ひまわりの種というと、ハムスターやリスの餌じゃないの?と思うかもしれませんが、栄養たっぷりでお酒のおつまみにもおすすめ!
ポリポリ食べていると止まらなくなるので食べ過ぎには注意ですが、女性の美容と健康にも役立つ栄養価の高い食材なんです。知らないのはもったいない気がします。
そんなひまわりの種にはどのような栄養素が含まれているのか、どのような効能があるのかなどをご紹介しますね。
目次
ひまわりの種の栄養
ひまわりの種は栄養の宝庫。日本ではあまりメジャーなおやつではありませんが、アメリカや中国ではよく食べられているそうですよ。
ビタミンE
若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEは、お肌の衰えが気になる年齢にはぜひ摂って欲しい栄養素です。
抗酸化作用が高く、体内の活性酸素を減らしてくれるので、老化予防に役立ちますよ。
30代以降はとにかく活性酸素との戦いですから、肌をキレイに保つためにも毎日しっかり摂っていきたいビタミンです。
リノール酸
リノール酸はコレステロールを下げる効果が期待される必須脂肪酸です。必須脂肪酸とは体内で合成できず、食べ物から摂らなくてはいけない脂肪酸のことです。
ただしリノール酸の過剰摂取はアレルギー症状を悪化させるとも言われているので、食べ過ぎには注意が必要です。
ミネラル
- カルシウム
- マグネシウム
- 亜鉛
- 鉄
- カリウム
など、ミネラルが豊富に含まれています。
ビタミンB群
ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸など、ビタミンB群が豊富。ビタミンBは皮膚や粘膜を保護したり、代謝アップに欠かせない栄養素です。
葉酸とビタミンB12は造血作用で貧血予防にも役立ちます。
気になるカロリーは?
1粒当たり約1.2kcal、糖質は0.02gほど。結構な高カロリー食品です。100gで600kcalにもなってしまうので、あまりたくさんは食べられないですね〜。
ひまわりの種の効能
種は命の元ですから、栄養がたっぷり。これらの栄養が美容や健康にどのように役立つのでしょうか。
アンチエイジングに
なんといっても老化予防!抗酸化作用で、細胞が酸化して傷つくのを防いでくれるので、
- しわ
- シミ
- たるみ
などの予防につながります。美肌作りに役立つおやつになりますね。
生活習慣病の予防に
リノール酸は食べ過ぎると良くないですが、適度な量ならコレステロールを低下させるのに役立ちます。
カリウムも含まれていますから、余分な塩分な塩分を排出し、高血圧や動脈硬化を予防します。
ひまわりの種の食べ方
ひまわりの種ってどうやって食べるの?美味しいの?
はい、美味しいですよ。食べ方も簡単なので、是非一度試してみて欲しいです。
殻を剥いて中だけ食べる
外側の模様のついた殻は食べられません。先の尖ったところを歯で割って、手で殻を剥きます。もしくは、爪を縁につきたててペリッと剥いてみてください。
中身を出したら、そのまま食べることも出来るのですが、フライパンで軽く炒ってから食べると香ばしくて美味しいですよ。
面倒な方は、すでに殻を剥いた状態のものも売っています。
軽く塩をふっておつまみ、おやつに
炒ったひまわりの種に軽く塩をふると、立派なおつまみに。ビールと良く合います。もちろん、ちょっと小腹が空いた時のおやつにもおすすめですよ。
サラダやヨーグルトのトッピングに
ナッツ感覚で楽しめるので、サラダなどにふりかければただの野菜サラダもちょっとグレードアップ。
ヨーグルトのトッピングにもいいですし、焼き菓子を作る時に入れるのもおすすめです。
1日の摂取目安量
カロリーもそれなりにありますし、リノール酸も摂りすぎると害になるので、1日20粒程度が適当です。
健康食品全般にいえることですが、食べれば食べるほど健康になる、というものではなく、毎日少しずつ続けていくことが大事です。
自分で育てたひまわりの種も食べられる?
花が咲き終わったら十分乾燥させて種を収穫すれば、売っているものと同じように食べることが出来ますよ。
ただし「食用」と書かれていた種であれば育てて確実に食べられますが、どのような品種のものかによります。
品種改良されているものだと、乾燥させていざ食べよう!と思ったら中身がスカスカということもあるので、もし食べることも楽しみたいなら食用の種を使った方がいいですね。