都会のオアシス、用賀の主要スポット
用賀は東急田園都市線が通り、近くには環状八号線もある交通の便の良いところですが、東京とは思えないほど緑がたくさんある地域でもあります。
駅から近いスポットをいくつかご紹介しましょう。
目次
砧公園・世田谷美術館
まさか東京にこんな広い場所があるとは、と思うくらい広い公園です。休日には家族連れで賑わっています。
用賀駅からは徒歩20分と少し距離がありますが、バスも出ています。
様々な施設がある
園内で一番広いのは、芝生のファミリーパークです。敷地のおよそ半分を占めているところです。他にも、
- わくわく広場(幼児の遊ぶ場所)
- アスレチック広場
- サイクリングコース
- ランニングコース
- バードサンクチュアリ
- スケートボード練習場
- 軟式野球場
- サッカー場
などがあります。
子供の年齢に応じて遊ぶ場所がいろいろあるので、家族みんなで楽しめる公園になっています。
とにかく広い。1日いても飽きないでしょう。
売店もありますし、世田谷美術館の中にレストランもありますが、家族づれですとお弁当を持ってきて食べていることが多いです。青空の下で家族で食べるお弁当はまた格別ですね。
世田谷美術館
年間を通して様々な企画展が開催されています。こじんまりとしていますがとてもきれいな美術館です。
国内の近現代の作品を中心に海外の作品も含めてなんと16000点ものコレクションがあるというのが驚きですね。
海外ではアンリ・ルソー、国内では横尾忠則や北大路魯山人のコレクションなどを見ることができます。
常設展は大人でも入場料は200円、小・中学生は土日、祝日、夏休み期間は無料になります。
施設内にはミュージアムショップ、カフェ、レストランなどがありますが、このエリアは入場料無しで入ることができます。
豊かな緑の中にあるということと、建物自体が美しいので、周りを散策するだけでも楽しい場所です。
用賀プロムナード
スポットとはちょっと違いますが、用賀プロムナード(いらかみち)は凝った作りの道なのです。用賀駅と世田谷美術館を結んでいる道で、徒歩だと少し遠く感じる美術館も、この道ならば楽しく歩けるのではないでしょうか。
淡路の瓦で舗装されており、途中には百人一首が刻まれているなど、なかなか風流な場所。
百人一首はご存知の通り、100の歌が詠まれている歌集ですが、用賀プロムナードには一番の天智天皇の歌「秋の田のかりほの庵のとまをあらみ我が衣手は露にぬれつつ」に始まり、百番の順徳院の歌「ももしきやふるき軒ばのしのぶにもなほあまりあるむかしなりけり」まで順番に刻まれているのです。
用賀駅から砧公園までの1kmほど、およそ15分の道のりに百首の歌が詠まれているなんて、素敵な仕掛けがされていますね。
途中にはせせらぎもあり、周辺に住む人の憩いの場となっています。
馬事公苑(ばじこうえん)
都会の真ん中で本物のサラブレッドを見ることができる貴重な場所です。週末にはイベントも行われるので、家族連れで賑わっています。
ただ残念なのが現在工事中なのです。2020年のオリンピック・パラリンピックで馬術競技が開催される予定になっていますが、一般の人が入ることができるのは、2022年秋頃だそうです。
用賀神社
用賀神社は用賀駅から徒歩で5〜6分のところにあります。こじんまりとした神社ではありますが、地元の人に愛されている神社です。
御祭神は天照大神をはじめとして八幡大神、倉稲魂命、市杵島姫命、大山祇命、そして学問の神様として有名な菅原道真公もお祀りしています。
平成23年頃からできたという、赤松のこぶが最近人気を集めているようです。
このこぶはできてから成長を続けているそうで、このこぶに触ってお祈りすると願い事が叶うと言われています。
瑜伽山真福寺
真言宗のお寺、真福寺は朱塗りの門が目を引くお寺です。日本のヨガ発祥の地といわれていますが、鎌倉時代にここに瑜伽(ユガ)の道場があったことから、戦後になってからですが山号が瑜伽山と改められたようです。
用賀の地名の由来となった場所で、現在は玉川八十八ケ所霊場第三十九番札所となっています。
用賀駅からは徒歩5分です。
藤の湯
都会の真ん中で檜風呂が楽しめる銭湯です。ロビーだけでなく脱衣所にも木の彫刻や版画など、ご主人の作品が並びます。木のぬくもりが感じられる優しい銭湯です。
砧公園が近いからでしょうか、ランナーのために荷物の一時預かりにも応じてくれます。気持ちよくランニングをした後に入るお風呂はまた格別でしょう。
紹介したスポットを地図で確認
<画像引用元>
[最終更新日]2020/11/17 |