ココナッツオイルは肌や髪にも使える!保湿もできるココナッツオイルの効能

ココナッツオイルダイエットというのが流行りましたが、食べるだけではなく塗っても美容に効果があるのをご存知ですか?

一時期ほどスーパーでも見かけなくなりましたが、色々なことに使えるココナッツオイルは1つもっておくと便利かもしれません。

ココナッツオイルはいわば無添加の化粧品。天然素材で安心、安全なスキンケア&ヘアケアができるんです。

肌質や髪質を選ばずに使える便利な保湿剤として、もっとココナッツオイルを役立ててみませんか。

ココナッツオイルは溶かして使う

ココナッツ

ココナッツオイルは真夏以外は固体です。25度以上にならないと液体にならないので、使う分だけ温めて使います。

電子レンジで温める
小皿などに移して電子レンジで30秒くらい温めてください。

湯煎で温める
ボウルなどにお湯を入れて、その中に深めの容器に入れたココナッツオイルを入れます。量にもよりますが、数分で溶けます。

お風呂で温める
お風呂上がりに使うなら、ココナッツオイルの瓶をそのまま湯船に入れておくのもオススメです。溶けた分だけ使いましょう。

手で温める
人肌の温度でもとかすことが出来ます。手の平で包み込むようにして温めればじわじわと溶けてきます。

ココナッツオイルの肌への使い方

ココナッツオイル

乳液やクリーム代わりにココナッツオイルを使うことが出来ます。

メイク落しに

溶かしたココナッツオイルを手に取って、メイクとなじませるようにしてクルクルと顔全体に広げます。

ティッシュで吸い取らせるようにしてオイルを拭き取り、その後は普通に石けんなどで洗顔します。洗い上がりはとてもしっとりしていますよ。

洗顔後の肌に

洗顔後、化粧水で肌を整えたら、パール粒大くらいのココナッツオイルを手の平で良く伸ばしてから肌になじませましょう。

やや重めのオイルなので、塗るというよりはハンドプレスでなじませる、という使い方がオススメです。

ブースターとして

化粧水の浸透を良くするブースターオイルとして使うのもオススメです。洗顔後、少量のココナッツオイルを肌になじませましょう。

肌が柔らかくなっているので、その後に塗る化粧水や美容液の浸透が良くなります。

リップクリームとして

唇がかさついたりひび割れている時には、少量のココナッツオイルを塗るのもオススメです。オイルの浸透を良くするなら、ラップを貼って10分くらいおいておくといいですよ。

マッサージオイルとして

メイクを落とした肌にココナッツを塗ってマッサージをしていきます。

  1. 人差し指、中指、薬指の3本を使っておでこの中心からこめかみへリンパを流します。
  2. 次にこめかみからフェイスラインに沿って顎までリンパを流します。
  3. 目の周り、顎から口角にかけての口周りのリンパを流します。
  4. 頬は下から軽く持ち上げるようにして優しくマッサージします。
  5. 最後は耳の後ろから鎖骨に向かってリンパを流します。

終わったら洗顔料または石けんで洗い流しましょう。

全身の保湿に

ココナッツオイルはボディクリームとして使うことも出来ます。特に肘や膝、かかとなど角質が硬くなりがちなところにはすり込むようにして塗っていきましょう。

お風呂上がりの肌が柔らかくなっている時に塗るのがオススメです。

塗った後はオイルが浸透するまでしばらくおきたいので、バスローブなどを着ておくといいのですが、そんなものない!という方は、軽くタオルで押さえるといいですよ。

アロマをプラスするのもOK

ボディケアに使うなら、せっかくですからアロマオイルをプラスしましょう。スキンケア効果も高まります。

オススメのアロマは、

  • ゼラニウム
  • マンダリン
  • ローズウッド
  • ラベンダー
    など。

オイルが溶けているうちに、小さじ1当たりアロマを2滴加えてよく混ぜます。それをクリーム代わりに肌に塗ってください。

ココナッツオイルの髪への使い方

ヘアケア

ココナッツオイルは髪の保湿にも役立つんですよ。髪を保湿してダメージから守ってくれます。

ヘアパックとして使う

髪の長さにもよりますが、大さじ2~3くらいのココナッツオイルを溶かします。それを毛先を中心にダメージやパサつきが気になるところに塗り込みます。

できればシャワーキャップや蒸しタオルで覆って、15分ほどおいてなじませます。私はお風呂に入る前にパックして、そのまま湯船に入っています。

その後は普通にシャンプーしましょう。もしべたつきが気になるなら2度洗いしても大丈夫です。

ドライヤーの熱から髪を守る

ほんの数滴分、洗髪後のタオルドライした後の髪につけてからドライヤーをかけるとホントにしっとりしますよ。

熱から守ってくれるのと、髪の水分をしっかり閉じ込めてくれるので、翌朝のしっとり感が変わります。

スタイリングの前に

朝のスタイリングの前に使うのもオススメ。たくさんつけるとべたついてしまうので、ほんの数滴で十分です。

乾燥が気になるところになじませてからスタイリングをすると、髪がしっとりまとまります。

肌や髪にいいココナッツオイルの選び方

ココナッツオイル

食べるためにココナッツオイルを選ぶ時には、低温圧搾で抽出、加熱処理をされていない「エキストラバージンオイル」がオススメなのですが、肌につけるものであれば「食用」ではなく「化粧品(コスメ)グレード」のものを選ぶようにしてください。

というのも、食べるなら出来るだけ無添加で、未精製のほうがいいのですが、それを肌に直接つけるということは肌に刺激を与える可能性もあるからです。

肌につけるなら、肌につけることを前提に作られているオイルを使う方がいいでしょう。

食用のモノを使ったらいけない、肌トラブルが起こる、ということではありません。質の良いオイルは栄養価も高く、食べられるくらい安全なものは肌につけてももちろんOKなんです。

ただ、手を加えていないということは、肌にとって不要な「不純物」が入っていることもあり、敏感肌の方はそれが刺激になってしまうこともあるので、化粧品(コスメ)グレードの方が安心だということです。

ライター紹介

奈南有花アロマテラピーインストラクター&フリーライター

投稿者プロフィール

アロマセラピストスクールメディカルアロマ講師兼副学長
2012年まで社会保険庁(日本年金機構)にて年金関連業務に携わり、「消えた年金問題」などで大変忙しい時期を過ごす。その時の経験も活かし、年金・社会保険については「真実」の情報発信をしている。
また肌の弱かった長女のために様々な自然療法を試すうちにアロマテラピーにたどり着き、独学で勉強を始め、2010年にはアロマ環境協会のアロマテラピーインストラクターの資格を取得する。 現在、多方面の経験を生かした記事を書く「webライター」としても活躍中。
【専門分野】社会保険・年金の仕組み、手続等。アロマテラピー全般。美容・健康・食について

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