ゴールデンウィークや夏休みなど、長期の休暇には家族で旅行に行く人もいるでしょう。帰省をする人もいるでしょう。
その際に心配なのがやはり空き巣などの犯罪です。
長期で留守にする場合にどうすれば泥棒から家を守るにはどうすればいいのでしょうか。
目次
留守宅を守るための9つの防犯対策
留守宅を泥棒から守るには、まず「留守」だとわからないようにすることが大事です。
そして、万が一留守だとわかってしまっても、泥棒が入りにくい、入るのを断念するような防犯対策をしていれば、旅行をしている間も泥棒を撃退できるでしょう。
1.ポストは留守がばれやすいので注意!
ポストに新聞や郵便物があふれていると、泥棒でなくても「あの家は留守なのかな?」と思いますよね。
ですから、新聞はいったん止めてもらいましょう。その際、わざわざ「旅行に行くので」なんていわなくてもいいのです。
「ちょっと事情があって、○日から○日止めてください」といえば十分です。
郵便物については、郵便局に「不在届」を出しておけば郵便物はいったん止めておけます。最寄りの郵便局で手続きしてください。
手続きに必要なのは、
- 身分証明書(運転免許証など)
- 不在届
不在届は郵便局のホームページからダウンロード出来るので、事前に書いて持っていけば手続きが楽になりますね。
もちろん郵便局に用紙が置いてありますので、行ってから書いてもOKです。
2.カーテンはレースだけ閉める
手前の厚いカーテンまで閉めてしまうと、日中もカーテンを閉めっ放しだということで留守がばれてしまいます。
窓側のレースのカーテンだけをしめておけば、とりあえず外からは覗かれませんし、留守であることもばれにくいでしょう。
3.洗濯物を干しておく
天気がよければ、何かしら洗濯物が干してあるのが普通です。ですから、晴れているのに何日も続けて洗濯物が干していないのは留守だとばれやすいです。
何でもいいので、雨で濡れてもいいようなものを干しておくことをおすすめします。
4.テレビや電気をつけておく
テレビでもステレオでもいいのですが、音の出るものをつけておくと人の気配と勘違いされ、留守だと悟られにくいようです。
また、リビングの電気をつけておけば、電気メーターが動いているので在宅だと思われやすいです。
タイマーでつけたり消したりできるものを使ったり、スマホのアプリでオンとオフを切り替えられるような電化製品があると便利ですね。
5.ご近所に声をかけておく
お隣さんに、「○日まで帰省で留守にします」など声をかけておきましょう。お花の水やりなんてやってもらうと留守だとばれにくいですね。
また、留守のはずなのに誰かが家の周りをうろついていれば不審に思って通報してくれるかもしれません。
ただ、それをお願いするには、普段からのご近所付き合いが大切です。また、留守をお願いしたなら、お土産を買ってくることをお忘れなく。必ず御礼に伺いましょう。
6.戸締まりをしっかりする
空き巣の手口で一番多いのは、実は「無施錠」なんです。つまり、カギが開いていたから、やすやすと入れたという家が最も多いんです。
特に、
- 3階以上の高層階
- 一戸建ての裏口
などはつい施錠を忘れてしまうようです。高層階だからと安心していると、施錠をしていない窓から侵入されることもあるそうですよ。
当たり前のことですが、戸締まりは徹底しましょう。
7.窓を割られないような対策
窓を破って侵入するというのも空き巣の手口として多いので、窓が割られない工夫が必要です。窓には防犯フィルムを張っておきましょう。
8.防犯グッズを利用する
ダミーでもいいので、防犯カメラを設置しておきましょう。
また、感知式のセンサーライトも必要ですね。誰かが近寄ってきたら明かりがつくので、空き巣も近寄りにくいです。
9.安易にSNSに投稿しない
空き巣はSNS上もうろついていることを忘れないでください。
普段家の周り、近所の自分がよく立ち寄る場所を投稿している人は自宅がばれやすいです。
その上で、旅行先での写真をアップしたり、自分の予定などを投稿していると、しばらく帰って来ないことが泥棒にばれてしまいます。
SNSはリアルタイムで投稿せずに、帰宅してから投稿するようにした方がいいでしょう。
万が一、空き巣に入られた時の被害を最小限に留める工夫
家の中が散らかった状態で出掛けてしまうと、万が一空き巣に入られてしまった時に何がなくなったのかわかりにくくなります。
出掛ける前はしっかり片付けをして、誰かが侵入したらすぐにわかる状態にしておきましょう。
また、出来るだけ貴重品はおかないことです。現金はなるべく銀行などに預け入れておいた方がいいでしょう。
留守だとばれないことが一番の防犯対策
ゴールデンウィークや連休は泥棒のかきいれ時だそうです。泥棒を撃退するためには、何よりも「留守だとばれないこと」、これが一番です。
帰ってきて部屋が荒らされていた、なんてことになったらがっかりですよね。出掛ける前には旅行の計画だけでなく、郵便物を止めるなどの防犯対策にもしっかり力を入れてください。