スパイシーだけど、どこかほんのり甘さも感じるシナモンの香り。寒い時期には、心まで温まる香りです。
シナモンをお茶として使う場合には、スティックとパウダー、2つのタイプがあります。
それぞれ、どのようにして使うのか、シナモンティーの作り方についてご紹介します。
シナモンティーの効能については、こちらの記事もご覧ください。
目次
簡単!シナモンティーの作り方
シナモンティーは、他のハーブティーと違って、シナモンを単独で使うことは少ないです。
紅茶など、何か他の飲み物に加えて飲むのが一般的な飲み方です。
パウダーは振りかけるだけ
我が家にもシナモンパウダーを常備してありますが、これは本当に便利。
紅茶にさっと一振りしてかき混ぜるだけで簡単にシナモンティーが作れます。
量は好みですが、シナモンは刺激が強めのスパイスですので、一振りで十分だと思います。
スティックは飲み物に入れてかき混ぜる
スティックを使うと少し高級感も楽しめますね。見た目にもオシャレです。
紅茶などの飲み物にスティックを入れて、マドラーのようにかき混ぜて香りを移してください。
じっくり鍋で煮出す方法も
もっと本格的にシナモンの香りを楽しみたい!というときは、鍋で煮出す方法もおすすめです。
◆作り方(2人分)
- 鍋に2カップ分の水を入れて沸騰させます。
- シナモンスティック(1/2本分)を細かくしてお湯に入れます。ほんの少し色づくまで弱火で沸騰させます。
- 火を止めて紅茶のティーバッグを入れます。
- 2分ほど蒸らして紅茶の色がついたら、カップに注ぎます。
好みでミルクやはちみつを入れてみてください。
特に、ミルクとの相性はいいと思います。
コーヒーに入れる
紅茶もいいですが、コーヒーに入れるのもおすすめです。
ブラックコーヒーよりはカプチーノなど、ミルク感の強いコーヒーに合いますよ。
パウダーを振りかけてもいいし、スティックでかき混ぜてもOKです。
スティックは再利用できる?
シナモンスティックって、ちょっと使っただけなのにそのまま捨ててしまうのはちょっともったいない気がしませんか?
1度使ったスティックですが、完全に乾燥させるか、濡れた部分を切り取ってパウダー状にすれば、シナモンパウダーとして利用することが出来ます。
飲み物に入れるのはもちろんのこと、バニラアイスにかけたり、トーストに砂糖と一緒にかけて食べても美味しいですよ。
シナモンの種類によっても味が違う
シナモンと一口にいっても、種類があるので気をつけて!
効能としてはそれほど違いがありませんが、味や香りが若干違いますので、両方試して好みのものを選ぶといいと思います。
セイロンシナモンとシナモンカッシア
一般的にシナモンといえば、セイロンシナモンを指していることが多いです。セイロンシナモンはスリランカ産のものが多いので、買う時に産地を見ればわかります。
シナモンカッシアはスリランカ以外の産地のものが多いです。
パウダーになってしまうと見分けはつかないので、産地を見て見るといいと思います。
スティックタイプなら、比べて見るとよく分かります。
セイロンシナモンは樹皮をはがして何層にも層になって巻かれているもの、シナモンカッシアは樹皮をそのまま乾燥させているので、やや厚みのあるスティックです。
香りは好みなのでどちらを選んでもいいですが、シナモンカッシアの方がやや濃いめの香りです。
寝る前のシナモンティーで手軽に血行促進
シナモンには血管を広げて血流を促進する働きがあるので、夜手足が冷たくて眠れない、という人は寝る前に1杯のシナモンティーがオススメです。
ピリッとスパイシーなシナモンの香りは心を元気にしてくれると同時に、ほのかに感じる甘さがリラックスもさせてくれますよ。