瀬田二丁目公園

瀬田二丁目公園は、区立瀬田中学校の裏手にあります。名木百選に選定されたケヤキがある瀬田二丁目けやき公園と瀬田東広場に隣接した緑豊かなのどかな公園で子どもたちが走り回るには十分な広さも。今回は、瀬田二丁目公園について紹介します。

大きな木が公園のシンボル

区立瀬田中学校の裏に位置する瀬田二丁目公園。周辺の道路より高い位置にあり、日当たり、風通しがよい印象の公園です。園内には、ところどころに大きな木があり、陰をつくり出しているので、日差しを避けたいときには木陰で休むこともできます。また、遊具も充実。すべり台、ぶらんこ、スプリング遊具、砂場のほか、カラフルなジャングルジムもあります。飛んだり跳ねたり、登ったり下りたり、子どもたちの健康づくりにも役立つはず。

遊具のほかに、トイレ、時計、自動販売機、ベンチなども備えられています。区立瀬田中学校の横には、区立瀬田小学校もあるので、下校時刻になると公園は子どもたちで賑わっています。近くの幼稚園や保育園から遊びに来ていることもあります。人の行き来の多く、見通しのよい公園なので、子どもたちを安心して遊ばせることができます。

徒歩1分のところには瀬田二丁目けやき公園！

瀬田二丁目公園から徒歩約1分のところには、瀬田二丁目けやき公園があります。瀬田二丁目けやき公園は、2016年に開園しました。敷地の真ん中あたりに、1986年に名木百選に選定された世田谷区内有数といわれる大木、ケヤキがそびえ立っています。その大木が、初夏や夏の日差しの強いときでも心地よい木陰をつくり、ひと休みする場所にぴったり。ケヤキのほかにも花などを観賞できる低木も植えられています。公園とともに立ち寄って自然を愛でてみては？　気持ちが落ち着くかもしれません。

瀬田二丁目公園付近のおすすめスポットを紹介

二子玉川や等々力にも近い瀬田二丁目公園。周辺には、玉川高島屋や行善寺などショッピング、散策スポットもあります。公園へ遊びに行ったついでに、足をのばしてみてはいかがでしょうか。ウォーキングも楽しめそうです。

行善寺

用賀から行善寺までの道は大山道といわれていた旧道です。この大山道は、行善寺坂ルート（南大山道）と慈眼寺坂ルート（北大山道）に分かれていたそう。分かれ目は、延命地蔵がある場所です。

行善寺坂ルートである南大山道は、瀬田の交差点と交差し、交差点付近の交番から脇道にそれ崖線の下り坂が始まる手前に行善寺が建っています。

開山は法蓮社印誉上人伝公和尚ですが、寺の名前は、その子どもである、重高が父親の死後に「行善寺」にしたという説があります。

また、行善寺がある場所は、中世の時代に瀬田城の城郭の一部だったと考えられています。さらに境内から環濠の跡と多くの土器が見つかっていることから、昔、弥生時代には環濠集落があった事でも知られています。

みどころは、保存樹に指定されている山門の横の三つ叉の立派なヒノキ。世田谷銘木百選の番外編として、珍しい形状の三叉ヒノキとして選定されています。また、境内には猫塚や、如意輪観音様が祀られている観音堂もあります。のんびりと散歩しながら、世田谷の歴史に触れてみては？（用賀駅から徒歩約16分）

五島美術館

五島美術館は、上野毛の閑静な住宅街の中にある私立の美術館です。こちらの美術館では、国宝である「源氏物語絵巻」をはじめ、さまざまな名品を所蔵しています。これら、五島美術館の所蔵品は、五島美術館の創立者、五島慶太によるコレクションで、日本のほか、東洋の明治期以前の古美術品をもとに構成されています。

コレクションだけでなく、庭園も人気があります。庭園は、武蔵野台地が多摩川に浸食されてできたといわれる傾斜地を利用しています。和風庭園ですが、造りこまれた日本庭園というよりは、自然風を活かした庭で、山の中にいるような、自然を感じられます。庭園だけの入場もできるので、散策にもおすすめです。（用賀駅から徒歩約24分）

まとめ

瀬田二丁目公園は、遊具もあり、周辺に住む子どもたちで日中は賑わっています。公園には、樹木も植栽され、少し高台にあるため、日当たりや風通しがよいのも魅力。環八通りや、246も近いので、多方面へのアクセスも便利です。瀬田は歴史も古い街。公園とともに、周辺のスポットもぜひ楽しんでみてください。

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