが入っていませんから、寝る前に飲んでも大丈夫です。
むしろ、寝つきを良くするために寝る前に飲んで欲しいお茶ですね。
寝る前にリンデンフラワーの香りで気持ちを和らげ、お腹も温めると、ぐっすり眠れますよ。
身体を冷やしたくないので、寝る前に飲むときはホットで飲んでくださいね。
カモミールとのブレンドもおすすめ
リラックス効果の高いカモミールとのブレンドもとてもおススメです。2つの香りが合わさると、さらに甘く、やさしい香りになるのです。
癒し効果は抜群。
ついつい寝る前まであれこれ考え込んでしまう人は、リンデンフラワーとカモミールのブレンドで頭を空っぽにして、リラックスしてください。