女性は冷え性で足がむくみやすい人が多いと思います。そこで、取り入れて欲しいのがアロマテラピーを使ったフットケアです。
普通にマッサージをしても十分効果はあるのですが、アロマを取り入れるとさらに効果がアップします。ふっとケアの方法やオススメのアロマもご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。
目次
まずはフットバスで温めよう
1日中座ったまま、もしくは立ったままでいると血行が悪くなってしまいます。血液の流れが悪くなると体も冷えますし、むくみやすくなります。
体を温めて欲しいですが、冷えやすい足から温めていくと全身の血行を良くすることができるので、フットバスを楽しんでみましょう。
足をお湯につけて温めることを「足浴(あしよく)」といいます。
冷めないように、42度くらいのお湯を入れます(お風呂よりやや熱めが良い)。
そこにアロマオイルを2〜3滴入れてよくかき混ぜます。
- 冷え性に:ローズマリー、ジンジャーなど
- むくみに:シダー、レモングラスなど
- リラックス:ラベンダー、ゼラニウムなど
などのアロマオイルを入れてみましょう。
1日中ブーツを履いていた日など、足の臭いが気になる!という時には、重曹を小さじ一杯程度入れてみてください。
足裏のケア
足の裏にはツボがたくさんあり、体の各部分に対応するようになっています。東洋式は足ツボを刺激し、西洋式は反射区をやさしくマッサージします。
リフレクソロジー、フットリフレなどと呼ばれます。
自分でもできるので、ぜひやってみてください。
小さじ1杯の植物オイルにアロマオイルを1〜2滴加えてマッサージオイルを作ります。それを足の裏に塗ってからマッサージするのがおすすめです。
植物オイルは、
- ホホバオイル
- アルガンオイル
- スイートアーモンドオイル
- オリーブオイル
などがいいでしょう。ただし、食用のオリーブオイルは香りが強くてマッサージには向いていません。アロマショップなどで売っている、マッサージ用のオイルを使ったほうがいいでしょう。
足の裏は体の各部位に対応しています。例えば、
- 親指:頭、顔
- 親指の内側:側頭部から首
- 土踏まずを中心とした真ん中のゾーン:胃から小腸
- かかと周り:大腸から子宮、腰部
ざっとこのような感じになりますが、どこがどの部位かはあまり気にしなくて大丈夫です。
オイルを塗って、手の親指や関節を使ってぐーっと押しながらマッサージをしていくと、痛みを感じたり、硬くなっていると感じるところが出てきます。
そこを重点的にマッサージするようにしてみてください。
ふくらはぎのケア
ふくらはぎは第二の心臓ともいわれるほど体の中で大事な場所です。心臓から遠い場所にあるのでどうしてもむくみやすく、夕方になるとパンパンになってしまう人もいるのではないでしょうか。
私たちの体には、血液とは別にリンパ液が流れていますが、リンパ液は血液と違って心臓のようにポンプの働きをしてくれるものがありません。
ですから、動かないでいると流れが悪くなり、老廃物もたまりやすくなってしまいます。これがむくみの原因なのです。
- マッサージオイルを作って、ふくらはぎに塗ります。
- 下から上に向かって、さするようにしてマッサージをします。
- 最後は膝の裏のリンパ節を軽く刺激して終了です。
お風呂上がりなど体が温まっている時に行うと効果的なので、足が疲れたなと思ったら是非やってみてください。