桜新町は東急田園都市線の駅です。用賀駅と駒沢大学駅の間にあり、渋谷からは4駅という便利さです。
それでいて、とても静かな住宅街なので、とても暮らしやすい街として人気があります。
今回は、そんな桜新町の有名なスポットをご紹介します。桜新町を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
目次
サザエさんファミリー像とサザエさん通り
桜新町といえば、やっぱりサザエさんですね。原作者の長谷川町子さんがこの町に住んでいたことから、サザエさんの街として親しまれるようになりました。
桜新町駅の北口、南口、西口で、それぞれサザエさん一家と出会うことができます。
まずは西口のサザエさん一家。銅像の横には、「サザエさん通り」へと導く印もつけられています。
南口ではサザエさんとタラちゃん、北口ではワカメとカツオが迎えてくれますよ。
西口から伸びているのは「サザエさん通り」。美術館への通り道ともなっていますが、この通りにはサザエさん一家がいっぱい!
お店の看板、ポール、電柱、配電盤などあちこちにサザエさんたちのパネルが貼られているんです。どこにいるかなと探しながら美術館まで歩くのも楽しいですよ。
長谷川町子美術館
長谷川町子美術館は、サザエさんに関する展示だけだと思っている方もいるのですが、そうではないんです。
もともとは、作者の長谷川町子団が姉の毬子さんと一緒に蒐集した美術品を社会に広く還元したいという思いから、昭和60年11月3日に「長谷川美術館」として開館されました。
平成4年に町子さんが亡くなられてから、「長谷川町子美術館」と改名されました。
もちろん、「サザエさん」や「いじわるばあさん」の原画や磯野家の精巧な模型なども展示しており、漫画やアニメのファンの方にも見所はたっぷり用意されています。
大人から子供まで、幅広い年代の方に楽しんでもらえる美術館です。
- 住所:世田谷区桜新町1-30-6
- 桜新町駅から徒歩7分
サザエさん公園
長谷川町子美術館のすぐ隣にある、小さな公園です。正式名称は、「桜新町一丁目緑地」というのですが、通称は「サザエさん公園」。
サザエさん、波平、カツオ、ワカメ、たらちゃんの磯野家の銅像が建っているので、写真を撮るスポットとしても人気です。
遊具などはないので、小さい子供が楽しめる場所ではないかもしれませんが、遊歩道にもサザエさんたちの絵が描かれていたり、小さいながらもサザエさん一家の温かさを感じられるような公園です。
- 住所:世田谷区桜新町1丁目31-9
- 桜新町駅から徒歩8分
桜神宮
桜の季節にぜひ訪れて欲しい神社が、桜神宮です。都会の真ん中にあるとは思えない閑静で、それほど広くはない神社ですが、とても気持ちが落ち着く場所です。
境内にはソメイヨシノだけでなく様々な品種の桜が植えられているため、2月上旬から4月下旬くらいまで長く楽しめます。
2月には早咲きの河津桜が咲き始めます。3月〜4月はソメイヨシノ、枝垂桜などが楽しめます。
神社が好きな方にはぜひおすすめしたいパワースポットです。
- 住所:世田谷区新町3-21-3
- 桜新町駅から徒歩2分
稲荷神社
稲荷神社は「久富稲荷神社」「新町稲荷神社」という通称でも親しまれています。小さな神社ですが、なんと250メートルもの参道があり、鳥居からたっぷり2〜3分歩いてようやく御社殿に到着します。
御鎮座は400年余りといわれており、この地の五穀豊穣を祈願して建立されたといわれています。
毎年10月の初めに行われる例大祭では、神輿や山車が出て、露店も軒を連ねて大いに盛り上がります。
- 住所:世田谷区新町2-17-1
- 桜新町駅より徒歩5分
[最終更新日]2020/01/21 |