
普段は、自覚症状がないのに、
整体に行ったら、いつも「肩がはってますね」とか「だいぶ腰がはってましたね」とか言わる・・・
なんて経験ありませんか?
押されて初めて、自分がこっていたことに気づく方も多いですよね。
早め早めに整体に行って、カラダのメンテナンスをしてもらうことも大切ですが、
内臓調整療法師として、普段から自分の体をさする習慣をお勧めします。
本当はすごい体をさする習慣
毎日、自分の体をさすっていますか?
実は、毎日自分の体をまんべんなくさすり続けると様々な変化に気がつきやすくなります。
自分の体をまんべんなくさすると
「あれ?今日は何となくここのすべりが悪い」
「何だか、ここをさすられると痛い」「違和感がある」
など体の感覚が研ぎ澄まされやすくなってくるのです。
お腹をまんべんなく、両手の指をそろえて、右回りに押してみてください。
硬くなっているところは、ありませんか?
いざさすってみたり、押してみると、意外な発見も多いですよ!!
もしかしたら、あなたが気づかないだけで、
体は硬くなったり、冷えたりしながら
「お~い、ここだよ。ここが不調だよ。ここが滞っているよ」
とずっと主張していたかもしれませんよ。
ただし、焦って、あまり、ぐいぐい押しすぎたりして、
筋肉や内臓を傷めないように注意してくださいね。
変化の情報は、手からとさすられた体から
情報は・・・
さする手のひらの感覚
からと
さすられた肌の感覚
両方から感じてください。
痛いところや違和感があるところ、また冷えているところなど探す感覚で、体じゅうをまんべんなく、さすりましょう。
また、目を閉じながらさすると、目を開けた時と違って感じやすくなるかもしれません。
手当という言葉があるように、人の手には癒すだけでなく、治そうとする力が誰にでもあるのです。
母親がさすりながら、「痛いの、痛いの飛んでけ~」というのは、単なる気休めじゃないのです。
さすりながら修復していく力
冷えているなと感じたところは、積極的にさすりましょう。
特に男性は、足やお腹など冷えているという自覚がない方も多くいらっしゃいます。
足やお腹もまんべんなく、さわりましょう。
意外と自分は冷えていたんだとびっくりされる方も・・・
「自分は冷え性とは無縁だと思っていた」
「むくみは、女性がなるものだと思っていた」
という方も、全身さすりながら、自分の体に向き合ってくださいね。
毎日さすり続けていると、
だんだん体の感覚が研ぎ澄まされ、自然と不調なところに手が伸びるようになってきます。
体がどこをさすって欲しいのか、本能的に分かってくるんですね。
人間の体ってすごいと思いませんか?
違和感が強いようでしたら、早めに医師や専門家の方にしてくださいね。
お腹のさすり方
お腹周りは、右手を下に、左手を右手の上に重ねて、おへそのまわりを右回りに
数回さすると免疫力アップになると言われているんですよ。
決して、左回りにさすらないでくださいね。
左回りにしないということ以外は、手の感覚に身をゆだねて、自由にさすってみてくださいね。
大切な自分のお腹!!
赤ちゃんがいてもいなくても、大切な内臓さんを労わって!!
さするだけじゃなく・・・
全身、ポンポンとタップ!!優しく叩くというのもおススメです。
命は、叩くという漢字が含まれますよね。
優しく叩かれることで、細胞も活性化されるのだと昔の人は知っていたんですね。
叩かれて成長するのは、体だけでなく、人生も一緒かな?(笑)
救急の時も、「大丈夫ですか?!」と叩きながら、意識を確認します。
「頑張ってね」と言われながら、背中をポンポン叩かれるのは、気持ちがいいですよね。
優しく叩くって、自分体との対話でもあり、他人との大切なコミュニケーションだと思いませんか?
全身頭の上から足先まで自分の体に向かって「大丈夫ですか?」って優しく叩きながら、変化に早く気がつき、大事に至る前に、早め、早めに対処したいものですね。
最後に・・・
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
是非、全身をくまなくさする習慣を通して、ご自身の体をもっと労わってくださいね。
自分のてのひらの感覚や力を信じて、
変化に気づくためにさするだけでなく、
自分の体への感謝の気持ちと免疫力があがるきっかけとなってくれたら嬉しいです。
そして、今回の投稿を機に、ご自身の体を労わりながら、
大切な方と触れあえるきっかけになれたら、もっと嬉しいです。
お互いに、体の変化に気づきあえる世の中になったらいいな。
今日から早速、自分の体を全身さすりながら、今日という日が喜びに包まれますように。
追伸
もっとマニアックなさすり方は・・・
「全身さすりながら、自分の体に向かって「ありがとう」って言うといいよ」と
偶然3人のお客様に教わりました。
上から順番にさすりながら・・・
「頭さんありがとう」「目さんありがとう」「鼻さんありがとう」
・・・って具合に・・・
みなさん朝起きた時と寝る前に布団の中で、毎日40年から60年以上も習慣とされてきたそうです。
その方たち曰く、「記憶にある限り、病気らしい病気したことない」だそうです。
親から「毎日さすりながら自分の体にも感謝するのよ」っと教わった方、
物心ついた頃から自然にさすり始め、いつの間にか習慣になった方
人それぞれですが・・・
3人のお客様に共通しておっしゃっていたのは、皆さん「生かされている」という認識でした。
自分の体も与えられた命だから、いつも感謝して大切に扱うのよ
と口をそろえたかのように同じことをおっしゃいます。
そして、3人ともいつも笑顔で、本当に元気!!
出逢いに感謝しながら、自分の体にも感謝
「生かされている」という感覚をもっと大切にしていきたいです。
[最終更新日]2023/03/06 |
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