一人暮らしだと、家賃などの関係もあってワンルームを選ぶ人が多いと思います。中でも多いのは6帖1Kの間取り。
ごちゃごちゃしないように、溢れるものをどう収納するか、どのように家具を配置するかが部屋を広く使うための鍵になります。
狭いキッチンや玄関も出来るだけ広く、快適に過ごすためのお部屋作りのコツをご紹介します。
目次
一人暮らしの部屋を快適な空間にするコツ
6帖1Kだとかなり工夫して収納しないと、すぐに荷物が溢れてごちゃごちゃになってしまいます。いかに無駄なく収納するかが、部屋を広く使うためのポイントです。
床にものを置かない
床が見える面積が小さくなると部屋が狭く感じますし、圧迫感があります。出来るだけ床にはものを置かないようにします。
背の高い収納棚が一つあると便利です。収納棚は部屋の奥に置かず、手前の入り口側に置くと部屋が広く見えます。
ベッドは収納付きのものを
ベッドは収納がついているものを選ぶといいでしょう。細々したものはすべてベッドの下に収納できて便利です。
収納がなくても、すのこベッドのようにベッドの下の空間を利用できるものなら、そこを収納スペースにしましょう。
仕事をしたい人はロフトベッドもあり
パソコンを使って仕事もしたい、となるとデスクを置くスペースを確保するのが大変です。そんな時におすすめなのが、ロフトベッドです。
入れられるかどうかは天井の高さにもよりますし、多少の圧迫感は出てしまいますが、両方置いてスペースも確保したいという時にはいいでしょう。
棚や収納ボックスは統一感を出す
収納ボックスなどは壁紙や部屋の雰囲気と合うような色合い、デザインのものでコーディネートすると統一感が出ます。
白っぽいもの、淡い色合いのものでまとめると圧迫感もありません。
間接照明を取り入れて部屋を広く見せる
間接照明もオシャレ度がアップするアイテムとして人気です。部屋の角に一つ置いておくだけでも空間の広がりを感じることができますよ。
狭い玄関を広く使う工夫
一人暮らしの玄関は靴を収納するスペースも限られているので、靴を重ねておけるラックがあると便利です。
また、傘立てを置くスペースもないと思うので、ドアの内側にマグネットでつけられるタイプの傘立てを取り付けるといいでしょう。
キッチンや洗面所などの水回り
シンクの下の棚のドアなどに取り付けられるラックなどを利用して、出来るだけものが目に触れないように内側に収納しましょう。
クローゼットは空間をうまく利用
クローゼットは空いている空間をもれなく使いましょう。下にスペースがあれば収納ケースを、上にスペースがあればツッパリ棚をつけて、収納スペースを作ります。
パーテーションをインテリアとして活用
ちょっとした目隠しの要素もあるパーテーション。散らかりがちなバッグなどをかけておいたり出来るので、収納としても使えますし、時計や写真を飾ったりしてインテリアとしても活用できる優れものです。
部屋を広く使うためのレイアウトの工夫
どんな家具を買うかも大事ですが、配置をどうするかというのも部屋を広く使うための重要なポイントです。
ベッドの位置
家具で一番大きいのはベッドでしょう。間取りの多くは、部屋に入って奥の窓が短辺、両脇が長辺の長方形になっていると思います。
窓からベランダへの出入りが面倒でない、もしくは洗濯物は外に干さない、という場合は奥の短辺側にベッドを置くと、残りのスペースをかなり有効活用できます。
小さなソファくらいなら、6帖でも置けるかもしれないですね。
残りのスペースは少なく感じるかもしれないですが、ベランダへの出入りを優先するなら長辺側にベッドを置きます。
テレビを置く位置
ベッドに対して平行に置くか、直角に置くか、自分が普段テレビを見るために座る位置を基準にして、テレビを置く位置を決めるといいでしょう。
家具を低めのもので揃える
デスクや大きな収納棚などがいらないなら、家具は低めのもので揃えることをおすすめします。空間が増えるので、部屋に入った時にスッキリと広く感じるからです。
テーマを統一してスッキリしたインテリアに
好きなもの、好きな色を集めるのもいいですが、出来れば色のトーンを統一したり、「かわいい部屋」「落ち着いた部屋」など自分なりのテーマを決めて家具を揃えると、全体的にまとまった印象になります。
そうするとスッキリして部屋も広く見えますし、過ごしやすい空間作りが出来るでしょう。