お部屋探しの一連の流れを把握しておくことで落ち着いて行動ができるようになります。
新しい生活に向かってのお部屋探しは楽しいものですが、はたして自分が希望する物件は存在するのでしょうか?
それも事前の情報収集によりわかってきますのでご安心ください。
大切なことは自分で調べて最終的な判断は自分ですることです。
目次
お部屋探しの流れ
まずはお部屋探しの基本的な流れをフローチャートで説明します。
心構えと準備 |
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お部屋探しが決まったら、今お住まいのお部屋が賃貸の場合、退去届を退去の1ヶ月前に出さなくてはならない契約の人は、必然的に約2ヶ月前から準備に取り掛かることになります。 多くは退去の1ヶ月前に退去届を提出する契約だと思いますが、今一度ご自分の今のお部屋の退去届提出日を契約書等で確認しましょう。 恐らく皆さんは、自分が退去届を出す時に初めてお部屋探しを意識すると思いますので、このころから準備に取りかかります。 実際にお部屋を探すのは1ヶ月前からで充分間に合います。 |
入居者の資格とは? |
賃貸のお部屋を借りようとする、いわゆる契約者は基本的に働いていて実収入が無ければなりません。 厳密に言うと、アルバイト・派遣等の正社員でない方は入居審査対象外です。 また、学生や未成年の場合は保護者が代わって契約者となるケースも少なくありません。 しかし、以上はあくまでも基本的なことですので、入居資格で心配な方は正直に相談することが良いお部屋探しの近道です。収入は、借りようとしているお部屋の家賃の3倍以上あることがひとつの審査基準です。 ご自分の収入から逆算すればおのずと実際に借りられる家賃の範囲がわかります。 |
連帯保証人の準備 |
お部屋を借りる時には、借りる人の年齢や収入に関係無く、ほぼ全てのケースで連帯保証人を立てる必要があります。保証人になっていただく人は、基本的には身内(親等)がベストです。 今では保証人無しのプラン等もありますので、いろんな事情で保証人を立てられない方は必ず事前に担当者に相談しましょう。 連帯保証人には、入居審査時に管理会社から確認の連絡が入りますので、必ず了解を取っておきましょう。 連絡が入った時に保証人が「そんなこと聞いてない」では審査に落っこちてしまいますので・・・。 |
希望条件の絞込み |
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借りたいお部屋の希望条件を絞り込みます。 家賃が安くて、駅に近くて、静かで・・・等々。 理想はたくさんあると思いますが・・・。 そこで「これだけは譲れない」 という条件をいくつか挙げていき、優先順位をつけましょう。 |
物件探し |
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希望条件が決まったらいよいよ不動産屋さんといっしょにお部屋探しです。 お部屋探しは不動産屋さん探しともいいます。 良い不動産屋さんに出会うことができればお部屋探しも成功したようなものです。 当サイトで良い不動産屋さんと満足のお部屋に出会ってくださいね |
内見(ないけん) |
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良い物件が見つかったらいよいよ実際にお部屋を見に行きましょう。
内見(実際にお部屋を見に行くこと)で確認するポイントは 内見時は管理会社の人や大家さんが立ち会うこともあるので、細かいところや疑問点はその場でまめに確認したほうがいいでしょう。 自分が気に入って、いいなあと思う物件は、同じ条件で探しているほかの人もきっと気に入る確率が高いです。 |
申し込み・契約 |
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お部屋が気に入ったら賃貸物件入居申込書を書いて、いよいよ申し込みです。 入居審査をパスすれば晴れて本契約になります。 |
お引越し |
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契約金を支払って、契約書・お部屋の鍵をもらったら、いよいよお引越しです。 引越し屋さんの手配や電話・水道・ガス等々準備は万全ですか? |
情報の洪水に流されない為に
自分の希望条件がまとまってしまえば、あとは実際にお部屋を探すだけです。
はたして自分の希望する物件が実際にあるのでしょうか?
それを裏付ける手段として自分でできる情報収集の手段はどういうものがあるのでしょうか。
家賃相場 | 希望地域の家賃相場を調べる事により自分の希望が妥当であるかどうかがわかる。 |
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沿線情報 | 自分の行動範囲を考えた場合、家から職場までの路線や乗り換え、所要時間を知る事により物件検索範囲を特定できる。 |
物件情報 | 雑誌やインターネットで実際に希望条件に合った物件を探してみる。 |
予備知識 | お部屋探しに必要なもの・調べておかなければいけないこと・揃えておく書類など、直前で慌てない為にちゃんと頭に入れておきましょう。 |
情報収集のポイント
情報収集の最大のポイントは、「自分で調べる」ことだと思います。
友人や知人に勧められたとか、「この地域は○○さんがだめだと言っていた」ということを根拠にお部屋探しをして、結果的に満足できなかったとしたらそのお友達は責任を取ってくれるでしょうか?
人は親切にいろいろ教えてくれて有り難いものですが、最終的に決定するのは自分ですので、面倒でも判断材料は自分で集めるべきです。
友人のお話やアドバイスは参考程度にしておくのが無難です。
そしてわからない事ができたらプロに相談するようにしましょう。