アロエが昔から「医者いらず」と呼ばれているのをご存知ですか?美容に関心の高い方は、保湿成分としてアロエベラエキスが使われていることをご存知かもしれませんね。
アロエは化粧品だけでなく、サプリメントやジュースなど、様々なところで使われていますが、肌にはもちろん、お腹にも良い効能が期待できる、万能の植物なのです。
生命力も高いアロエベラの効果効能についてまとめました。
目次
こんなにある、アロエベラの11の効能
アロエはものすごく種類の多い植物なのですが、一般的に使われているのは
- アロエベラ
- キダチアロエ
- ケープアロエ
の3種類です。
中でも、美容や健康といったらアロエベラが一番でしょう。
しかし、アロエベラはものすごく大きくなるので家で簡単には栽培できません。広いお庭がないとちょっと難しいかもしれないです。
キダチアロエは鉢植えでも栽培できます。火傷の治療などには重宝するのですが、ちょっと苦味が強いので、食用には向いていないかなと思います。
ただこれも好みですから、苦いのが平気な方は胃薬として食べるのはいいかもしれません。
1.便秘解消効果
アロエは下剤としても使われるくらい、お腹の調子を整える働きがあります。
- アロイン
- アロエエモジン
などの成分が大腸を刺激し、穏やかな緩下作用・成長作用によって便通を整えます。
2.胃腸の調子を整える
アロエは胃腸の働きを良くする働きがあります。アロインという苦味成分がいい仕事をしてくれるんですね。
アロエベラもいいですが、胃の調子が悪い時はキダチアロエの方がいいかもしれません。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍によいとされるアロエウルシンという成分も入っているので、胃腸の症状全般に良い働きをしてくれます。
ただし、キダチアロエは胃酸の分泌を促すので、胃酸過多で胃が痛い時にはアロエベラの方がおすすめです。
3.コレステロールの上昇を防ぐ
アロエベラに含まれるサポニンはコレステロールの上昇を抑える働きがあるので、脂っこいものが好きな人はデザートにアロエを食べるといいかもしれません。
ちなみに、キダチアロエにはサポニンは含まれていません。
4.血糖値の上昇を防ぐ
今若い女性にも増えている「隠れ糖尿病」。健康診断で何でもなかったからといって、安心は出来ませんよ。
食後の血糖値が異常に上がり、健康診断などの空腹時には平常値に戻ってしまうために気づきにくいのが隠れ糖尿病です。
そんな、自覚しにくい病気を予防するのにもアロエは役に立ちます。アロエベラに含まれるアルボランという成分が、血糖値を下げるのに役立つんです。
インスリンの分泌を促し、血糖値を上げにくくしてくれるので、食事と一緒にアロエを摂取すると血糖値の上昇を押さえることが出来あm酢。
5.二日酔いの緩和
アロエチンという成分が肝臓の働きをサポートして、代謝をアップ。解毒作用を高めてアルコールの排出を促します。
二日酔いが辛かったらアロエベラを食べて早めに解毒しましょう。
6.保湿効果
アロエベラのエキスには保湿効果があるので、化粧品などに良く利用されています。特に、日焼けの後に乾燥してしまった肌におすすめです。
7.新陳代謝の促進
肌の新陳代謝を促し、肌のハリを保ち、シミやそばかすを予防します。
年齢を重ねるとシミが増えてくるのは、肌の新陳代謝が乱れてきて、出来てしまったメラニン色素を排出できなくなって、色素が沈着するからです。
少しでも早くメラニンを排出できれば、シミとして残らないんですよ。
8.美白効果
アロエに含まれる、
アロエジン
アロエシン
などの成分が、メラニンの生成を抑えたり、メラニン色素が沈着するのを防いでくれます。
9.抗酸化作用でアンチエイジング
アロエには抗酸化作用のあるビタミンACEが含まれているので、細胞が酸化するのを防ぎ、シミだけでなく、しわやたるみなど気になる年齢肌の悩みを解消するのに役立ちます。
10.抗炎症作用
炎症を抑える働きで、日焼け後の火照りを鎮めます。アロエは火傷に良いといわれますが、日焼けは火傷と同じ。
アロエを使えば、少しでも早く、肌を回復させることが出来ます。
11.殺菌作用
アロエには殺菌作用もあり、ニキビのケアにも使えます。
抗炎症作用とダブルの働きで、炎症の起きたニキビを鎮め、また、新陳代謝を促進するのでニキビ跡を目立たなくする働きも期待できます。
アロエベラってすごい!
アロエは中国では漢方として使われてきましたし、古代エジプトでも使われいたほど歴史の古い薬用植物です。
かのクレオパトラも使ってたというくらいですから、美容にはかなり役立ちそうですね。