足は心臓から遠く、血行が悪くなりやすいところです。足が冷えて眠れないとお悩みの女性も多いのではないでしょうか。
そこで今回ご提案するのが、アロマを使ったフットケアです。普通にマッサージをしても良いのですが、アロマオイルを取り入れるとさらに効果がアップしますので、ぜひやってみてください!
目次
アロマでフットケアをする効果
アロマオイルには、リンパの流れを良くしてむくみを軽減したり、血行を良くして冷えを改善するサポートをするなどの作用を持つものがあります。
冷えやむくみがひどすぎると、疼痛(とうつう)といって、なんだかズキズキと痛みを感じることさえあります。そんな時に、アロマでフットケアをすると、体のめぐりが良くなり、全身の血流改善にも役立つのです。
アロマオイルの効果
アロマオイルは薬ではありませんが、植物から抽出した高濃度のエキス。オイルで薄めて肌に塗ることによって、体の中に入り込み、血流を良くするなどの効果が期待できるものです。中には、痛みを緩和する働きを持つものもあります。
それもそのはず、アロマオイルの原料となっているハーブは、もともと薬草として使われていたものが多く、現代でも薬の原料になっている成分もたくさんあります。
そのような成分を体の中に取り込むことにより、辛い症状を緩和します。ですから、ただマッサージをして筋肉をもみほぐすよりも、アロマオイルを使った方が効果的なのです。
香りによってリラックスもできますから、一石二鳥です。
おすすめのアロマオイル
冷えやむくみに良い、フットケアに使えるアロマオイルはこちら。
- レモングラス
- ジンジャー
- シダー
- ジュニパー
- パルマローザ
血管を広げて血行を良くしたり、リンパの流れを良くする働きのあるアロマオイルです。
- ラベンダー・アングスティフォリア
- ペパーミント
- ローズマリー・カンファー
などは、痛みを和らげたり、筋肉を柔らかくするのに役立ちます。
自分でやるアロマのフットケア
それでは、まず自分でアロマを使ったフットケアを楽しむ方法をご紹介しましょう。
マッサージオイルを作る
フットケアをするためのマッサージオイルを作りましょう。
アロマオイルは直に肌についてはいけませんので、必ず植物オイルで薄めてから使います。
使う量は、植物オイル小さじ1に対して、アロマオイルが1滴です。
数回分作る場合には、例えば植物オイルを10〜15ml(小さじ2〜3)にアロマオイルを2〜3滴使います。遮光瓶という、青や緑、もしくは茶色の光を通さない瓶に入れましょう。
例えば、オイルを15mlにすれば、アロマオイルを3滴使えますので、
- レモングラス2滴+ラベンダー1滴
- ジンジャー1滴+ローズマリー2滴
など、違う種類のアロマオイルを入れてみるのもおすすめです。ブレンドすることによって、相乗効果が生まれるからです。
違う種類のアロマオイルを使っても作用が喧嘩してしまうことはないので、例えばむくみに良いシダーを2滴、後は自分の好きな香りを1滴、というブレンド方法でもいいでしょう。
フットケアの方法
フットケアは特に難しいことはありません。オイルを少し手に取り、足に塗ります。
- 足の指先
- 足の裏
- 足の甲
この辺りをまず念入りにマッサージします。足の裏は、不調がある部分は押すとゴリゴリしていますので、揉みほぐすようなイメージでマッサージしましょう。
次に、足首周りからふくらはぎをしたから上に向かってマッサージしていきます。そんなに力を入れなくても大丈夫なので、「痛気持ちい」くらいの圧力で、やってみてください。
専門店でやってもらうのも気持ちいい!
疲れていて、自分でマッサージをするのは面倒!そんな時には、フットリフレクソロジーサロンなど、専門店でマッサージを受けてみるのはいかがでしょうか。
アロマサロンのいいところは、非日常感を味わえるところ。自分だけの空間でマッサージを受けられますし、頑張った自分へのご褒美として、たまにはサロンでマッサージしてもらうのもいいですよね。
自宅でテレビを見ながらリラックスしてマッサージをするのも気持ちがいいですが、時にはプロの技術も体験したいものです。