庭の雑草対策の方法〜おしゃれに雑草を抑えるには

とってもとっても庭に雑草が生えてきて、どうにかしたい!とお悩みではありませんか。特に、暖かい季節は雑草がグングン伸びるので、除草してもきりがありませんよね。

雑草を生えにくくするにはどうすればいいのか、庭の雑草対策のポイントについてまとめました。雑草にお困りの方はぜひ参考にしてください。

庭の雑草対策の手順

うんざりしてしまう雑草ですが、生き物ですから仕方ありません。雑草はほんのわずかな水分と日光でもたくましく成長してきます。広い庭は特に大変ですね。

まずは一度きれいに刈り取り、それから雑草が生えにくい環境を作っていきましょう。

雑草を刈り取る方法

生い茂っている雑草をまずはきれいにします。雑草を刈り取る方法としては2つあります。

  • 手で草むしりをする
  • 除草剤を撒く

どちらがいいかですが、草むしりは自分でやれば手間がかかりますが費用がかかりません。広い庭の場合には、草刈機を使って除草してもいいでしょう。草刈機は、安いものであれば1万円もしないので、1つ持っておくと便利かもしれないですね。

ただし、時期によってはとってもとっても生えてきますので、除草剤と併用するのがおすすめです。

除草剤には、今生えている雑草を枯らす薬剤と、これから生えてくる雑草を抑えるものがあります。とりあえず大まかに、目立つ雑草を手で抜いてから、残りを除草剤で枯らすという方法が良いのではないでしょうか。

費用をかけることができるなら、自分でやらずに便利屋さんに頼むという方法でもいいでしょう。

雑草を抑える薬を撒く

一度庭をきれいにしたなら、雑草が生えにくくなるように、草の成長を遅くする薬剤をまいておくと良いでしょう。

おしゃれに庭の雑草対策をするコツ

雑草を抜いた後は、土のままにしておくとまた雑草が生えてきますから、おしゃれに見せつつ雑草が生えにくくなるような対策をしておきます。

砂利を敷く

白い砂利などが敷き詰めてあるととてもおしゃれできれいに見えますよね。しかしこの砂利、少し注意が必要です。

というのも、砂利を敷くだけでは雑草は抑えられないからです。

砂利の間に植物の種が入り込めばそこから雑草が生えてきます。砂利の間から発芽してくると、抜くのもかえって面倒になるので、砂利だけを敷いておいてもあまり雑草対策にはならないのです。

そこで、雑草を抑えるために防草シートを下に敷いておきましょう。

一度しっかりと除草をして、その上に防草シートを敷いてから砂利を敷き詰めれば、雑草は生えにくくなります。

ウッドチップを敷く

ウッドチップもおしゃれですね。テーブルや椅子を置くとカフェのようになるのでとても人気があります。

ただし、ウッドチップも砂利と同じで、隙間に植物の種子が入り込むことがあります。雑草対策としては、実はあまり優秀ではありません。

また、材料が「木」であることから、チップそのものに虫が寄ってくる可能性があります。雑草が生えた上に虫まで寄ってきたらたまらないでしょう。

チップの下には防草シートを敷くとともに、虫が寄り付かないようにできるだけ湿気のたまらない、風通しの良い場所だけに敷くことをおすすめします。

タイルを敷く

タイルは効果の高い雑草対策です。見た目もおしゃれですし、おすすめの方法です。

タイルを自分で敷くのは結構な重労働なので、業者に頼むことをおすすめします。

隙間から雑草が生えてくる場合もありますが、グラウンドカバーなどと併用するとおしゃれに仕上げることができますよ。

グラウンドカバーで覆う

グラウンドカバーで人気のある植物を植えてみるというのもいいでしょう。芝生もグラウンドカバーの一種です。

常緑性があり、少しくらい踏まれても枯れないような丈夫な植物を植えることで、雑草は生えにくくなり、見た目にもおしゃれなお庭になります。

  • リュウノヒゲ
  • ブラッククローバー
  • クラピア

などが人気があります。

雑草対策で気をつけたいこと

これなら万全!と思ってやってみたことが、意外と効果がなかったということも。雑草対策で気をつけたいポイントについて説明します。

コンクリートには短所もある

コンクリートを打ってしまえば雑草は生えないのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

道端でも、アスファルトの間から雑草がたくましく生えてきているのを見かけますよね。

あれと同じことが、お庭でも起こります。

確かにコンクリートを入れた直後は雑草が生えてきません。その点は、他の雑草対策よりも効果が高いといえるでしょう。しかし、コンクリートは徐々に劣化していくものです。

定期的に補修をしないとひび割れなどが起きてそこから雑草が生えてくるのです。

また、一度コンクリートを入れてしまうと撤去するのが大変です。本当にコンクリートにしても良いかどうか、よく考える必要があるでしょう。

塩を撒いてはいけません

塩を撒くと、確かに雑草は枯れます。しかし、塩は解けないので土壌そのものにダメージを与えてしまいます。

自分の敷地だけならまだしも、近隣の土地にまで悪影響を与えてしまう可能性があるので、絶対に塩を撒いてはいけません。

賃貸なら防草シートを敷いておこう

庭付きの賃貸に引っ越した場合、どこまで手入れをすればいいのか、迷うところです。

賃貸には原状回復義務がありますから、コンクリートなどを勝手に入れることはできません。また、雑草をそのままにしておくと、自分たちが引っ越すときに大変な思いをします。

そこで一番簡単なのは、防草シートを敷いておくことです。

光が当たらないので雑草が生えるのを抑えてくれるので、草むしりの手間も省けます。

家や庭の雰囲気に合わせて上手に雑草対策を!

タイルを敷くか、砂利を敷くか、色々と方法はありますが、家や庭の雰囲気に合わせて選びたいですね。

また、一度対策すれば終わりではなく、どの方法でも定期的にお手入れが必要になるので、なるべく手間やコストがかからず、楽な方法を選びたいものです。

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