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保険相談は今やメジャーな存在
あなたは保険相談に行った事がありますか?
保険相談とは、保険に加入したい人や見直しをしたい人が保険ショップや保険代理店に行って相談する事を言います。テレビや雑誌、インターネットなどでも様々なCMが流れていますので、あなたも一度は見た事があるかもしれません。
通常はファイナンシャルプランナー(FP)と言われる担当者が相談に乗り、保険の説明や手続きをしてくれます。
保険相談では、FPが専門的な知識や豊富な経験から、複数の保険会社の中からあなたに最適な保険を選んで紹介してくれますので、1社専属の保険の営業マンから保険に加入するよりも満足した結果が得られる事が多いと言われています。
しかし、「保険相談」と言う言葉がメジャーになった現在、様々な保険相談サイトが立ち上がり、また大小様々な保険代理店や営業マンが「保険相談」と言う言葉を使うようになりました。
その結果、中立公正な立場に立たずに営業成績を優先するような保険相談をする「ニセFP」が現れ、そのニセFPに保険相談をした結果、「無理やり保険の勧誘をされた」「しつこく営業された」などとクレームにも発展するようなケースも増えてきました。
では、どうしたらニセFPではなく本当に信頼出来るFPに保険相談が出来るのでしょうか。
ファイナンシャルプランナー(FP)ってどんな人?
本当に信頼出来るFPを選ぶためには、まずFPがどんな人なのかを知る事が大切です。
まず、FPとはAFPやCFP、ファイナンシャル・プランニング技能士、などの資格を取得している人を言います。
そして、生命保険だけではなく、損害保険、税金、年金、不動産、相続、住宅ローンなどの専門的な知識を持っていて、幅広く相談が出来る存在です。
保険相談をするのであれば、数多くの保険会社を取り扱う保険代理店に所属をし、損害保険や年金の知識を持ち、経験の豊かなFPを選ぶ事が保険相談成功の近道です。なぜならば、生命保険以外の分野でも家計の見直しが出来れば、それだけあなたの家計のスリム化に繋がる可能性が高くなるからです。
本当に信頼出来るFPを見分けるための3つのポイント
実際にあなたが保険相談の場で困らないために、その場で出来る本当に信頼出来るFPを見分けるための3つのポイントを挙げていきますので、この3つのポイントをまず最初に質問してみましょう。
FP資格の有無
「FP資格を持っていますか?」と最初に聞いてみてください。
ほとんどいないと思いますが、まだ稀にFP資格を持っていない担当者もいる事は事実です。私たちFPが資格を取る事は、さほど難しい事ではありません。そんな難しくない事を「後回し」にしている人に私なら自分の家計を見せたくはありません。
もし納得出来ない場合には担当や相談会社を変えてみましょう。
FP自身の加入している保険
「あなた(FP)は、どんな保険に入っているのですか?」と聞いてみてください。
FPは自分で自分の保険を選んでいます。その保険は悪いものではないはずです。もし、あなたに勧める保険がFPの加入している保険よりも劣るような保険だったとしたら、あなたには「中立公正な立場」と言いながら、最初から販売する保険を決めている可能性があります。
自分の営業数字や保険会社のキャンペーンに左右されている場合もあるので要注意です。
保険相談サイトを運営する会社の「FP採用情報」をチェック
保険相談サイトのホームページには、FPの採用情報が載っている場合がありますので、そこを覗いてみましょう。
例えば採用基準に「保険相談の経験5年以上必要」などと記載されていれば、そこで保険相談をしても「新人」に当たる事はまずないでしょう。安心して相談が出来ますね。
しかし、「業界不問」や「入社後3年以内にFP資格を取る意欲のある方」などと記載されている場合は危険です。あなたに新人が「経験を積ませるために」派遣される可能性があります。
せっかく時間を取って保険相談をするのに、来たのが新人だったらがっかりしますよね。そんな人に任せたくはありませんよね。
本当に信頼の出来るFPに相談が出来れば、効果的に家計の見直しが出来ます。保険相談に行く前に、しっかりと3つのポイントをチェックして末永く付き合える「あなたのFP」を見つけてください。