上用賀公園

出典：世田谷区立上用賀公園　

2016年4月に開放された公園。ほどよい広さで、日当たりのよい明るい空間です。近くには馬事公苑や砧公園もありますが、地元ならではの心地よさが息づくのが世田谷区立上用賀公園の魅力。どんなところが心地よいのか…。上用賀公園の魅力を紹介します。

近くには、東京農業大学や馬事公苑

渋谷に近く、治安が良い街として知られる用賀。そこからバスで移動できる上用賀には、世田谷美術館や馬事公苑、東京農業大学などがあります。アカデミックな雰囲気は、子育て世代をはじめ、多世代に人気です。用賀駅から二子玉川駅までは1駅。ショッピングにも便利です。
そんな利便性の高い用賀の一角にあるのが世田谷区立上用賀公園。都心の住宅街でもある上用賀は大小の公園が点在し、緑豊かなエリアです。

子どもが楽しめる木製遊具が充実

園内には、芝生が敷かれた広場があり、そこには木のぬくもりが感じられる木製のアスレチック遊具もレイアウトされています。

・くい渡り
感覚が狭く、小さい子どもでも遊びやすく、丸太が面取りされているので安心。
・ネットクライム
片面がネット、もう片面は丸太がくまれていて、よじ登ったり、ぶら下がったり全身で楽しめそう。高さは大人の背丈ほど。
・バランス遊具
ロープに丸太がぶら下がっている簡単なぶらんこのような遊具。丸太は地面からも近く、子どもも安心して遊べそう。
・すべり台
2台のすべり台が設けられたコンビネーション遊具。登ったり、滑ったり、子どもなら飽きずに遊べそう。

このほか、多世代が利用できる健康器具が3基あります。子育て世代ではない人は、散歩がてら健康増進を目指してこの公園でエクササイズにチャレンジするのもよいのでは！

約30本の桜の木が植えられたお花見スポット

出典：世田谷区立上用賀公園

公園の周囲には、約30本の桜が植栽されています。季節になると一斉に桜色の景色を楽しめるのも嬉しい。子どもを遊ばせながら、お花見もできるというのはちょっとした贅沢です。すぐ近くの砧公園は桜の名所でもありますが、有名な分人も多いです。上用賀公園は、地元ならではの穴場といえそうです。

また、園内は、食事の持ち込みが可能なので、家族やママ友と公園ランチもあり。またベビーカーの持ち込みも可能です。水飲み、トイレ、災害用マンホールトイレのほか、断水時・災害時に使える井戸などの施設も設けられています。

園内に整備されているレインガーデンって？

この公園には、豪雨対策として、雨水貯留槽や雨水貯留の機能を高めるレインガーデンと呼ばれる窪地が整備されています。レインガーデンとは、雨水を貯める大きな窪地。降った雨が地面に染み込んでいくようにできている植栽地です。とくに夏に昨今頻発するゲリラ豪雨による都市型水害対策排水機能を果たす役割を期待して設けられました。石が敷かれた空間にたまった雨水がゆっくり地面にしみ込んでいくようすを見ることができます。

用賀の公園というと、砧公園を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。もちろん、砧公園は広く、四季を通して散策におすすめのスポットです。でも、子連れで気軽に散策したいなら、上用賀公園のコンパクトな空間は活用しやすいはず。お買い物の帰りにちょっと寄って一休みするのもいいのでは。

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